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今月の特集2 インフルエンザを再考する
新型インフルエンザ等の感染対策
著者: 倭正也12
所属機関: 1地方独立行政法人りんくう総合医療センター総合内科・感染症内科 2地方独立行政法人りんくう総合医療センター感染症センター
ページ範囲:P.1224 - P.1229
文献購入ページに移動●新型インフルエンザ等の主な感染経路には,季節性インフルエンザと同様に“飛沫感染”と“接触感染”があります.予防の基本は咳エチケットと正しい手洗いです.
●新型インフルエンザ等の診療体制は,海外発生期〜国内発生早期での指定された医療機関での帰国者・接触者外来から,国内感染期においては一般の医療機関での診察と変わっていきます.
●医療従事者は個人防護具として,サージカルマスク,フェイスシールドあるいはゴーグル,手袋,ガウンを正しく着用する必要があります.
●発生当初は病原性や感染経路に関する情報が限定されていることが想定されるため,空気感染対策(N95マスク)を加えた対応を行うことが望まれます.
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