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文献詳細

雑誌文献

臨床検査65巻3号

2021年03月発行

文献概要

今月の特集 臨地実習生を迎えるための手引き

病理学検査領域の臨地実習—群馬大学医学部附属病院の場合

著者: 小野里香織1 栗原康哲1 伊古田勇人1 福田利夫2

所属機関: 1群馬大学医学部附属病院病理部・病理診断科 2群馬大学

ページ範囲:P.235 - P.241

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Point

●学生に対して,病院ならではの体験〔切り出し,術中迅速組織診,迅速細胞診(ROSE),病理解剖など〕をより多く経験させ,臨床現場の空気を感じてもらう.

●可能な限り実習では実技を重視することで,学生は失敗も含め実際に自分で体験ができる.このことで必要な知識が身に付き,体系的に学ぶことができる.

●臨地実習は,現場の技師が充実して働くことで病理検査の魅力が伝わるので,学生の苦手意識が払拭される絶好の機会である.

●実務と指導スキルの二本立ての研鑽ができるゆとりある人員配置と,指導側と学生双方が臨地実習しやすい環境づくりが望まれる.

参考文献

1)三村邦裕:臨床検査技師教育における臨地実習.臨検 59:888-893,2015
2)三村邦裕:我が国の臨床検査技師教育.日臨検自動化会誌 39:305-312,2014
1)日本臨床衛生検査技師会:臨床検査技師教育 臨地実習ガイドライン2013,2013(http://www.jamt.or.jp/data/asset/docs/臨地実習ガイドライン%202013.pdf)(最終アクセス:2020年11月13日)
2)サクラファインテックジャパン株式会社:標本道場(https://www.sakura-finetek.com/ja/education/doujyou)(最終アクセス:2020年11月13日)
3)日本病理学会:コア画像(http://pathology.or.jp/corepictures2010/)(最終アクセス:2020年11月13日)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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