文献詳細
文献概要
今月の特集 臨地実習生を迎えるための手引き
輸血・細胞治療領域の臨地実習—九州大学病院の場合
著者: 榎本麻里1
所属機関: 1九州大学病院検査部
ページ範囲:P.260 - P.265
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●臨床検査技師に不可欠な“検査結果に対して適切な追加検査や原因を追及する能力:課題解決力”を養うことを目指して臨地実習に取り組んでいる.
●一方通行になりがちな講義形式ではなく,質問を重ねて学生自身が考察・発言することを重視した双方向型実習をデザインしている.
●臨地実習の効果判定に用いた実力確認テスト(過去の国家試験問題)では,正答率平均が実習前の73%から実習後は88%に上昇した.
●臨床検査技師に不可欠な“検査結果に対して適切な追加検査や原因を追及する能力:課題解決力”を養うことを目指して臨地実習に取り組んでいる.
●一方通行になりがちな講義形式ではなく,質問を重ねて学生自身が考察・発言することを重視した双方向型実習をデザインしている.
●臨地実習の効果判定に用いた実力確認テスト(過去の国家試験問題)では,正答率平均が実習前の73%から実習後は88%に上昇した.
参考文献
1)日本臨床衛生検査技師会(監):JAMT技術教本シリーズ 輸血・移植検査技術教本,丸善出版,2016
2)認定輸血検査技師制度協議会カリキュラム委員会(編):スタンダード輸血検査テキスト 第3版,医歯薬出版,2017
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