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増刊号 よくある質問にパッと答えられる—見開き! 検査相談室 臨床化学
入院した患者さんの残余血で脂質検査を追加する場合の注意点はありますか?
著者: 山下計太1
所属機関: 1浜松医科大学医学部附属病院検査部
ページ範囲:P.352 - P.353
文献購入ページに移動脂質検査の臨床的意義
代表的な脂質検査である中性脂肪(TG),HDLコレステロール(HDL-C),LDLコレステロール(LDL-C)は脂質異常症のスクリーニング検査として冠動脈疾患など動脈硬化性疾患の発症リスクや治療予後の因子の評価として用いられる1).
代表的な脂質検査である中性脂肪(TG),HDLコレステロール(HDL-C),LDLコレステロール(LDL-C)は脂質異常症のスクリーニング検査として冠動脈疾患など動脈硬化性疾患の発症リスクや治療予後の因子の評価として用いられる1).
参考文献
1)日本動脈硬化学会:動脈硬化性疾患予防のための脂質異常症診療ガイド 2018年版,伸企画,2018
2)日本臨床検査医学会ガイドライン作成委員会(編):臨床検査のガイドラインJSLM2018—検査値アプローチ/症侯/疾患,日本臨床検査医学会,pp5-30,2018
3)山下計太,前川真人:臨床化学検査の焦点 中性脂肪測定 遊離グリセロール消去法と非消去法について 国際標準化への対応は?.臨病理 68:334-339,2020
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