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増刊号 よくある質問にパッと答えられる—見開き! 検査相談室 免疫・輸血
最近のイムノクロマト法の精度はどうですか?
著者: 稲野浩一1
所属機関: 1デンカ株式会社 デンカイノベーションセンター ライフイノベーション研究所 ダイアグノスティクス研究部
ページ範囲:P.390 - P.391
文献購入ページに移動イムノクロマト法の精度を支配する要因
イムノクロマト法試薬が医療機関で一般的に使われるようになったのは2000年ごろからなので,約20年が経過したことになる.インフルエンザウイルス感染の抗原検査を中心に,より簡便に,より早く,より精度が高い,試薬が各メーカーから開発されてきている.イムノクロマト法の精度を支配する要因はいくつかあるが,主なものとして①キット自体の精度,②事前確率,③検体採取時期と量が挙げられる.全ての要素がキットの感度と特異度に影響する.
イムノクロマト法試薬が医療機関で一般的に使われるようになったのは2000年ごろからなので,約20年が経過したことになる.インフルエンザウイルス感染の抗原検査を中心に,より簡便に,より早く,より精度が高い,試薬が各メーカーから開発されてきている.イムノクロマト法の精度を支配する要因はいくつかあるが,主なものとして①キット自体の精度,②事前確率,③検体採取時期と量が挙げられる.全ての要素がキットの感度と特異度に影響する.
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