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文献詳細

雑誌文献

臨床検査65巻4号

2021年04月発行

文献概要

増刊号 よくある質問にパッと答えられる—見開き! 検査相談室 病理

骨や石灰化を含む検体,乳腺検体の検査結果が,他の検体より遅れて返却されてくるのは,なぜですか?

著者: 山田寛1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部腫瘍センターゲノム医療ユニット

ページ範囲:P.448 - P.449

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病理標本作製(図1)

 病理標本の作製は工程が多く,通常でも病理診断が臨床医へ返却されるまで時間がかかるが,乳腺などの脂肪組織,骨や石灰化組織などの硬い組織はさらに時間を必要とする.これは,乳腺などの脂肪組織では脱脂操作,骨など硬組織では脱灰操作が必要だからである.

参考文献

●病理技術研究会(編):基礎病理技術学,病理技術研究会,2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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