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今月の特集 典型例の臨床検査を学ぶ
急性白血病
著者: 西川真子1
所属機関: 1東京大学医学部附属病院検査部
ページ範囲:P.642 - P.645
文献購入ページに移動初診(診察)時症状・所見
患者は40歳代,男性.既往歴・家族歴に特記すべきことなし.2週間前から咽頭痛,37℃台の発熱,四肢体幹の紫斑を認めたため近医を受診した.血液検査で白血球減少および血小板減少を指摘され,東京大学医学部附属病院(以下,当院)を紹介され受診した.
診察時は意識清明で,発熱や呼吸困難は認めなかった.右上腕,左膝に紫斑,眼瞼結膜に貧血を認めた.表在リンパ節,肝臓,脾臓は触知しなかった.明らかな神経所見は認めなかった.
患者は40歳代,男性.既往歴・家族歴に特記すべきことなし.2週間前から咽頭痛,37℃台の発熱,四肢体幹の紫斑を認めたため近医を受診した.血液検査で白血球減少および血小板減少を指摘され,東京大学医学部附属病院(以下,当院)を紹介され受診した.
診察時は意識清明で,発熱や呼吸困難は認めなかった.右上腕,左膝に紫斑,眼瞼結膜に貧血を認めた.表在リンパ節,肝臓,脾臓は触知しなかった.明らかな神経所見は認めなかった.
参考文献
1)日本血栓止血学会DIC診断基準作成委員会:日本血栓止血学会DIC診断基準2017年版.日血栓止血会誌 28:369-391,2017
2)Arder DA, et al:Acute myeloid leukaemia and related precursor neoplasms. In: WHO Classification of Tumours of Haematopoietic and Lymphoid Tissues, 4th ed (Swerdlow SH, Campo E, Harris NL, et al, eds), IARC, Lyon, pp129-171, 2017
3)National Comprehensive Cancer Network (NCCN):Acute Myeloid Leukemia, Version 3.2020. NCCN Clinical Practice Guidelines in Oncology, 2019
4)日本血液学会,日本リンパ網内系学会(編):造血器腫瘍取扱い規約,金原出版,2010
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