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雑誌文献

臨床検査66巻1号

2022年01月発行

雑誌目次

今月の特集 食中毒の現状と微生物検査

フリーアクセス

関谷 紀貴

pp.5

 微生物が関与する食中毒は年間を通して発生しているcommon diseaseですが,季節,喫食歴,渡航歴,発症までの時間などによって鑑別診断の絞り込みが可能です.一方で,わが国における食中毒の現状は経時的に変化しており,患者背景に応じた基本鑑別と検査手法,新たな知見を見直しておくことは重要です.

 本特集は,微生物検査技師が知っておくべき食中毒の基礎と近年の特徴について整理し,各医療機関における対応改善に役立てることを目的として企画しました.

 冒頭の総論部分は,食中毒の分類と疫学,臨床における鑑別診断のポイントについて,全体を俯瞰できる内容になっています.各論では,ウイルス,細菌,寄生虫による代表的な食中毒について,第一線で従事されてきた先生方に現状と課題,同定のポイント,食中毒事例の特徴などについて幅広く解説をいただきました.本特集を,あらためて食中毒の現状と検査を見直す機会としていただけるよう願っています.

食中毒の分類と疫学

八幡 裕一郎

pp.6-11

Point

●食中毒は食品へ200以上の病原体(細菌,ウイルス,寄生虫)あるいは化学物質が汚染することによって発生する.さまざまな汚染の様式によって,下痢からがんまで幅広い疾患がある.

●アウトブレイク調査の目的は“原因の究明”,“コントロール”,“再発防止策の提言”である.早期に探知して早期に対応することによるコントロールが重要になる.

●探知が難しく重症度が高い場合がある広域のアウトブレイク事例における,アウトブレイクの探知,調査,原因の可能性の絞り込みなどについて解説する.

食中毒の臨床—鑑別診断のポイント

大路 剛

pp.12-19

Point

●食中毒の原因には微生物によるものと,天然毒や化学物質によるものがある.

●病歴聴取,身体所見,臨床検査いずれの情報でも,微生物由来とそれ以外を同時に鑑別に入れる必要がある.

●臨床現場で最も重要な点は,微生物由来食中毒を疑わせる病歴でありながら致死的な他疾患を除外することである.

〔ウイルス〕

ノロウイルス検査に関する話題

上間 匡

pp.20-25

Point

●ノロウイルスは非エンベロープウイルスである.新型コロナウイルスなどのエンベロープウイルスと比較して消毒剤抵抗性や環境耐性が高い傾向がある.

●多様性が高い.ウイルスカプシドVP1の塩基配列に基づくgenotypeとRNA依存性RNAポリメラーゼRdRpの塩基配列に基づくP-typeの組み合わせによる分類方法が2019年に示された.

●遺伝子検査や抗原検査など,現在行われているノロウイルス検査は,検出されるウイルスの感染性を判断できない.

●検査結果を衛生対策にどのようにつなげるかが課題の1つである.

A型肝炎ウイルスとE型肝炎ウイルス

杉山 隆一 , 石井 孝司

pp.26-31

Point

●わが国ではA型肝炎ウイルス(HAV)およびE型肝炎ウイルス(HEV)感染感受性者の割合が多く,感染の流行に注意が必要である.2018年には実際に男性同性間性的接触者(MSM)間でのA型肝炎のアウトブレイクが発生した.

●E型肝炎には人獣共通感染症の一面がある.最近のジビエ料理ブームなど,食肉(ブタ,イノシシ,シカなど)の生食には注意が必要である.

●近年,HEVの輸血による感染や免疫抑制状態下においての慢性化が報告されている.

〔細菌・感染型〕

カンピロバクターによる食中毒

朝倉 宏

pp.32-38

Point

●近年の細菌性食中毒のなかでは,カンピロバクターによる食中毒が最も発生数が多い.

●国内では生あるいは加熱不十分な鶏肉料理の喫食が原因の多くを占めるため,喫食歴の聴取が鑑別に当たっての有効な指標となる.

●本菌はGuillain-Barré症候群の先行感染症の1つとして認知されており,莢膜多糖抗原A型を示す菌株が最も関連性が高いとされる.

●本菌は第三世代セファロスポリン系やテトラサイクリン系,マクロライド系抗菌薬に比較的耐性を示すため,投薬する際には,原因菌の薬剤感受性を検査することが重要である.

サルモネラによる食中毒

小西 典子 , 甲斐 明美

pp.40-46

Point

●近年,サルモネラ食中毒は減少しており,2012年以降は年間50事例未満で推移している.しかし,重症化や死亡事例も報告されており,重要な食中毒起因菌であることに変わりはない.

●食中毒の原因食品としては,1990〜2000年初頭までは鶏卵が主体であったが,近年は野菜類とその加工品(野菜サラダ,あえ物),肉類,ウナギやスッポンなどさまざまとなっている.

●原因菌として多く検出される血清群はO4群,O7群,O8群,O9群である.

●菌の同定は自動同定機器によって行われることも多いが,細菌検査の基本は確実な菌の分離と同定であり,基本的な生化学的性状を知っておくことが大切である.

腸炎ビブリオによる食中毒

荒川 英二

pp.48-54

Point

●ここ数年,国内での腸炎ビブリオ食中毒の発生はほとんどみられなくなった.

●確定診断には菌の培養が必須である.酵素基質培地は発育してきた菌のコロニーの色による判定が可能なことから,高価ではあるが非常に有用である.

●厚生労働省の告示では,生食用魚介類の規格基準はグラム当たり生菌100個と定められている.

●地球規模の温暖化による海水温の上昇などによって,世界的には腸炎ビブリオ食中毒の発生は増加傾向にある.

〔細菌・食物内毒素型・生体内毒素型〕

病原性大腸菌による食中毒

山﨑 朗子 , 寺嶋 淳

pp.56-62

Point

●病原性大腸菌は腸管病原性大腸菌(EPEC),腸管毒素原性大腸菌(ETEC),腸管侵入性大腸菌(EIEC),腸管出血性大腸菌(EHEC),腸管凝集接着性大腸菌(EAEC),分散接着性大腸菌(DAEC)の6病原型に分類される.

●病原性大腸菌の病原型は各型が保有する病原型特異的な病原因子と,いくつかの病原型が共通して保有する病原因子の遺伝子マーカーによって同定される.

●EHECは他の病原型に比べて非常に食中毒発症事例が多く,また原因食品も多岐にわたるため,生産から喫食に至るフードチェーンの全ての段階での衛生管理対策が重要である.

ブドウ球菌食中毒に関する最近の動向とその検査法

鈴木 康規

pp.64-72

Point

●わが国のブドウ球菌食中毒事例は一時に比べて減少傾向であるが,2000年以降も大規模事例が発生しており,食品衛生上常に注意を払わなければならない食中毒の1つである.

●本食中毒の主な原因菌はStaphylococcus aureusであるが,近年,Staphylococcus argenteusなどの非定型菌種による事例が複数報告されている.

●原因毒素のブドウ球菌エンテロトキシン(SE)は,最近の20年の遺伝子解析技術の向上によって,配列が類似するもの(新型SE)が次々と報告されている.

●本食中毒のリスク評価を継続して実施し,これまでの通説を見直しながら,新しい知見に対応した検査法の開発・改良・簡易化の検討を行い,それらを普及させていくことが求められている.

ウェルシュ菌による食中毒とボツリヌス症

門間 千枝

pp.74-85

Point

●ウェルシュ菌食中毒は,ウェルシュ菌に汚染された食品を喫食した後,ウェルシュ菌が腸管内で芽胞になる際に産生される下痢原性毒素によって発症する感染型食中毒である.

●ウェルシュ菌食中毒において原因物質として新規下痢原性毒素による事例が報告されており,また,従来の検査法では検出しにくい性状の菌による食中毒が発生している.

●わが国では“ボツリヌス食中毒”,“乳児ボツリヌス症”,“成人腸管定着ボツリヌス症”の3病型のボツリヌス症が発生している.近年は乳児ボツリヌス症の発生が多い.

●Clostridium baratiiなどボツリヌス菌以外の菌によるボツリヌス症も発生している.全ての病型のボツリヌス症において原因食品は不明であることが多い.

〔寄生虫〕

アニサキスによる食中毒

鈴木 淳

pp.86-90

Point

●現在,アニサキスを原因とした食中毒(アニサキス食中毒)は国内最多の食中毒件数となっている.

●国内のアニサキス食中毒はAnisakis simplex sensu strictoが主な原因である.

●魚の腹腔に寄生しているアニサキスの一部は漁獲前に腹側筋肉に移行している可能性が高い.

●現状では冷凍処理と加熱調理がアニサキス食中毒の最も有効な予防策である.

クリプトスポリジウムなどによる食中毒

泉山 信司

pp.91-97

Point

●消化管寄生性原虫による食中毒は,国内の報告数が少ない.一方,海外では工業先進国であっても報告が決して少なくないこと,輸入感染があること,重複感染もあり得ること,国内にも汚染源があることから注意を要する.

●原虫は糞口感染し,原因が生食だけとは限らない.非加熱の生水による感染経路があり,塩素消毒に抵抗性があるので,濾過除去などの必要性が指摘される.

●原虫感染に起因する下痢症(赤痢アメーバ症を除く)は非血性水様下痢を主症状とし,臨床所見からの区別は困難である.種々の検査活用によって正しく同定する.

●特に海外旅行者の下痢症や集団下痢症で通常の病原体が検出されない場合,免疫不全で持続する原因不明の下痢症などに検査が推奨される.

クドア,サルコシスティスによる食中毒

中村(内山) ふくみ

pp.98-103

Point

●嘔吐・下痢症状が一過性かつ軽症で終わる食中毒では,クドアやサルコシスティスによるものを考える.

●クドア食中毒はヒラメに寄生するKudoa septempunctataによるものが典型的であるが,それ以外の魚介類に寄生するK. septempunctata,あるいは他の粘液胞子虫類が原因のこともある.

●サルコシスティス食中毒はウマに寄生するSarcocystis fayeriによるものが典型的であるが,シカ,ウシ,ブタに寄生するサルコシスティスが原因のこともある.

●診断には具体的な食歴を聴取し,想定される病因物質を検出するために適切な検査を行うことが重要である.

WITHコロナにおける検査室の感染対策・1【新連載】

新型コロナ感染症と戦った検査科の2年—永寿総合病院における新型コロナ感染症の教訓

原田 典明

pp.104-108

はじめに

 東京都台東区の人口は約20万人であり,このうち1万人以上をアジア系外国人の住民が占める.普段から中国語,韓国語が飛びかい,世界からの観光客でにぎわう人気スポットも多い.公益財団法人ライフ・エクステンション付属永寿総合病院(以下,当院)は同区東上野にある病床数400床,診療科26科の急性期総合病院である.地域中核病院として診療,健診業務を通じて,広く東京下町の医療サービスに長年奉仕してきた.2019年12月に厚生労働省から「中華人民共和国湖北省武漢市における原因不明肺炎の発生について」1)の報告があり,2020年1月6日には同省から“本非定型肺炎の集団発生に係る注意喚起”2)が事務連絡として発出された.これが新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)惨禍の始まりとなった.中国の旧正月である春節の時期とも重なったため,この時期は観光客で溢れており,この時点ですでに当院の位置する地区にもウイルスは少なからず浸透していたかと思われる.

 当院は基本的な感染対策は講じてきた.事実,初期の隅田川の屋形船の感染患者への対応では対策は十分に機能したように思われた.しかし,感染防御の隙間から侵入を許し,気づいたときにはクラスターのただ中に置かれていた.患者,職員併せて感染者は192名にものぼり,入院患者43名の尊い命が失われた.苦しい毎日を送ったため,今なお心の傷が癒えない職員が間近にいることも知っている.このような惨事を決して繰り返してはならない.この誓いを深く胸に刻み,病院長のリーダシップの下で職員は一丸となってコロナウイルス感染対策に傾注してきた.行政,地域医師会,医療関連施設の指導・協力を仰ぎ,また,全国の方々からの温かいご支援をいただきながら現在に至っている.

 本稿では,さまざまな医療資源が枯渇し病院内外の医療環境が目まぐるしく変わるなか,よりよい着地点を求めて感染制御に取り組んだ当院,そして検査室の日々を教訓も交えつつ,ありのままに述べる.いつ何時もたらされるかわからない院内感染制御について,少しでも参考にしていただければ幸いである.

あとがき フリーアクセス

河合 昭人

pp.112

 また,あの季節がやってきました.その年に流行した言葉を選ぶあれです.何年か前のあとがきで流行語の予想を執筆したことがありましたが,その際は見事にはずれました.これを執筆しているのは10月です.今度こそ的中させてみせましょう.さて,ここ数年は激動の1年であったことは言うまでもありません.新型コロナウイルス感染症の猛威は一感染症にとどまらず,世界経済を巻き込みとんでもない世の中へと変貌させました.やっと希望の光が見え始めていますので,流行語の選出には直接的な新型コロナウイルス感染症関連のワードは外していきたい(“ワクチン”や“変異株”,“自粛疲れ”など).

 ここで脚光を浴びる出来事といえば,やはり東京オリンピック・パラリンピックです.オリンピックでは過去最多となる58個(金27個,銀14個,銅17個)のメダルを獲得することができました.無観客開催が決まり,会場は異様な空気が流れていたとも聞きます.会場から声援を送ることはできませんでしたが,この殊勲は選手たちの練習のたまものであり,称賛に値します.本当におめでとうございます.始まる前は中止だ! 開催だ!と国民のなかでは賛否両論ありましたが,無事に開催できたことが本当によかったと思っています(もちろん,今後の検証は必要だと思います).私は学生の頃,バスケットボールをやっていました.その縁もあってか息子たちもバスケットボールをやっています.したがって,男女ともバスケットボールは注目していました.男子は厚い壁にはね返されてしまいましたが,女子は立派な銀メダルを獲得しました! また今回,初めて車いすバスケットボールをテレビで応援しましたが,激しいぶつかり合いや転倒など,ヒヤヒヤドキドキの連続でした.バスケットボールは奥が深いものだと改めて感じました.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

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64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

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今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

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63巻10号(2019年10月発行)

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63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
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63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

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今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

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62巻8号(2018年8月発行)

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62巻7号(2018年7月発行)

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今月の特集2 実は増えている“梅毒”

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60巻13号(2016年12月発行)

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60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
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60巻11号(2016年10月発行)

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60巻10号(2016年10月発行)

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今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

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58巻9号(2014年9月発行)

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58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

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今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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