icon fsr

雑誌目次

雑誌文献

臨床検査66巻3号

2022年03月発行

雑誌目次

今月の特集 「心不全パンデミック」を迎え撃つ!

フリーアクセス

河合 昭人

pp.215

 わが国では生活習慣病が増加しており,また,団塊の世代とともに人口の多い団塊ジュニアが65歳以上を迎えることから,2035年を境に患者数・死亡者数が増加し,入院病床数の不足で医療体制が逼迫する“心不全パンデミック”が到来すると予想されています.われわれにできることは,心不全パンデミックを迎え撃つべく,準備をしっかりと行っておくことです.

 臨床検査技師が心不全パンデミックに備える目的は,心不全の評価を適正に行って早期診断・治療につなげることです.そのことで,早期の発見,入院期間の短縮,退院後の外来通院とペーシェントフローを確立してマネジメントすることができれば,心不全患者が増加しても医療体制の逼迫を抑えることができると考えています.

 本特集は,心不全の疫学や病態,各種検査からみた評価方法,治療まで網羅しています.読者の方々の知識のブラッシュアップにつながれば幸いです.

心不全の病態・分類と疫学

筒井 裕之

pp.216-224

Point

●心不全の世界共通定義には,従来の症候に加え,利尿ペプチドの上昇と肺・体うっ血の客観的エビデンスが明記された.

●心不全のステージ分類A〜Dは,at-risk for HF(心不全リスク),pre-HF(プレ心不全),HF(心不全),advanced HF(進行性心不全)に相当する.

●心不全は左室駆出率(LVEF)に基づいて40%未満の“左室駆出率が低下した心不全”(HFrEF)と50%以上の“左室駆出率が保たれた心不全”(HFpEF)に分類される.

●HFpEFの病態は多様である.高血圧や心房細動など心血管疾患や非心血管疾患など多くの併存症を有しており,その生命予後を改善する治療法は確立していない.

心不全のバイオマーカー

BNP/NT-proBNP—バイオマーカーを理解する

柏木 雄介 , 川井 真

pp.226-234

Point

●B型ナトリウム利尿ペプチド(BNP)は心保護作用を有するペプチドで,ナトリウム利尿ペプチドファミリーの1つである.心不全などにおいて心負荷とともに心室から分泌されて血中濃度が上昇する.

●BNPとN末端プロB型ナトリウム利尿ペプチド(NT-proBNP)はいずれも心不全の診断,管理を行ううえで欠かせないバイオマーカーである.心不全の予後を予測する際にも非常に有用である.

●BNPとNT-proBNPには生理的作用,測定条件,バイオマーカーとしての測定意義,その値を解釈するうえでの注意点など異なる部分がある.それらの違いを理解する必要がある.

●心不全管理中のBNPやNT-proBNP値は過去との比較が大切である.それぞれの症例に最適な値をみつけ,その値を維持するような生活習慣の是正や適切な薬物療法などの包括的管理を行うことが大切である.

心筋トロポニン

中尾 元基 , 永井 利幸

pp.236-242

Point

●心筋トロポニンは急性心筋梗塞の診断目的に開発されたバイオマーカーであるが,心筋障害を直接反映するため心不全患者でも微量の心筋トロポニンが検出される.

●近年,高感度心筋トロポニン測定系の登場によって,基準値以下の微量のトロポニン値も正確に測定することが可能となった.

●高感度心筋トロポニン測定系で検出される微量な心筋トロポニン値によって,心不全患者の予後予測だけでなく,心不全未発症患者の予後予測も可能であることが明らかとなった.

心不全を心エコーで診る

LVEFの低下した心不全(HFrEF)

泉 佑樹

pp.244-253

Point

●左室の形態評価から,原発性心筋症および二次性心筋症をある程度鑑別し,次の精密検査を考える.

●左室の機能評価としては,断層法による左室内径とbiplane disk summation法による左室容積および左室駆出率(LVEF)を計測する.

●左室機能の継時的な変化(左室リモデリング,リバースリモデリング)を評価する.

●右室・左房機能も予後に影響するため重要である.

LVEFの保たれた心不全(HFpEF)

菊池 祥平 , 瀬尾 由広

pp.254-261

Point

●HFpEFの定義は,臨床的に心不全症状を呈し,左室駆出率(LVEF)が正常もしくは保たれており,左室拡張機能障害を有することである.

●複数の心エコー図指標を利用した診断アルゴリズムが左室拡張機能の評価に推奨されている.

●HFpEFの発症には左室拡張機能障害に加えて,左房機能の低下,右室機能の低下,肺動脈圧の上昇,動脈スティフネスの上昇,冠微小循環障害や変時性不全などのさまざまな要因が関与している.

●HFpEF診断のアルゴリズム(HFA-PEFF診断アルゴリズム)によって精度よくHFpEFを診断することが可能となった.

心不全をMRIで診る

心不全診療における心臓MRIの有用性

石田 正樹

pp.262-268

Point

●心臓MRIでは包括的検査プロトコールを用いて一度に,シネMRIによる心機能評価,負荷心筋血流MRIによる心筋虚血の評価,遅延造影MRIによる心筋梗塞や線維化の評価が可能であり,心不全の原因疾患の評価に有用である.

●feature tracking法による心筋ストレイン評価,T1マッピングによる心筋のびまん性組織性状の評価が可能となり,心不全の原因診断の精度が向上している.

●収縮能の保たれた心不全(HFpEF)においてもfeature tracking法やT1マッピングによって,心筋ストレインや心筋細胞液分画などの客観的指標に基づく病態評価が可能になりつつある.

心不全に対する治療

心不全に対する薬物療法

菊池 規子 , 志賀 剛

pp.270-274

Point

●心不全患者の症状・QOL,また予後の改善のために薬物療法は必須である.

●左室駆出率を考慮したうえで薬物療法を検討する.

●左室収縮能の低下した心不全には有効性が確立された薬剤がある.

●この数年で新たに有効性を示した薬物が登場しており,さらなる予後改善効果が期待されている.

心不全に対する心臓再同期療法(CRT)

石川 利之

pp.276-281

Point

●心不全例においてはしばしば左室収縮の協調性が失われている(dyssynchrony).左室と右室をペーシングする心臓再同期療法(CRT)によって左室収縮の協調性が回復する.

●QRS幅の広い,特に完全左脚ブロックパターンを示す症例がCRTのよい適応となる.

●心不全は進行性の病態である.CRTをニューヨーク心臓協会(NYHA)Ⅰ〜Ⅱ度の早期の心不全から導入することで心不全の進行は抑制される.

●心不全症例は心室細動による突然死を起こすことがまれではない.CRTと植込み型除細動器(ICD)を組み合わせたCRT-Dが有効である.

心不全に対する補助人工心臓(VAD)

中村 牧子 , 絹川 弘一郎

pp.282-288

Point

●ステージD心不全では,心臓移植までのつなぎとして植込型補助人工心臓〔左室補助人工心臓(LVAD)〕が保険償還されていたが,2021年5月に,心臓移植を前提としない恒久的使用(DT)も認可された.

●経皮的に挿入可能なカテーテル補助人工心臓(VAD)であるIMPELLAも2018年に認可された.低侵襲で迅速に心原性ショックによる循環不全を改善することができるが,おおむね数日間の短期使用である.

●植込型LVADはポンプ血栓予防のため,通常はアスピリンとワルファリンによる抗血栓療法が施行される.定期的なプロトロンビン時間-国際標準化比(PT INR)の測定とワルファリン投与量の調整を行う.

●植込型LVADの合併症として右心不全と大動脈弁逆流がある.定期的な心エコー検査と,必要に応じて右心カテーテル検査を行い,投薬調整・LVAD回転数調整を行う.

心不全のリハビリテーション

牧田 茂

pp.290-298

Point

●心不全患者に対する運動療法には,長期的介入による自覚症状と運動耐容能改善,QOLの改善と再入院の減少,ならびに生命予後改善効果が認められている.

●心臓リハビリテーション(CR)には,運動療法を中心とした疾病管理プログラムも含まれており,多職種が参加する包括的介入が重要である.

●心肺運動負荷試験(CPX)の目的は,①労作時呼吸困難や運動制限の原因を検索する,②最も信頼できる運動耐容能の客観的指標として,手術適応の決定,予後の予測,治療効果の判定を行う,③心臓リハビリ・運動プログラムにおける運動処方の決定である.

わが国における心臓移植の現状と未来

簗瀬 正伸

pp.300-311

Point

●わが国では年間55例程度の心臓移植が行われているが,心臓移植までの待機期間(ステータス1)は平均4年半と長く,心臓移植までのブリッジとして植込型補助人工心臓を用いることが多い.

●わが国では脳死下臓器提供者(脳死ドナー)の不足は深刻であるが,ドナーのコンディションを保ち,臓器提供に結び付けるためにメディカルコンサルタント(MC)による支援を行っている.

●心臓移植患者の生命予後は比較的良好(10年生存率88.7%)であるが,免疫抑制療法は終生必要であり,拒絶反応や感染症をはじめ種々の合併症に注意して治療を続ける必要がある.

●提供された心臓の拒絶反応の診断は,わが国では心筋生検による病理学的診断が主流であるが,近年,欧米では血清や組織を用いた分子診断にて拒絶反応を診断しうる手法が新たに確立され始めている.

WITHコロナにおける検査室の感染対策・3

採血室における感染対策

松田 将門

pp.312-317

はじめに

 新型コロナウイルス感染症(coronavirus disease 2019:COVID-19)は2019年12月に中国で最初の症例が確認された呼吸器疾患であり1),severe acute respiratory syndrome coronavirus 2(SARS-CoV-2)を病原体とする.最初の症例以降,世界中で急速に感染が拡大し,世界保健機関は2020年1月30日に“Public Health Emergency of International Concern”,同年3月11日に“Pandemic”と宣言した.本稿を執筆している2021年9月18日現在,世界中の感染者数は約2億2,694万人,死者数は約466万人とされる2).一方,感染拡大防止対策の中心であるワクチン接種は約56億回実施されている2).ワクチン接種を含むさまざまな対策そして人々の協力によって,本稿が掲載される2022年3月には感染が縮小さらには終息していることを切に願う.

 本稿では検査室のCOVID-19感染対策のうち,採血室における取り組みを紹介する.SARS-CoV-2の感染経路はウイルスの吸入と粘膜への付着に大別されるが3),採血室ではどちらの経路による感染も成立する可能性がある.患者の氏名やアルコール過敏の確認など採血者と患者の会話が不可避であり,呼気中の飛沫によるウイルス吸入や目の粘膜などへのウイルス付着が危惧される4).また,会話だけでなく咳やくしゃみによる飛沫も感染の原因とされ3),採血者と患者の間だけでなく,患者間の感染も危惧される.本稿では,COVID-19流行前から実施していた感染対策,そして流行後から実施した対策を列挙して振り返り,それを踏まえて今後の課題や必要な対策について考える.

書評 フリーアクセス

吉村 芳弘

pp.318

あとがき フリーアクセス

涌井 昌俊

pp.322

 当方が初めて「あとがき」を執筆したのは2020年の64巻3号で,本稿が掲載されるのも同じく3号です.この2年間は,まさにCOVID-19一色となってしまいました.感染拡大の第5波が落ち着いて新規感染者数も大きく減少し,飲食店やイベントなどの制限も緩和され始めてポジティブな気持ちになりましたので,ぜひとも3月という時期柄に合わせて筆を執るつもりで臨んでいた矢先に,今度は世界規模のオミクロン株の出現.来年のことをいうとウイルスが笑うとは考えていませんが,今思うことを徒然なるままに書かせていただくことにします.

 「ワクチンの普及と治療薬の導入で重症例・死亡例が減少してCOVID-19が普通の風邪になるまでwithコロナで頑張るしかない」というような言葉をしばしば耳にしますが,そもそも何をもって「普通の風邪になった」といえるのでしょうか? 風邪,すなわち「かぜ症候群」とは一過性の病態として終息する急性上気道炎であり,その70〜90%はウイルス感染とされています.代表的な原因ウイルスとして,ライノウイルス(30〜80%),コロナウイルス(SARS,MERS,COVID-19の原因ウイルス以外,15%),アデノウイルス(5%)が知られており,個々のウイルスにおいて多数の血清型が存在します.ウイルス分離同定をせずに感染を証明するには,PCRなどによるウイルスゲノムの検出または抗原や抗体の血清学的検出が必要となりますが,多様な原因ウイルスと血清型の存在に加えて,基本的に予後やQOLを左右しないこともあって,実際には感染検査診断法はありません.症状の長期持続や非典型的な症状の合併がなければ結果的に「風邪だった」ということになります.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

雑誌購入ページに移動

バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

今月の特集1 The SLE
今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

今月の特集1 体腔液の臨床検査
今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

今月の特集1 社会に貢献する臨床検査
今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら