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今月の特集2 フローサイトメトリー
フローサイトメトリー検査の現状
著者: 小池由佳子1
所属機関: 1国家公務員共済組合連合会虎の門病院臨床検体検査部
ページ範囲:P.622 - P.626
文献購入ページに移動●フローサイトメトリー(FCM)による細胞表面マーカー検査は,主にリンパ球サブセット検査と造血器腫瘍表面マーカー検査に大別される.
●検体として,血液,骨髄穿刺液,胸水・腹水・心囊水などの体腔液,脳脊髄液,気管支肺胞洗浄液などが検査可能である.また,リンパ節や節外組織の生検材料なども細胞浮遊液を作製することによって検査することができる.
●当日検査が基本であり,採取後は迅速に検査を施行する.やむを得ず保存する場合は,採取後24時間以内に測定することが望ましい.
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