icon fsr

雑誌目次

雑誌文献

臨床検査66巻6号

2022年06月発行

雑誌目次

今月の特集1 腫瘍循環器学を学ぶ

フリーアクセス

河合 昭人

pp.681

 近年の治療の進歩によってがん患者の生存率は向上しています.一方で,超高齢化社会を迎えているわが国において心疾患の患者が多いことは見逃せない事実です.両者が併存することが増えているのは当然であるともいえ,今後,両疾患の治療・管理を行うことがとても重要となってきています.

 がん治療で起こる心筋障害は医療の進化に伴って大きな問題となっています.本特集では,①アントラサイクリン系薬剤と抗HER2療法による心筋障害のメカニズム,②がん関連血栓症のメカニズム,③心機能の評価で欠かせない心エコーの評価におけるEF(ejection fraction)のみならずGLS(global longitudinal strain)での評価を詳細に解説します.

 心機能評価では,心エコー検査を行う検査者の技量1つが診断・治療を大きく変えてしまいます.本特集で腫瘍循環器学を学ぶことで,読者の方々に知識と技術のスキルアップをしていただければ幸いです.

腫瘍循環器学とは

畠 清彦

pp.682-691

Point

●腫瘍循環器学はまだ始まったばかりの学問であり,腫瘍に対する治療が進歩して初めて認識されるようになった部分が多い.長期生存患者が増加することによる高齢化という問題が生じている.

●死因としてはがん(第1位)と心臓血管疾患(第2位)が多いので,これらを克服することが重要である.どちらかの患者が先に疾患を有している場合は,どちらも頻度が高いということが重要である.

●歴史的には,アンスラサイクリン系薬剤が血液腫瘍や造血幹細胞移植,乳がんといった抗がん剤治療で治癒を期待できる疾患で使用されるキードラッグであるため,心臓毒性は最も重要な問題となった.

●2000年以降になってヒト上皮細胞増殖因子受容体2型(HER2)阻害剤,ABLキナーゼ阻害剤,さらに血管内皮細胞増殖因子(VEGF)阻害剤などが市販されて,抗がん剤治療の成績がさらに向上すると,長期間の観察によって,心臓,血管毒性や血栓の問題が明らかになってきた.これらの合併症に対する適切な管理が重要となっている.

がん治療関連心機能障害(CTRCD)

大谷 規彰

pp.692-697

Point

●がん治療薬が心血管毒性を引き起こしうることはよく知られている.そのなかでがん治療薬の使用を制限する最大の心血管毒性は左室機能障害であり,がん治療関連心機能障害(CTRCD)と呼ばれる.

●CTRCDの発症はそれ自体が患者の予後を悪化させるだけでなく,患者にとって生命線といえるがん治療の変更を余儀なくさせるため,CTRCD発症の危険性があるがん治療薬を使用する患者のモニタリングは必須である.

●繰り返し評価できる心エコーでの左室駆出率(LVEF)はCTRCDモニタリングの中心であるが,心筋の長軸方向の収縮機能指標であるGLSや心臓MRIによるCTRCDモニタリング方法も支持されてきている.

●トロポニンや脳性ナトリウム利尿ペプチドをはじめとする心臓バイオマーカーはCTRCDを早期検出してモニタリングする方法として広く使われるようになったが,異常値閾値の確立が必要である.

アントラサイクリン系薬剤による心機能障害の診断と治療における臨床検査の役割

進藤 彰人 , 赤澤 宏

pp.698-703

Point

●アントラサイクリン系薬剤による心機能障害は早期診断・早期介入が重要である.無症候性の段階から診断するために臨床検査が担う役割は大きい.

●心エコー図法は診断のゴールドスタンダードである.その検査結果がその後の心不全治療だけでなく,がん治療をも決定付けるため,正確な測定が求められる.

●心エコー図法以外にも将来の心機能障害発症予測,早期診断などに有用な検査は複数あるが,検証が不十分なものもあるため,今後の研究が待たれる.

抗HER2療法による心筋障害

能勢 拓

pp.704-711

Point

●抗ヒト上皮細胞増殖因子受容体2型(HER2)療法は,心筋細胞膜上に発現しているHER2からの下流シグナルを阻害することで心筋細胞死を促すとともに心筋修復を阻害し,心機能の低下を引き起こす.

●抗HER2療法による心筋障害は用量非依存性であり,無症候性の左室駆出率(LVEF)の低下であることが多い.発症しても休薬することで心機能の回復が期待でき,再投与も可能である.

●トラスツズマブはアントラサイクリン系抗がん薬と併用することで心毒性の発症頻度が上昇する.同時併用は心毒性のリスクが高く,現在行われていない.

●トラスツズマブ投与中はスクリーニングとして3カ月ごとのLVEF,GLSの評価と,サイクルごとにトロポニンIの測定を行う.

がん関連血栓症(CAT)

岡 亨

pp.712-717

Point

●担がん患者は,がんおよびがん治療の影響で凝固亢進状態となり,がん関連血栓症(CAT)を発症するリスクが高い.がん患者を診察する際にはCATの存在を意識する必要がある.

●CATは浮腫や下肢の痛み,呼吸苦など症候性に発見されるだけではなく,造影CTなどの画像検査で無症候性に偶然,発見される場合もある.

●化学療法前のCATリスク評価としてさまざまなスコアリングが提案されているが,実臨床では個々のがん患者を注意深く観察し,Dダイマーの経時的変化や画像検査を併用して評価している.

●CATに対する抗凝固療法は,がん患者の状態や出血リスクなどを考慮したうえで,ヘパリン〔わが国では未分画ヘパリン(UFH)〕,直接経口抗凝固薬(DOAC),ワルファリンから選択される.

心エコーでのモニタリング

泉 知里

pp.718-724

Point

●“左室駆出率(LVEF)がベースラインよりも10%ポイント低下,かつ50%(正常下限)を下回る”ときに抗がん剤治療関連心筋障害と定義される.

●“GLSがベースラインと比較し相対的に15%以上低下”したときに,抗がん剤による潜在性の左室心筋障害がありと考える.

●アントラサイクリン系抗がん剤による心筋障害の98%が1年以内,平均3.5カ月で発症すると報告されているので,投与開始6カ月間は特に厳重なフォローが必要である.

●抗がん剤治療関連心筋障害の基準を初めて満たした場合,心保護薬の投与および抗がん剤の継続の可否について腫瘍科と循環器内科で議論する.

今月の特集2 良性腫瘍の病理と遺伝子異常

フリーアクセス

涌井 昌俊

pp.725

 腫瘍といえば,“がん”すなわち悪性腫瘍を連想しがちですが,良性腫瘍も重要な存在です.良性腫瘍には,生物学的悪性度を有さないまま経過して腫瘍死に至らないとみなされるものと,悪性腫瘍への前段階つまり前がん病変に相当し,いずれ悪性に進行するとみなされるものがあります.また,悪性との境界を設けることが臨床に必ずしも有益ではないという見地から見直しが求められるケースもあります.いずれの良性腫瘍も鑑別診断は重要であり,従前より病理組織学の果たす役割は大きいです.さらに,近年では悪性腫瘍だけではなく良性腫瘍についても分子細胞生物学的研究が進展し,臨床像に関連する遺伝子異常が明らかにされつつあります.検査実地に応用されつつあるさまざまな最新の知見と臨床像・病理像を関連付けながら理解を深めることは,良性腫瘍の検査診断学の進化につながります.

 本特集では「良性腫瘍の病理と遺伝子異常」というテーマを第一線で活躍される方々に解説いただきました.肝細胞腺腫,副腎皮質腫瘍,良性脳腫瘍,消化管ポリポーシス,下垂体腫瘍を取り上げるとともに,議論を掘り下げる意も込めて,最近,“潜在的な悪性腫瘍”に格上げされた褐色細胞腫・パラガングリオーマも今回あえて含めることとしました.“がん”の陰に隠れがちな存在に光を当てた本特集が読者の方々の理解の一助と検査の方向性のヒントになりますと幸いです.

肝細胞腺腫

佐々木 素子

pp.726-733

Point

●肝細胞腺腫(HCA)は画像検査上,多血性肝細胞性結節として肝細胞癌(HCC)や限局性結節性過形成(FNH)などとの鑑別が重要である.

●HCAは,遺伝子型,表現型によって,主に6つの亜型に分類され,それぞれ異なる臨床病理学的特徴を示す.

●悪性転化リスクが高いとされるb-HCA/b-IHCAの正確な亜型診断とHCCとの鑑別は特に重要である.

●免疫染色を用いたHCAの亜型診断は有用で,普及している.診断する際には,染色の精度管理や染色結果の解釈に十分に注意する.

副腎皮質腫瘍

西本 紘嗣郎 , 馬越 洋宜 , 向井 邦晃

pp.734-741

Point

●原発性アルドステロン症とCushing症候群の診断は,それぞれアルドステロン産生とコルチゾール産生の調節メカニズムを利用する内分泌検査所見に基づく.

●アルドステロンとコルチゾールの産生病変の病理診断には,それぞれの合成経路に特異的な酵素であるCYP11B2とCYP11B1の免疫組織化学的検出が行われる.

●アルドステロンの過剰産生細胞には,KCNJ5遺伝子変異などの細胞内カルシウム濃度上昇をきたす遺伝子変異が知られる.

●コルチゾールの過剰産生細胞には,PRKACA遺伝子変異などの細胞内サイクリックAMPの濃度上昇をきたす遺伝子変異が知られる.

良性脳腫瘍の病理と遺伝子異常

比嘉 那優大 , 吉本 幸司

pp.742-746

Point

●髄膜腫では遺伝子変異と臨床学的特徴との関連を認める.特にTERTプロモーター変異は臨床経過を予測する有用な分子マーカーであることが示唆されている.

●髄膜腫では,遺伝子変異以外に,網羅的なメチル化に基づく新たな分類法の有用性も報告されている.

●扁平上皮乳頭型頭蓋咽頭腫ではBRAF V600E変異を認め,MAPKシグナル伝達経路を阻害する標的薬の有効性が報告されている.

●良性脳腫瘍でも遺伝子変異による新しい腫瘍分類や,遺伝子変異に合わせた標的治療を採用するprecision medicineが発展しつつある.

消化管ポリポーシス

田村 和朗

pp.747-755

Point

●消化管ポリポーシスには遺伝性・非遺伝性の分類と,腺腫性・過誤腫性・鋸歯状・混合性の病理組織学的分類がある.

●原因遺伝子をもとに癌素因を調べることが可能となったことから,正確な診断のもとに適切な治療法選択が可能となった.

●血縁者は病的バリアントを共有している可能性がある.遺伝形式が異なる場合であってもリスク評価を適切に行うことで,サーベイランスにつなぐことが可能となった.

下垂体腫瘍

吉本 勝彦

pp.756-761

Point

●下垂体腫瘍は腺腫がほとんどを占め,癌はまれであり,一部に過形成を示す.

●腫瘍化には遺伝子異常,染色体コピー数の異常およびエピジェネティックな変化が関与する.

●約95%は孤発性で,約5%が遺伝性(家族性)を示す.遺伝性疾患では各原因遺伝子の胚細胞変異が認められる.

●孤発性腫瘍では,各ホルモン産生腺腫に特異的な体細胞変異を示すことがある.

“潜在的な悪性腫瘍”として位置付けられた褐色細胞腫・パラガングリオーマ(PPGL)

竹越 一博

pp.763-769

Point

●新WHO分類(2017年)には“パラガングリオーマ(PPGL)は全症例において悪性のpotentialを有している腫瘍と考える”と記載され,概念の変遷が示された.すなわち,PPGLはいったん悪性化(遠隔転移)すると難治性となり,根治が困難となる点が重視された結果である.

●病理組織診断では,PPGLが転移するpotentialを有する腫瘍か否かを事前に判別することは困難であるが,PASSとGAPPは複数の因子をスコア化して評価することで判定の精度を改善しようとしている.

●最近,病態に関与する遺伝子異常が数多く発見されてきた.特に生殖細胞系(germline系)SDHB病的バリアントは悪性化と密接に関連することが明らかにされている.

●腫瘍組織を用いたSDHB免疫組織化学を用いると,SDHx(SDHA,SDHB,SDHC,SDHD,SDHAF2の総称)のgermline系列病的バリアント保持者のスクリーニングが可能である.

●GAPPと遺伝的なファクターを総合的に判断することで,悪性のpotentialを精度よく事前に評価できるようになる可能性がある.

WITHコロナにおける検査室の感染対策・5

超音波検査関連における感染対策

筑地 日出文

pp.770-774

はじめに

 2020年3月11日に世界保健機構が新型コロナウイルス感染症(以下,COVID-19)のパンデミック発生の宣言をして以降,約2年が経過したが,いまだ収束する傾向はみられない.無症候性キャリアの報告1)が数多くあるなかで,感染拡大を防ぐために,われわれ医療従事者は米国疾病対策センターが病院向けに提唱した感染予防ガイドラインの標準予防策(スタンダード・プリコーション)と伝染に基づく予防策の両方を実施する必要がある2)

 倉敷中央病院(以下,当院)ではCOVID-19の感染拡大以前から,院内感染制御室主導の下,病院全体で感染予防対策に取り組んでいる.近年ではCOVID-19感染を常に疑う状況にあることから,患者との接触前後はもちろんのこと,感染の可能性がある物品に触れる前後や手袋装着前後などに手指消毒を可能な限り行うことが最重要事項の1つになっている.

 本稿では,患者と直接対面・接触することの多い生理検査室,なかでも超音波検査を行っている心臓生理検査室と超音波検査室に焦点を当てて,実際に行っている感染予防対策についての現状と工夫を紹介する.

あとがき フリーアクセス

河合 昭人

pp.778

 今年の夏休みはどこに行くのでしょう.昨年は新型コロナ感染症で思うような旅行はできませんでした.読者の皆さんもそうでしょう.

 私はキャンプが好きで,これまで家族でよく北関東に行っていました.キャンプは3密が回避できると人気となっているようです.ソロキャンという言葉もここ数年でよく聞くようになりました.私はまだ経験はないですが,興味はあります.しかし,どちらかというと,私は家族や仲間でワイワイと過ごすキャンプのほうが好きだし性に合っていると思います.自分で言うのもおこがましいのですが,テントの設営やBBQなどは率先してやるほうです.ペグ打ち1つとっても細かいかもしれません.ちょっと曲がっているだけで“ほら,ここはこうするんだよ”などと指導が始まると,家族や仲間からは冷たい視線を浴びることもしばしば.A型(血液型占いでは)気質が全開となってしまうようです.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

雑誌購入ページに移動

バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

今月の特集1 The SLE
今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

今月の特集1 体腔液の臨床検査
今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

今月の特集1 社会に貢献する臨床検査
今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら