icon fsr

雑誌目次

雑誌文献

臨床検査66巻7号

2022年07月発行

雑誌目次

今月の特集 臨床検査技師によるタスク・シフト/シェア

フリーアクセス

丸田 秀夫

pp.783

 医師の働き方改革を進めるための一方策としてタスク・シフト/シェアを推進するため,臨床検査技師,診療放射線技師,臨床工学技士,そして救急救命士について法改正が行われ,業務範囲の拡大がなされました.法改正によって臨床検査技師には10行為が新たな業として追加されました.これは,1970(昭和45)年の臨床検査技師の誕生に匹敵する大きな制度改正といっても過言ではありません.静脈路の確保をはじめ,追加された行為は患者への侵襲を伴うものであり,臨床検査技師が新たに実施するに当たっては,十分な安全性を確保する必要があります.

 本特集では,法改正の経過,追加される行為を実施する際に必要な研修の内容とともに,行為を実施するに当たっての注意点や患者安全管理等における留意点について,それぞれ指導的な立場にある先生方に解説をしていただきました.本特集が臨床検査技師によるタスク・シフト/シェア実践の一助となることを願っています.

医師の働き方改革とタスク・シフト/シェア

山本 修一

pp.784-790

Point

●医師の働き方改革は,医師個人に視点を置いた初めての医療制度改革である.医療の持続可能性を将来にわたって担保するために成功させなければならない.

●時間外労働の年間上限規制960時間のA水準が基本であり,B,C-1,C-2水準(年1,860時間)は,地域医療と教育の観点から暫定的に認められた例外的な水準である.

●宿日直許可については労働基準監督署によって判断がまちまちである.現場の混乱を避けるためには基準を統一することが望ましい.

●臨床検査技師や特定行為研修修了看護師へのタスク・シフト/シェアに当たっては,必要な技術の習得ももちろんであるが,医療スタッフ間の信頼感の醸成が欠かせない.

●どのような工夫を行っても人件費の上昇は不可避であるので,それに対する財政支援が必須である.

法改正を受けて臨床検査技師がなすべきこと

宮島 喜文

pp.792-795

Point

●拡大された業務を医療現場で実践するには,病棟や救急外来などへの臨床検査技師の参画を推進することが大切である.

●医師の働き方改革を推進し,国民に安全で安心できる質の高い医療サービスを提供するためには,多職種による協働・連携を進めていく必要がある.

●タスク・シフト/シェア推進のためには,臨床検査技師の意識や姿勢も重要であるが,診療報酬上の加算など経済的なメリットも考慮する必要がある.

「臨床検査技師等に関する法律」の一部改正の内容と厚生労働大臣指定講習会

山寺 幸雄

pp.796-803

Point

●「良質かつ適切な医療を効率的に提供する体制の確保を推進するための医療法等の一部を改正する法律」に伴い,「医師の時間外労働の上限規制」が2024(令和6)年度から段階的に適用される.

●医師から他の医療関係職種へのタスク・シフト/シェアを進めるため,2021(令和3)年10月1日に臨床検査技師,診療放射線技師,臨床工学技士,救急救命士などに関する法律の一部改正が施行された.

●法令改正によって,臨床検査技師の新たな業務として10行為が追加された.その業務を行うためには,日本臨床衛生検査技師会が開催する厚生労働大臣指定講習会を受講しなければならない.

●厚生労働大臣指定講習会は,基礎講習はオンラインで履修する.実技講習会は日本臨床衛生検査技師会との連携の下,各都道府県単位で5カ年計画で実施される.

臨床検査技師に追加される業務の実際と注意点

採血に追加された末梢静脈路確保業務

近江 禎子 , 宮坂 勝之

pp.804-813

Point

●末梢静脈確保業務では,静脈路確保の目的を知り,留置場所と留置針の太さを考慮する.

●血管穿刺は採血時と同じであるが,静脈路の確保は留置針を留置し薬液を投与するところが異なる.したがって,採血とは穿刺最適部が異なるので,解剖を理解して神経障害などの合併症を避ける.

●留置針の構造を理解して手技を行う必要がある.

●ヘパリン加生理食塩水について十分に理解を深める.

●各医療機関においては,業務を開始する前に,関係各部署で静脈留置に関する適応基準および手順を示すガイドラインや手順書を作成して運用方法を共有する.

●静脈路確保の追加行為については法改正の記載と実臨床とで矛盾がみられるので,各施設で協議することを勧める.

臨床検査技師による造影超音波検査のポイント

紺野 啓

pp.814-824

Point

●造影超音波検査を行うに当たって,臨床検査技師はこれまで経験したことのない種々の手技を適切に行うことが求められるようになる.

●それらは①薬剤の調製,②薬剤注入ラインの作製,③血管ルートの確保,④薬剤の注入(静脈注射)などであり,清潔操作によって確実に行う必要がある.

●超音波造影剤のソナゾイド®を取り扱う場合は,微小気泡の崩壊を防ぐため,過度の減圧・加圧を避ける必要がある.そのために必要な器具や手技を理解し,確実に使用し実行する.

●ソナゾイド®は副作用の少ない造影剤であるが,検査中には適切な声掛けや注意深い観察を心掛けなくてはならない.被検者の状態変化に際しては可能な限り迅速に対応する.

成分採血における一連の行為

牧野 茂義

pp.826-833

Point

●医療法の改正によって成分採血時の穿刺,操作,抜針,止血までの一連の操作について臨床検査技師が行えることになった.

●目的に合わせて使用する成分採血の機器の原理・方法を理解し,正しく使用する.

●成分採血に関連した有害事象(採血時,採血中,終了後)を理解し,迅速に対応できるようにする.

●成分採血を実施する場合は,看護師や医師および臨床工学技士と協働して,医療チームの一員として慎重に業務を行うことが基本である.

持続皮下グルコース検査の適切な指導法

髙橋 紘 , 西村 理明

pp.834-844

Point

●わが国の糖尿病治療において,血糖変動を可視化できる持続血糖モニター(CGM)が普及してきている.

●CGMには,医療機関で検査や研究目的で使用するCGMと,患者個人で血糖変動を確認できる自己管理用CGMの2種類がある.

●CGMのなかでも,FreeStyleリブレシリーズは簡便に使用できる.また,保険適用が拡大されたこともあり,今後,使用する患者数がさらに増加していくと予想される.そのため,CGMの装着方法や安全管理上の注意点を患者へ適切に指導する必要がある.

医療用吸引器を用いて鼻腔,口腔または気管カニューレから喀痰を採取する行為

尾﨑 雅子 , 中村 由香理 , 藤原 桜 , 山口 有美 , 十九百 君子 , 武士 由美

pp.846-852

Point

●吸引を安全に実施するためには,用いる装置,実施手順,注意点を理解しておくことが重要である.

●喀痰採取を目的とした吸引という行為は,検体採取を受ける人を対象とする行為であることを認識しておく必要がある.吸引に伴う患者の苦痛を最小に行うための対応について理解しておくことが重要である.

●吸引に伴う危険性や合併症,感染管理,緊急時の対応について理解しておくことが重要である.

直腸肛門機能検査

味村 俊樹 , 本間 祐子 , 前田 耕太郎

pp.853-861

Point

●直腸肛門機能検査として一般的に施行されるのは,肛門内圧検査,直腸バルーン感覚検査,直腸肛門反射検査であるが,それ以外に排出能力検査や直腸コンプライアンス検査もある.

●直腸肛門機能検査の目的は,便失禁の原因診断,肛門・直腸疾患における手術前後の肛門機能評価,Hirschsprung病の診断である.

●肛門内圧検査で測定・評価するのは,機能的肛門管長,最大静止圧,最大随意収縮圧増加値および実測値,不随意収縮圧(咳嗽反射圧),直腸肛門興奮反射,直腸肛門抑制反射である.

●直腸バルーン感覚検査で測定するのは初期感覚閾値,便意発現容量,最大耐容量である.その結果は直腸感覚能以外に直腸容量やコンプライアンス(柔軟性)にも影響される.

内視鏡用生検鉗子を用いて消化管の病変部位の組織の一部を採取する行為

福澤 誠克

pp.862-867

Point

●臨床検査技師の業務に新しく,内視鏡用生検鉗子を用いて消化管の病変部位の組織の一部を採取する行為が加えられた.

●生検の介助を行う際は,消化管内視鏡業務全体の基本の流れ,および各職種の役割を理解することが重要である.

●生検の介助のみではなく,採取した組織検体の取り扱いや患者の状態の把握,患者への心理的配慮も重要な役割である.

運動誘発電位モニタリング・体性感覚誘発電位モニタリング

安藤 宗治

pp.868-876

Point

●術後神経合併症の生じる危険性が高い脊椎脊髄手術においては術中神経生理学的モニタリング(IONM)の施行が必須である.

●運動路の監視には経頭蓋刺激・運動誘発電位(Tc-MEP)が用いられ,連発刺激を加えて末梢の筋から複合筋活動電位を記録する.

●感覚路の監視には体性感覚誘発電位(SEP)が用いられ,末梢神経を刺激して頭皮上から誘発電位を記録する.

●Tc-MEPは吸入麻酔で電位が低下するため全静脈麻酔を用いることが多い.一方,SEPの大脳皮質第一次感覚野の電位は吸入麻酔で低下するが,脳幹由来の電位は低下しにくい.

WITHコロナにおける検査室の感染対策・6

呼吸機能検査における感染対策

藤澤 義久

pp.877-881

はじめに

 2019年に発生が確認され,その後,急速に世界中に広がった新型コロナウイルス感染症(coronavirus disease 2019:以下,COVID-19)は国内においても収束と拡大を繰り返している.本稿を執筆している2022年4月現在は変異株が猛威を振るい,いまだ終息の兆しがみえない状況にある.これまでにない状況を受けて,各臨床の現場では,的確な答えがないまま手探りで標準予防策(standard precautions)と感染経路別予防策(transmission-based precautions)を順守し(表1),さまざまな対策を行って各マニュアルの見直しが行われてきた.

 生理検査部門は直接,また長時間,患者と接することから検査担当者の感染リスクが高い.また,検者自体が媒介となって院内感染を引き起こす可能性もある.特に呼吸機能検査は患者がマスクを外し,深呼吸や強制呼出などを必要とする検査のため,周囲へのエアロゾルの拡散が生じ,感染リスクが高い検査である.このことから,2020年3月に日本呼吸器学会から,また同年4月に日本呼吸器外科学会から,不急の呼吸機能検査の中止・延期を含めた提言1,2)があった.これによって,各施設の判断で術前の呼吸機能検査を含む不要不急の検査は縮小するなどの対応がとられた.

 本稿では,呼吸機能検査を実施するための適切な感染対策と,検査環境整備についての取り組みを紹介する.今後,新たな知見が得られるにつれて方針も変わっていくため,日々アップデートしていく必要がある.

資料

弾力的対応が可能な遺伝子検査システムの構築と運用

石田 秀和 , 東本 祐紀 , 水谷 謙明 , 長谷川 瞳 , 土井 洋輝 , 井平 勝 , 藤垣 英嗣 , 星 雅人 , 松浦 秀哲 , 仲本 賢太郎 , 國澤 和生 , 安藤 嘉崇 , 平山 将也 , 藤田 孝 , 秋山 秀彦 , 竹村 正男 , 畑 忠善 , 伊藤 弘康 , 齋藤 邦明

pp.882-888

 藤田医科大学は新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染拡大の社会情勢を鑑み,大量処理が可能なPCR検査システムの構築を行った.運用は医療科学部の教員および附属病院臨床検査部の臨床検査技師によって行い,現在では1日約1,500検体のPCR検査が可能な大規模システムを構築した.本システムはSARS-CoV-2感染の終息後には研究用途へ返還するが,再度のパンデミックの発生時には即座に再構築が可能となるPCR検査システムとなっている.

書評 フリーアクセス

谷口 俊文

pp.845

あとがき フリーアクセス

山田 俊幸

pp.892

 衣替えの時期に筆を執っています.本誌がお手元に届くころは,暑い日が続いているでしょうか.その頃には,西のほうの争乱とパンデミックがよいほうに向かっていることを願います.

 暑がりなので,これからは正直苦手な季節です.ただ,歓迎することが1つあって,それはクールビズです.遠慮することなくラフな格好で過ごせます.恥ずかしい話ですが,子どものころ,散髪屋さんで毛くずが入らないようにと何かで首をきつく巻きますが,あれが嫌で,抵抗した覚えがあります.今でもネクタイは苦手です.省エネから始まったクールビズですが,私にとってはありがたい効果となりました.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

雑誌購入ページに移動

バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

今月の特集1 The SLE
今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

今月の特集1 体腔液の臨床検査
今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

今月の特集1 社会に貢献する臨床検査
今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら