icon fsr

雑誌目次

雑誌文献

臨床検査66巻8号

2022年08月発行

雑誌目次

今月の特集1 感染防御—免疫とワクチンの基本

フリーアクセス

山田 俊幸

pp.897

 COVID-19の病相はウイルスの変異により変容しつつありますが,重症化の脅威から救ってくれるのはワクチンであることに異論は少ないでしょう.COVID-19だけでなく,ワクチンによって私たちもこれまで多大な恩恵を受け,子どもたちにとっては将来の安全が保証されるといっても過言ではありません.

 一方で,ワクチンによる免疫についてはわかっているようで,実は簡単ではないことが多いことに気付かされます.そもそも,感染して得られる免疫とワクチンで得られる免疫はどう違うのか,ワクチンはどのように働いて免疫を付けてくれるのか,ワクチンにはどのような種類と特徴があってそれぞれどのように作製されるのか,ワクチンの副反応にはどのようなものがあってどう対処するのか,ワクチンの効果でもある抗体をどのように測定し意味付けるのか,などなど.

 特集では,基本的な理解の助けとなる貴重な解説をいただきました.最後に,COVID-19のワクチンの現状と今後についてまとめていただきました.

感染症における免疫—自然免疫,獲得免疫とその持続

森尾 友宏

pp.898-904

Point

●ウイルス感染症においては,局所感染細胞における細胞内センサーの役割と,それに引き続くtypeⅠインターフェロン(IFN)を中心とした自然免疫応答が重要な役割を果たす.

●ウイルス感染後には自然免疫系から獲得免疫系に橋渡しされ,ウイルス特異的免疫応答が成立する.獲得免疫では抗体〔免疫グロブリン(Ig)〕と細胞傷害性T細胞(CTL)が重要である.

●獲得免疫では免疫記憶が成立し,2度目以降の曝露では抗体によってウイルスの侵入や伝播を防御する.ウイルス特異的CTLは速やかにかつ強力に感染症に対応する.

●ワクチン免疫では,自然のウイルス感染症を模倣するかたちで免疫記憶の誘導に至ることが重要であるが,免疫記憶成立維持機構については継続した基礎・臨床研究が必要である.

ワクチンが働くしくみ

日置 仰 , 石井 健

pp.906-910

Point

●ワクチンは,あらかじめ病原体特異的な獲得免疫を誘導しておくことで,実際にその病原体に感染した際に即座に免疫応答を誘導し,病原体を排除することを目的としている.

●ワクチンには,病原体そのもの,もしくは病原体の一部を抗原として使用する従来のワクチンと,病原体の遺伝情報を用いる核酸ワクチンがある.

●ワクチンはアジュバントやドラッグデリバリーシステムとともに,自然免疫の活性化を介して抗原特異的な獲得免疫応答を誘導する.

ワクチン作製の基本と新技術

岡本 成史

pp.911-917

Point

●ワクチン作製に必要な条件は,①有効な感染予防効果,②ワクチン接種後の副反応や健康被害を最小限に軽減する安全性,③安定的にかつ安価に接種できる経済性である.

●ワクチンは抗原の性状から,弱毒性生ワクチン,不活化ワクチン,トキソイドに分かれる.近年,科学的根拠による感染予防効果の誘導と安全性の担保によって不活化ワクチンの開発・作製が盛んになっている.

●不活化ワクチンの多くは病原体由来の蛋白抗原であるが,近年,その蛋白を遺伝子組換えで作製したコンポーネントワクチンや,蛋白抗原をコードする遺伝子そのものを使用した核酸ワクチンが存在する.

ワクチンの副反応・有害事象とその対応

氏家 無限

pp.918-923

Point

●医療従事者は予防接種を実施するに当たって,生じうる副反応の機序および対処方法について事前に理解し,適切な対応のために準備を行っておくことが重要である.

●予防接種後に生じた有害事象に関して副反応が疑われる場合には,制度に基づいた被害救済制度について当事者などに説明する必要がある.

●予防接種後の副反応(疑い)については,規定に基づく医薬品医療機器総合機構(PMDA)への報告が予防接種法および「医薬品,医療機器等の品質,有効性及び安全性の確保等に関する法律」(薬機法)で医療従事者などに義務付けられている.

ワクチン誘導免疫を評価する

中釜 悠

pp.924-931

Point

●ワクチンと免疫学的検査は両者が表裏一体となって,感染症に対するpharmaceuticalな(医薬品を用いた)対策の一翼を担う.

●ワクチン接種後に獲得免疫の検査を行う目的は,ワクチンが目指すところの防御レベル抗体価が適正に構築されたかを評価することにある.

●臨床検査室における免疫学的検査法が多様化するなか,測定結果の標準化(ハーモナイゼーション)はますます重要な課題となっている.

COVID-19ワクチンの現状と今後

中野 貴司

pp.932-938

Point

●呼吸器感染症のワクチンは一般的に開発が困難であるが,新しいモダリティの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンでは高い発症予防効果が確認された.

●メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンの有効率は高いが,予防効果は接種後,期間を経て経時的に減衰する.

●変異ウイルスに対しては,ワクチンの予防効果の低下が指摘されている.

●mRNAワクチン接種後の副反応である発熱は,1回目よりも2回目の接種後で頻度が高い.

●重篤な副反応として,アナフィラキシー,心筋炎/心膜炎(mRNAワクチン),血栓/塞栓症(ウイルスベクターワクチン)がある.

今月の特集2 医療従事者のためのワクチン接種アップデート

フリーアクセス

関谷 紀貴

pp.939

 医療関連感染症対策の一環として,全ての医療従事者にはワクチンで予防可能な疾患(vaccine preventable disease:VPD)に対する基本的な理解が必要です.推奨されるワクチンと対象集団は経時的なリスク評価に応じて変化しており,定期的なアップデートが求められます.

 本特集は,臨床検査技師を含む医療従事者が知っておくべきVPDの基礎知識とワクチン接種について整理し,各医療機関における対応改善に役立てることを目的として企画しました.

 対象としたワクチン選択は,日本環境感染学会から発刊されている「医療関係者のためのワクチンガイドライン」の内容に準じています.各疾患の特徴,ワクチンの基礎知識,医療従事者における接種の概要,注意点や今後の課題などについて,造詣が深い先生方から幅広く解説をいただきました.あらためて医療従事者に必要なワクチンの知識を整理いただき,ご自身の接種状況を見直す機会としていただけるよう願っております.

麻疹・風疹ワクチン

森野 紗衣子

pp.940-947

Point

●麻疹,風疹ともに,近年の流行の中心はワクチン接種歴“なし”もしくは“不明”の成人へ変化している.加えて,流行するとワクチン接種前の1歳以下の児の罹患が多く報告される.

●いずれも有効な抗ウイルス薬がなく,時に重症な合併症を起こしたり,妊婦への感染で流産や先天性風疹症候群(CRS)など次世代への影響を及ぼしたりすることがある感染症である.

●1歳以上で2回のワクチン接種が推奨される.定期接種対象者をはじめ,“接種歴なし”あるいは“不明”の場合はワクチンによる積極的な予防の検討が望まれる.

●麻疹,風疹ともに標準予防策,飛沫感染対策,接触感染対策のみでの感染予防は困難であるが,ワクチンで予防可能な疾患であり,世界で排除が目指されている.

おたふくかぜワクチン

小川 英輝

pp.948-952

Point

●おたふくかぜは基本的には軽症疾患であるが,無菌性髄膜炎や感音性難聴の合併症の報告があり,不可逆的な後遺症もきたしうる.

●おたふくかぜワクチンは世界123カ国で定期接種ワクチンとして導入されている実績がある.国内においては任意接種ワクチン(標準的には1歳と5〜6歳で2回接種する)であり,これは先進国において唯一である.

●医療従事者におけるおたふくかぜワクチン接種は,原則的には抗体価にかかわらず,1歳以降に2回以上のおたふくかぜワクチンを接種していれば十分である.

水痘・帯状疱疹ワクチン

宇田 和宏

pp.954-959

Point

●水痘は空気感染対策が,帯状疱疹は接触感染対策がそれぞれ必要な疾患である.

●わが国の20歳以上では85〜90%が水痘罹患者であり,帯状疱疹発症のリスクをもつ.

●50歳以上の医療従事者には弱毒生水痘ワクチンまたは組換え帯状疱疹ワクチンの接種が推奨される.

B型肝炎ワクチン

生方 綾史 , 松尾 裕央

pp.960-964

Point

●B型肝炎ウイルス(HBV)は他のウイルスと比較して感染力が高い.感染した場合はときに劇症肝炎,肝硬変,肝細胞癌などの致命的な病態を呈することがある.

●患者の血液や体液に曝露する可能性のある全ての医療従事者はHBVワクチンを接種(0・1・6カ月後の1コース)することが望ましい.

●3回目接種の1〜2カ月後にHBs抗体検査を行う.10mIU/mL以上であれば免疫獲得と判定できる.

●医療従事者にHBV陽性者の血液や体液の曝露が起こった場合の対応の流れを知っておくことが重要である.

季節性インフルエンザワクチン

寺田 教彦

pp.966-970

Point

●インフルエンザは,健康な若年者では多くが自然に回復するが,高齢者や免疫不全者などでは肺炎,インフルエンザ脳症,心筋炎などの合併症を併発して重症化することのある疾患である.

●医療従事者や介護職員のインフルエンザワクチンの接種率が高いと,入所者のインフルエンザ罹患者数や死亡者数が減少すると報告されている.

●医療従事者はインフルエンザウイルスに曝露する機会が多い.自身が発端となってハイリスク患者に感染を伝播させないように,ワクチンを積極的に接種することが望ましい.

髄膜炎菌ワクチン

相野田 祐介

pp.971-973

Point

●髄膜炎菌(Neisseria meningitidis)感染症は国内で毎年,数十例の報告がある.

●国内でも集団生活やマスギャザリングイベントなどでのアウトブレイクが報告されている.

●「医療従事者のためのワクチンガイドライン 第3版」では,55歳以下の医療関係者にもワクチン接種が推奨されている.

破傷風トキソイド

吉田 菜穂子

pp.974-977

Point

●破傷風は世界では年間100万人が発症し,30〜50%が死亡する致死的な疾患である.

●破傷風トキソイド含有ワクチンによる予防が重要である.

●発症予防レベルの抗体価を維持するには,約10年ごとの追加接種が必要である.

●受傷時のトキソイド接種は創傷の状態と最終接種からの期間によって検討する.

百日咳ワクチン

荒木 かほる

pp.978-981

Point

●百日咳はワクチンによって予防可能な疾患である.ワクチン未接種の新生児・早期乳児が罹患すると重症化・死亡する場合がある.

●百日咳の感染力は非常に強く,感染後,無症状のまま他者へ感染伝播することがある.病院での集団感染事例が報告されている.

●重症化ハイリスク児と接触する機会のある医療従事者には三種混合ワクチンの接種が推奨される.

WITHコロナにおける検査室の感染対策・7

病理検査関連における感染対策

青木 裕志 , 外山 志帆 , 飯野 瑞貴

pp.982-986

はじめに

 新型コロナウイルス(以下,SARS-CoV-2)による感染症(coronavirus disease 2019.以下,COVID-19)の広がりは,われわれの日常生活のみならず,検査業務や検査体制においても大きな変化をもたらした.

 従来の感染対策は,検査材料からスタッフへの感染を想定した対策が主体であった.一方,COVID-19パンデミックにおいては,検査材料のみならず検体容器に付着したウイルスによる感染への対応に加え,万が一スタッフが感染した場合やスタッフが外で感染したウイルスを検査室内に持ち込んだ場合も想定した幅広い対応が求められるようになった.あるべき感染対策や作業手順が十分に定まらないなかで,試行錯誤を繰り返しながら感染の波を乗り越え,日々の検査業務の維持に苦労された施設は多いと思われる.

 本稿では,COVID-19パンデミックを経験し,その対応を通して得られた知見として,順天堂大学医学部附属練馬病院の病理検査室におけるCOVID-19パンデミック以前と以後の感染対策の違いや課題について述べる.

書評 フリーアクセス

松尾 宏一

pp.988

あとがき フリーアクセス

涌井 昌俊

pp.994

 本号の特集はワクチンに関する2本立てです.ワクチン接種の目的は特定の病原体に対する免疫記憶の獲得ですが,“免疫記憶”という言葉から,免疫の研究にいそしんだ約20年前の米国留学の記憶がよみがえりました.

 留学先のフロリダ大学は当時,米国で5本の指に入る屈指の広さをもち,バスまたは自転車がキャンパス内の移動の基本です.亜熱帯故の半端ない暑さに加えてスコールでずぶぬれになるのが日常.おまけにフロリダは身近な水辺にワニがごく普通に生息しています.キャンパス内には湖が1つ,さらに複数の池や小川がありました.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

雑誌購入ページに移動

バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

今月の特集1 The SLE
今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

今月の特集1 体腔液の臨床検査
今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

今月の特集1 社会に貢献する臨床検査
今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら