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雑誌文献

臨床検査66巻9号

2022年09月発行

雑誌目次

今月の特集1 専門医に聞く アレルギーとその検査

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山田 俊幸

pp.999

 アレルギーという言葉は日常のさまざまな場面で“○○アレルギー”などと行き過ぎの困った事柄に使われます.医学の分野では本来,合目的な免疫反応が過剰になって引き起こす病態を主に指します.本特集では,まず総論でそのあたりから広くアレルギーを俯瞰していただきます.引き続き,アレルギー性疾患を診療されている各専門領域のエキスパートにそれぞれの立場からの解説をいただきます.どの診療分野でもアレルギー性疾患は扱われますが,今回は代表的な分野である耳鼻咽喉科・小児科・皮膚科の専門医にお願いしました.また,救急疾患であるアナフィラキシーも取り上げました.臨床検査ではアレルゲンの検査がアレルギーの診療に寄与していますが,それは全体の情報の1つにすぎないことがわかります.それぞれの専門医がどのようにアレルギー性疾患に向き合っているかを学んでいただけたら幸いです.

アレルギーoverview

森山 良太 , 太田 昭一郎

pp.1000-1006

Point

●Ⅰ型アレルギーではアレルゲンの提示を受け活性化した2型ヘルパーT(TH2)細胞の刺激でB細胞がアレルゲン特異的免疫グロブリンE(IgE)を産生する.肥満細胞はIgEを表面に結合し,アレルゲンがIgEを架橋すると炎症メディエーターを放出して組織を傷害する.

●非免疫性アレルギーではアレルゲン特異的IgEは産生されず,物理的刺激が肥満細胞からヒスタミンを放出させたり,摂取物に含まれるヒスタミンが直接作用したりすることでアレルギー様症状を引き起こす.

●Ⅰ型アレルギーの検査ではアレルゲン特異的IgEの産生とアレルゲンによる症状の誘発の両者を確認することが重要である.

呼吸器領域のアレルギーとその検査

佐野 博幸 , 佐野 安希子 , 松本 久子 , 東田 有智

pp.1007-1013

Point

●気管支喘息(BA)の診断に気道可逆性検査と気道過敏性検査は重要であるが,1秒量(FEV1)<1.0Lの場合は中止すべきである.

●アレルギー性気管支肺真菌症(ABPM)の診断は,真菌に対するⅠ型アレルギーとして皮膚テストまたは特異的免疫グロブリン(Ig)E検査,Ⅲ型アレルギーは沈降抗体または特異的IgG検査で行う.

●薬剤性肺炎では薬剤リンパ球刺激試験(DLST)を行うが,擬陽性あるいは偽陰性になりやすい薬剤があるので注意が必要である.

●寄生虫感染症による好酸球性肺炎(EP)を疑ったときは,multiple-dot ELISA法による抗奇生虫IgG抗体スクリーニング検査を行う.

●過敏性肺炎(HP)でのⅢ型アレルギー検索では,トリコスポロン・アサヒに加えて,ハトおよびセキセイインコに対する特異的lgG抗体も蛍光酵素免疫測定(FEIA)法で測定可能となっている.

耳鼻科領域のアレルギーとその検査

原口 美穂子 , 後藤 穣

pp.1014-1019

Point

●アレルギー性鼻炎・花粉症において,アレルギー性か否かの検査には鼻腔内所見,鼻副鼻腔X線検査,鼻汁好酸球検査がある.原因アレルゲンを同定する検査には皮膚テスト,血清特異的免疫グロブリンE(IgE)検査,鼻誘発試験がある.

●口腔アレルギー症候群(OAS)では,被疑食品に対する血清特異的IgE検査や皮膚プリックテスト,候補となる感作花粉に対する血清特異的IgE検査が有用である.

●好酸球性副鼻腔炎は血中好酸球数・CT所見および臨床所見を,好酸球性中耳炎は中耳貯留液の好酸球の証明および臨床所見をそれぞれスコア化した診断基準が策定されている.

皮膚科領域のアトピー,アレルギーとその検査

高山 かおる

pp.1020-1025

Point

●皮膚領域のアレルギー検査は血清検査と皮膚テストを組み合わせて行う.

●アトピー性皮膚炎の場合はアトピー素因の検査と病勢の検査を行う.

●蕁麻疹はアレルギー性のものが疑われるときに特異的免疫グロブリンE(IgE)値やプリックテストを行う.

●接触皮膚炎の診療はパッチテストが必須である.

●薬疹の検査には薬剤リンパ球刺激試験(DLST)を活用する.

小児科領域のアレルギーとその検査

岩間 元子

pp.1026-1031

Point

●食物アレルギーとは“食物によって引き起こされる抗原特異的な免疫学的機序を介して生命にとって不利益な症状が惹起される現象”である.

●食物アレルギーの診断は,①特定の食物の摂取によって症状が誘発されること,②特異的免疫グロブリン(Ig)E抗体などの免疫学的機序を介している可能性があることを証明して確定する.

●食物を構成している多種類のタンパク質のうち,特異的IgE抗体の結合能(アレルゲン性)を有するタンパク質分子をアレルゲンコンポーネントといい,その結合部分をエピトープという.

アナフィラキシー—臨床検査室での救急対応

山本 基佳

pp.1032-1037

Point

●タスク・シフト/シェアによる業務範囲の拡大につれて,臨床検査技師がアナフィラキシーに遭遇する機会は増えるであろう.

●アナフィラキシーは,急速に気道(airway:A),呼吸(breathing:B),循環(circulation:C)の異常を呈する緊急アレルギー疾患である.診断基準で早期発見をして迅速に対応する.

●アナフィラキシーをみたらアドレナリンを筋注する.アナフィラキシーショックになる前にアドレナリンを筋注する.

●アナフィラキシーや急変に対応できるように,部署として日頃から準備・確認をして備えておく.

今月の特集2 免疫学的機序による血小板減少

フリーアクセス

涌井 昌俊

pp.1039

 日常の検査で遭遇する血小板減少の機序の1つとして,免疫学的機序が挙げられます.具体的には主に抗体が関与しますが,抗体を介した血小板破壊による減少と,抗体を介した血小板凝集による減少に大別されます.また,体内ではなく試験管内でのみ出現する血小板減少があり,検査干渉として重要です.臨床的特徴の把握に加えて,免疫学的機序という側面からの深い理解は,血小板減少にかかわる検査実地の向上につながります.

 本特集は「免疫学的機序による血小板減少」をテーマに掲げました.臨床的には異なるさまざまな血小板減少を,免疫学的機序という共通項で同じ土俵に上げて第一線のエキスパートの方々に解説いただきました.本特集が,免疫学的洞察から検査学的洞察への橋渡しとなり,translational medicineに倣ってtranslational laboratoryと呼べるような検査の進化につながるヒントとなれば幸いです.

特発性血小板減少性紫斑病(ITP)

桑名 正隆

pp.1040-1046

Point

●特発性血小板減少性紫斑病(ITP)は原発性免疫性血小板減少症に加えて,Helicobacter pylori関連,ウイルス生ワクチン接種後,急性ウイルス感染症後を含む,わが国独自の疾患概念である.

●ITPの病態は,抗血小板自己抗体による末梢での血小板破壊亢進と骨髄での血小板産生障害である.

●ITPの診断は血小板減少をきたす他疾患の除外が基本である.系統的な病歴,自覚症状,身体所見,末梢血検査,凝固検査,感染症検査,免疫関連検査,骨髄検査によって行う.

●血小板単独の減少に加えて,網状血小板,トロンボポエチン(TPO)などITPに特異的な臨床検査項目を取り入れてITPを積極的に診断する基準が提案されている.

後天性血栓性血小板減少性紫斑病(後天性TTP)

山田 真也 , 松本 雅則

pp.1048-1055

Point

●血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)は無治療では死亡率が90%以上であるが,適切な治療によって80%が救命可能な疾患である.

●von Willebrand因子分解酵素(ADAMTS13)活性10%未満でTTPと診断する.インヒビター陽性であれば後天性,陰性であれば先天性と診断する.

●TTPを疑った場合は(ADAMTS13の検査結果到着を待たずに)速やかに治療を開始する.

●治療の中心は血漿交換で,再発・難治例にはリツキシマブも使用可能である.今後はカプラシズマブや遺伝子組換えADAMTS13製剤(rADAMTS13)の登場が期待される.

●単に患者を救命するのみならず,いかに臓器障害を起こさないよう救命するかが今後の課題である.

ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)

西川 真子

pp.1056-1061

Point

●ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)は,抗凝固薬であるヘパリンの重篤な副作用であり,血小板減少と動静脈血栓症を引き起こす.

●HITの臨床診断には4Tsスコアが頻用される.血小板数の経時的変化をみることが特に重要である.

●HIT抗体検査で使用される免疫学的測定法は感度が高く除外診断に有用であるが,特異度は低いため,臨床診断と併せて判断する必要がある.

●HITを疑った時点で,全てのヘパリン類を中止し,ヘパリン以外の抗凝固薬を投与して血栓症の治療と予防を行う.

抗リン脂質抗体関連血小板減少症

土田 直央 , 藤枝 雄一郎 , 渥美 達也

pp.1062-1067

Point

●抗リン脂質抗体(aPL)は抗リン脂質抗体症候群(APS)に特徴的な自己抗体であり,陽性患者では血小板減少など抗リン脂質抗体関連疾患と呼ばれるさまざまな症状を生じる.

●aPLに関連した血小板減少症は免疫性血小板減少症(ITP)に含まれるが,通常のITPが出血傾向となるのに対して血栓傾向となることがある.

●“aPLパネル”検査が保険収載され,わが国でも国際分類基準に準じたaPLの測定が可能となった.

免疫学的機序による血小板輸血不応

髙橋 大輔

pp.1068-1074

Point

●免疫学的機序による血小板輸血不応の主な原因はヒト白血球抗原(HLA)抗体であり,HLA適合血小板が有効である.

●HLA抗体の検出は蛍光ビーズ法が主流であり,目的に応じて種々の試薬を選択する必要がある.

●HLA抗体の特異性を同定するにはシングルビーズ試薬が有効であるが,試薬の特性や蛍光強度の取り扱いに注意が必要である.

EDTA依存性偽性血小板減少症

荒井 智子

pp.1075-1079

Point

●エチレンジアミン四酢酸(EDTA)依存性偽性血小板減少症(EDP)は生体内で血小板が減少するのではなく,自動血球分析装置で測定すると,見掛け上,血小板減少をきたす病態である.

●抗凝固剤であるEDTAの存在下で免疫学的反応によって血小板凝集が起きる.

●出血傾向が認められない血小板減少はEDPであることを念頭に評価する.

WITHコロナにおける検査室の感染対策・8

細菌検査関連における感染対策

平本 卓 , 村上 正巳

pp.1080-1083

はじめに

 群馬大学医学部附属病院(以下,当院)は病床数731床,診療科31科を有する群馬県の基幹病院である.第1種感染症指定医療機関であり,2019年12月の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック発生以降,人工呼吸器や体外膜型肺(extracorporeal membrane oxygenation:ECMO)治療を要する重症者や妊娠中のCOVID-19患者を中心に治療を行っている.当院の検査部(以下,検査部)では2020年3月より院内で新型コロナウイルス(severe acute respiratory syndrome virus 2:SARS-CoV-2)核酸検査を導入し,同年9月から抗原定量検査も開始した.検査部の微生物検査室は5名で担当している.細菌検査に加え,外来患者の採血,夜勤もあるため,実際には3名程度で通常業務を行っている.検査項目は,一般細菌,抗酸菌,イムノクロマト,疫学解析,遺伝子解析である.COVID-19パンデミックの発生以降,SARS-CoV-2に関する検査(PCR・抗原定量)も微生物検査室で担当しているため業務量は増大している.

 本稿では,細菌検査でのCOVID-19流行前後での感染対策について述べる.

書評 フリーアクセス

上田 剛士

pp.1084

あとがき フリーアクセス

関谷 紀貴

pp.1088

 今年初めの大雪,梅雨時のヒンヤリとした陽気がうそのように,暑い夏が訪れようとしています.本稿執筆時は史上最短の梅雨明け宣言が出されて間もない頃ですが,すでにクラクラするような暑さで先が思いやられます.これまでの国内での最高気温は静岡県浜松市の41.1℃(2020年8月17日)だそうですが,上位十傑のうち7つが過去5年以内に記録されており,近年連呼される“災害並みの暑さ”という言葉も大げさではなさそうです.

 さて,夏といえば旅行,盆踊り,ビアガーデン,バーベキュー,プール,海水浴,サマーフェスなどが頭に浮かびますが,皆さまはどのようにお過ごしになったでしょうか.いずれも新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けたものばかりですが,今年は感染対策に留意しつつ,以前の賑わいが戻ってきているように感じます.外国人観光客の姿を目にすることも多くなり,社会全体の活力がこれまで以上に戻ることを願うばかりです.その一方で,新しい変異株の流行と患者数の急激な増減は,人間の都合とは関係なく繰り返されています.四季折々を楽しむ行動と感染対策がバランスよく回るようになるには,もう少し時間が必要なようです.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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