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今月の!検査室への質問に答えます・1【新連載】
臨床的に想定外であるAPTTの著明延長に遭遇した場合の解釈と対応について教えてください
著者: 岡周作1 谷田部陽子1
所属機関: 1慶應義塾大学病院臨床検査科
ページ範囲:P.76 - P.79
文献購入ページに移動活性化部分トロンボプラスチン時間(activated partial thromboplastin time:APTT)は血液凝固スクリーニング検査として用いられており,内因系および共通系の凝固因子異常が反映されます.しかし,APTT延長は検査前工程(プレアナリシス)に起因することが否定できないため,検体の観察を行い,病態による延長と鑑別することが重要です.
本稿では,想定外に延長したAPTTへの対応および事例を用いたAPTT延長の具体的な要因を紹介します.
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