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文献詳細

雑誌文献

臨床検査67巻12号

2023年12月発行

文献概要

今月の特集 中枢神経系感染症アップデート

中枢神経系感染症の病理検査

著者: 高橋健太1

所属機関: 1国立感染症研究所感染病理部

ページ範囲:P.1378 - P.1386

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Point

●感染症の病理検査では,形態検索と病原体検索を同一組織検体上で併せて行う必要がある.

●形態検索では組織中の病原体そのものの観察と,感染に伴う形態学的変化の評価を行う.

●病原体検索では,免疫組織化学による病原体のタンパク質,組織からのPCRによる病原体の核酸などが検査の対象となる.

●生検による中枢神経組織の検体採取は侵襲性が極めて大きい一方,病理検索で必ずしも確定診断に至るとは限らない症例もあり,各種培養検査や血清学的検査の併用が有用となる.

参考文献

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8)プリオン病のサーベイランスと感染予防に関する調査研究班,日本神経学会(監),プリオン病感染予防ガイドライン作成委員会(編):プリオン病感染予防ガイドライン2020,2020
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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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