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文献詳細

雑誌文献

臨床検査67巻12号

2023年12月発行

文献概要

今月の!検査室への質問に答えます・10

MRI検査で入れ墨やモニターリード線がなくてもやけどをしてしまうリスクはありますか?

著者: 伊藤隆一1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学附属病院放射線部

ページ範囲:P.1388 - P.1391

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はじめに

 結論からいいますと入れ墨やモニターリード線といった金属類がなくてもやけど(加熱)のリスクは“あります”.

 ではそれはなぜでしょうか?

 ここではまず,加熱の原理についての話から,実際MRI(magnetic resonance imaging)装置に入ったときの人体の状態,そして検査時の注意点や対策まで解説していきます.

参考文献

1)日本磁気共鳴医学会安全性評価委員会:MRI安全性の考え方 第3版,学研メディカル秀潤社,2021
2)荒木力:決定版 MRI完全解説 第2版,学研メディカル秀潤社,2014
3)厚生労働省:MRI検査時の注意について(その1).医薬品医療機器総合機構(PMDA)医療安全情報No.25,2011(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r985200000274nz-att/2r985200000275wn.pdf)(最終アクセス:2023年8月13日)
4)日本医療機能評価機構:MRI検査時の高周波電流のループによる熱傷.医療事故情報収集等事業医療安全情報No.56,2011(https://www.med-safe.jp/pdf/med-safe_56.pdf)(最終アクセス:2023年8月13日)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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