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臨床検査67巻2号

2023年02月発行

雑誌目次

今月の特集 検査機器・試薬の工夫—ぎりぎり教えて,メーカーさん

フリーアクセス

山田 俊幸

pp.91

 臨床検査は実施者が自ら試薬を調整し,検体を1本ずつ用手法で測定したことから始まり,次に試薬製造企業による試薬製品(キット)が生まれました.企業の努力で高品質な測定が可能になった反面,特に免疫測定試薬のあたりからユーザーにはその詳細がわかりづらくなりました.知らなくても問題になることは少ないのですが,思いがけない反応に直面したときには,試薬・測定法の情報があれば,と思うことがあります.本特集のサブタイトル「ぎりぎり教えて」はそんな思いが背景になっており,各企業の方に,開示できる範囲でユーザーのためになるような情報を教示いただけるようお願いしました.そして,キャッチボールをするようなイメージでユーザー側の立場でそれぞれのエキスパートに執筆・コメントいただきました.大変ユニークな企画で成立するか不安でしたが,立派な特集になりました.なかなか聞けない内容も含まれています.ぜひ,熟読してください.

汎用生化学自動分析装置

汎用生化学自動分析装置における工夫

飯島 昌彦

pp.93-100

Point

●現在の汎用生化学自動分析装置は,円周上に配置した反応セルが,光度計の前を繰り返し通過するような動作の工夫によって試料と試薬が反応し,吸光度が変化する過程を捉えられる全反応過程測光方式を採用している.

●測光終了時と反応開始時の吸光度の差分から濃度を算出するエンドポイント分析と,酵素反応が一定速度で進行する区間の吸光度変化率から酵素活性を求めるレート分析がある.

●反応セル,分注ノズル,攪拌棒は,異なる試料・試薬の反応に連続して使用されるため,相互コンタミネーションを回避するための洗浄,相互隔離などの工夫がなされている.

●試料・試薬の微量化の要望に応えるために,反応セルの小型化,微量サンプリングの実現,洗浄水・試料・試薬の混入や持ち越しの影響低減など,さまざまな工夫を施している.

汎用生化学自動分析装置とのつき合い方

末吉 茂雄

pp.102-107

Point

●分析装置の機構には主に恒温機構,洗浄機構,試料分注機構,試薬分注機構,攪拌機構,測光機構があり,それぞれの特徴を理解する必要がある.

●偶発誤差を生じる場合には,どんなにキャリブレーションを実施しても,その不良の原因を究明し改善しなければ正確な分析はできない.

●分析装置に起因した反応過程の確認を行う場合は,各機構が動作するタイミングを知り,反応に適合した吸光度変化であるかを判断する必要がある.

●クロスコンタミネーションは避けることはできず,あらかじめ試薬中の成分を考慮してから測定するが,分析装置の状態によって突然,出現することもあるので注意が必要である.

生化学検査試薬

生化学検査試薬における工夫

中尾 友作

pp.108-114

Point

●現在の生化学検査試薬における工夫の多くは,用手法から自動化法,凍結乾燥試薬から液状試薬へと移り変わる過程で確立された.

●工夫の内容は,長期保存,開封後の安定性の向上,共存物質による測定値への影響の回避・軽減が中心となっている.

●市場の成熟とともにますます品質への要求度は高まっている.試薬メーカーは処方の改良ばかりでなく,原料ロットの選別や製造上で品質のばらつきが生じにくい対策にも多くの力を注いでいる.

生化学検査試薬とのつき合い方

濵田 悦子

pp.115-119

Point

●生化学自動分析装置および生化学試薬の開発と工夫によって検査者の手技が簡易となった.また,試薬性能の向上によって,精度保証のある検査報告が可能となった.

●精度保証のある検査報告には装置特性や測定原理はもとより,測定試薬の性能の精密性,迅速性,特異性,安定性,安全性などの知識が必要である.

●臨床検査における作業プロセスには,検査の依頼,患者管理から始まる分析前工程,分析工程,検査結果の報告を含む分析後工程がある.正しい臨床検査値を得るためには,これら全てに留意すべきである.

ラテックス凝集,免疫比濁法

ラテックス凝集,免疫比濁法における工夫

笹川 吉清

pp.120-125

Point

●臨床検査に用いられる免疫比濁法について概説する.

●特異抗体を用いることで特定の蛋白質を選択的に定量することが可能である.

●試薬を構築するうえで行った工夫について言及する.

ラテックス凝集,免疫比濁法とのつき合い方

井本 真由美

pp.126-133

Point

●免疫比濁法(TIA,LATIA)と免疫比ろう法(NIA)の測定法の特徴を知り,それぞれの長所と短所をつかむ.

●非特異反応の原因を知り,解析方法を学ぶ.

●異常反応をみつけるため,プロゾーンチェックや反応過程近似法について知り,検査過誤防止手段を学ぶ.

酵素(化学発光)免疫測定法

酵素(化学発光)免疫測定法における工夫—新世代イムノアッセイを目指して

小島 哲 , 北村 由之

pp.135-140

Point

●低分子化合物のイムノアッセイは1抗体を使用した競合法によって設計されることが一般的であり,複数抗体を使用したサンドイッチアッセイに対して,感度,再現性,交差反応性,測定範囲の性能に制限が生じる.

●抗原抗体複合体を認識する抗メタタイプ抗体を樹立・使用することによって,低分子化合物に対するサンドイッチアッセイを設計することができる.

●検体に適切な前処理を自動で行う前処理総抗原測定法を適用することによって,測定対象を効率的に抽出し,測定対象物質を選択的かつ確実に測定することができる.

酵素(化学発光)免疫測定法とのつき合い方—その限界と新たな技術

宇佐美 陽子

pp.141-145

Point

●酵素(化学発光)免疫測定法は抗原抗体反応を利用しているため,低分子物質の測定には限界がある.また,非特異反応による偽値を完全に回避するのは不可能であるという欠点がある.

●抗メタタイプ抗体は低分子物質測定のこれまでの限界を突破するものである.従来まで競合法でしか測定できなかった低分子物質のサンドイッチ法での測定を可能にする新しい技術である.

●前処理総抗原測定法の開発によって,これまで回避できなかった共存物質の測定値への干渉の回避が可能になっている.

イムノクロマト法

イムノクロマト法における工夫

大嶽 徹朗

pp.146-152

Point

●株式会社タウンズは検出感度と特異性の両面を備えた試薬であることを念頭に製品開発を進めている.本稿では特に,特異性を確保するための処方検討について紹介する.

●特別な測定機器を使用しない検出試薬であるからこその課題や問題点が存在している.本検出系の特性を踏まえ,各種処方の検討を実施している.

●構成する試薬の特徴や役割について紹介する.また,検出対象(抗原)を抗体によって確実に捉えるための工夫や試薬開発における考え方について研究・開発の観点から紹介する.

イムノクロマト法とのつき合い方

菅野 佳之

pp.154-159

Point

●イムノクロマト法は微生物学的検査を中心に,感染症抗原・抗体検査,心筋マーカー検査など,臨床現場即時検査として広く用いられている.

●高いユーザビリティを有するイムノクロマト法は大規模災害発生時や在宅医療現場などでも活躍が示唆されることから,適切な検査実施のための啓発活動が求められる.

●正しい検査結果を得るためには,温度や湿度などの適切な検査環境の保全,至当な検体採取法の習得,客観的で冷静な目視判定や落ち着いた結果入力の実施が必須である.

●イムノクロマト法を含めたPOC検査は今後も必要性が増加していくと予見されるため,信頼性を担保するべく研鑽を積むとともに,積極的に認定資格の取得に励むべきである.

●近年では,ヒト免疫不全ウイルス(HIV)-1/2抗体を特異的に検出するイムノクロマト法がHIV確認検査として診断ガイドラインに採用された.非特異的反応の回避などのさらなる高性能化が期待される.

尿試験紙

尿試験紙における工夫

関根 和宏

pp.160-167

Point

●尿定性検査はその簡便性,迅速性,低コストなどの多くの利点から,臨床検査の一次スクリーニング検査として非常に有用である.

●尿定性検査ではさまざまな要因(比重,pH,投与薬剤や尿色調など)で偽反応を起こすことがあるため注意が必要である.影響を抑制・回避することができる尿試験紙や専用分析機器が開発されている.

●尿試験紙や機器の機能には限界があるため,尿試験紙の特徴や機器の仕様と限界をよく理解して結果を解釈することが必要である.

尿試験紙とのつき合い方

服部 亮輔

pp.168-172

Point

●尿試験紙は吸湿によって変色・劣化する.特に,潜血,蛋白,亜硝酸塩が吸湿による影響を受けやすい.

●蛋白で偽反応を呈する要因として偽陽性(高アルカリ尿など)や偽陰性〔蛋白定性試験紙との反応性が低いBence Jones蛋白(BJP)やグロブリンの存在〕が挙げられる.必要に応じて20%スルホサリチル酸法で再検査することが望ましい.

●尿定性検査は薬剤による偽反応(偽陽性,偽陰性)が多い.代表的なものにアスコルビン酸が挙げられ,潜血,ブドウ糖,ビリルビン,亜硝酸塩で偽陰性を起こす場合がある.日常業務では,尿定性の潜血が尿沈渣の赤血球数と比較して低値の場合にアスコルビン酸の影響を推測することができる.

今月の!検査室への質問に答えます・2

静脈血で血液ガス分析検査をすることがあります.注意点について教えてください

松本 剛

pp.173-175

はじめに

 血液ガス分析検査というと,もともとは動脈血液ガス分析が一般的でした.血液ガス分析検査の目的の1つに,患者の呼吸状態(肺でのガス交換)を評価することがあるため,動脈血を測定することはその目的に合致していると考えられます.その一方,静脈血で血液ガス分析検査をすることが広く行われています.静脈血で血液ガス分析検査を行うことのメリットは,動脈穿刺を行わなくてよいこと(他の血液検査と合わせて1回の穿刺で済む,穿刺がしやすく看護師でも採血が可能,止血時間が短いなど)です.このことは実際の臨床現場では大きなメリットですが,その解釈ができないと意味がないことになります.

 本稿では,静脈血による血液ガス分析検査について,その解釈についての注意点をまとめます.

書評 フリーアクセス

増井 伸高

pp.176

書評 フリーアクセス

山下 俊一

pp.177

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関谷 紀貴

pp.182

 冬の寒い時期ですが,いかがお過ごしでしょうか.一時期と比べて遠くに出掛ける機会も増えてきましたが,以前と比較して海外が少し遠くなった感覚はいまだに続いています.海外リゾートを紹介する番組も増えていますが,テレビから流れてくる物価高のニュースを見て目を丸くすることも多く,一昔前と状況が変わっていることを感じます.

 さて海外といえば,本稿の執筆時はサッカーW杯が始まったばかりです.身長の半分ぐらいあるサッカーボールと一緒に写った幼い頃の写真が残っていますが,物心ついた頃からボールが一番の遊び道具でした.中学生ぐらいまでは主にセンターフォワードでしたが,めったに見ることのできない海外スター選手の映像を繰り返し見ていたのは懐かしい思い出です.1980年代,まだJリーグが始まる前でほとんどテレビ放送もなかった頃,初めて見た1986年メキシコW杯のマラドーナの圧倒的な技術にくぎ付けになり,このときに得点王となったイングランドのゲーリー・リネカーが名古屋グランパスエイトにきたときは本当に驚きました.1990年イタリアW杯は,当時最高のトリオといわれたファン・バステン,フランク・ライカールト,ルート・フリット要するオランダ代表が,皇帝ベッケンバウアー率いる優勝した旧西ドイツに敗れた試合はよく覚えています.また,同大会得点王であったイタリアのサルバトーレ・スキラッチ,1994年大会得点王のブルガリアのフリスト・ストイチコフまでも後年Jリーグにきたときは,何かの間違いかと思いました.Jリーグは1993年に満を持して始まったわけですが,国内でプロサッカーが見られるだけでなく,数多くの世界的名手を目の前で見ることができる興奮に包まれていたことを思い出します.そして,夢のまた夢であったW杯出場が現実のものとなり,2002年日韓W杯で勝ち取った日本のW杯初勝利をスタジアムで目にしたとき,表現できない強い感動を覚えたことは今でも鮮明に思い出されます.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

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今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

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今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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