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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査67巻3号

2023年03月発行

雑誌目次

今月の特集1 子宮頸がんをめぐって

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山田 俊幸

pp.187

 子宮のがんは女性の罹患数で第5位,死亡数で第6位のがんであり,頸がんは,女性に特有のがんでは罹患数,死亡数とも第2位となっています.罹患数は2000年以降,増加しています.働きざかりの年齢層の罹患が多いことから,しばしば家庭生活に深刻な影響をもたらします.

 本特集ではまず,この病気の全体像を理解するための解説をいただきました.大変,コンパクトにまとまっていて,大まかな現状把握になります.次に,早期発見のために広く行われている検診について,現状と今後のあるべき姿を論じていただきました.そして,臨床検査のかかわりとして重要な,細胞診とHPV核酸検査の現状と問題点をそれぞれ取り上げました.ぜひ,参考にしてください.この病気はワクチンという予防の手段があり,その適切な普及が望まれています.最後に,その重要性を論じていただきました.

子宮頸がんの基礎と臨床

冨尾 賢介 , 大石 元

pp.188-194

Point

●子宮頸がんは年間約10,000人が罹患し,約3,000人が死亡する.2000年以降,わが国では増加している.

●治療は手術療法,放射線療法,薬物療法によって行われる.子宮頸がん検診によって早期発見することが重要である.

●ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によって発症することから,HPV感染を予防することが重要である.

●子宮頸がん撲滅に向けた取り組みは世界各国で始まっている.わが国においても,がん検診の受診率およびHPV予防ワクチンの接種率の向上が重要課題となっている.

子宮頸がん検診の現状と問題点—がん撲滅を目指した検診方法

岩成 治

pp.196-203

Point

●世界保健機関(WHO)は子宮頸がん撲滅の定義をがん罹患率4未満と定め,2030年までの介入目標値を①ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン接種率90%,②検診受診率70%,③前がん病変治療率90%とした.

●欧・米・豪の各国はすでに前がん病変有病率0.4%・がん罹患率6に減少して撲滅寸前であるが,わが国は前がん病変有病率2%・がん罹患率15で,いまだに増加し続けている.

●高罹患率の原因には,がん教育の遅れなどによる低若年受診率,検診登録・地域がん登録の不備による検診改善の遅れ,HPVワクチン接種の遅れ,HPV検査併用検診導入の遅れなどがある.

●検診受診率80%におけるがん罹患率減少効果:①細胞診単独検診はがん罹患率10まで減少可能,②HPV単独検診はがん罹患率8.4まで減少可能,③HPV・細胞診併用検診はがん罹患率5.2まで可能.実際,島根県出雲市のHPV併用検診において,若年受診率75%でがん罹患率は6に減少した.

●今後10年間はワクチン効果が望めないので,効率的で高精度のHPV併用検診を実施すべきである.ワクチン接種率70%以上・若年受診率70%以上の先進国のように前がん病変有病率が0.4%以下になれば,HPV単独検診,さらには自己採取HPV検診への移行が可能と思われる.

子宮頸がん細胞診の現状と問題点

下 正宗

pp.204-210

Point

●子宮頸部は体表臓器である.子宮頸がん細胞診は,侵襲が小さく比較的簡易な方法で検体を採取できる検査である.

●検体採取方法は,よりたくさんの細胞を効率的に採取できるように変遷してきており,細胞診以外の検索にも利用できるようになってきている.

●子宮頸がん細胞診の歴史は古く,その間にさまざまな分類方法が普及してきている.現状では複数の分類が臨床,検診の現場で併存している.

子宮頸がんHPV検査の現状と,その問題点

森定 徹

pp.211-215

Point

●ヒトパピローマウイルス(HPV)検査は,ハイリスクHPV遺伝子を群として検出するグループ検査(狭義のHPV検査)と,HPVのタイプを個別に判定するタイピング検査の2種類に大別される.

●HPV検査は,子宮頸がんの発がんと関連がある13〜14種類のHPVのタイプを検出する.

●HPV検査とタイピング検査には保険診療に定められた適用がある.

子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)の現状と課題

川名 敬

pp.216-222

Point

●ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンは感染予防ワクチンであり,未感染者に接種するのが基本である.

●HPVワクチンによって子宮頸がんが減少することが証明されている.このがん予防ワクチンの必要性を周知しなければいけない.

●健康教育の一環として,ワクチンによって予防できるがんがあることを学校で学ぶ機会を確保したい.

今月の特集2 臨床検査で患者を救え!—知っておいてほしい疾患

フリーアクセス

河合 昭人

pp.223

 患者の病気を診断する際,症状の確認などとともに臨床検査は不可欠となっています.そこで,臨床検査技師は,異常値を発見した場合,パニック値報告などで臨床医に報告することとなっています.この対応は当然のことですが,しかし,これではまだ臨床検査をフル活用しているとは思えません.これからの臨床検査技師は,気になった検査データや画像についてどんどん医師とコミュニケーションをとり,病気と対峙してほしいと思います.

 本特集で取り上げた検査結果は,普段,遭遇する,あるいは特殊な臨床検査データかもしれませんが,そこにはまれな疾患が隠れていることがあります.1つの結果にとらわれることなく,その患者全ての検査データを俯瞰するよう解説されています.医師に付加価値のある情報提供ができるよう広範な知識のアップデートに役立ててください.

 読者の方々の知識のブラッシュアップにつながれば幸いです.

炎症反応上昇,高度溶血

藤川 裕恭

pp.224-228

はじめに—症例の背景

 敗血症は頻度の多い疾患群である.したがって,日頃の検査業務において,いわゆる炎症反応上昇〔白血球増多やC反応性蛋白(C-reactive protein:CRP)上昇など〕という結果を見掛ける機会は多いであろう.しかし,この日頃よく見掛ける炎症反応上昇のほかに,高度溶血という所見が加わってくると事態は急を要する.ここである疾患を想起し,普段はあまり行わないであろう,あの検査を追加で行うと,早期に診断に至ることができ,現場にいる臨床医や,患者およびその家族にとって,とても有益かもしれない.

腹痛と褐色尿

足立 智英

pp.230-235

はじめに—症例の背景

 尿の色調の異常は,血尿,ヘモグロビン尿,ミオグロビン尿などによる赤色尿,黄疸などビリルビンによる濃い黄色からオレンジ色の尿,各種薬剤,細菌による色調の変化などがみられる.腹痛に伴い尿の色調変化がみられる場合には,尿管結石や腎梗塞などによって血尿が生じることが代表的である.

 本稿では,腹痛とともに褐色〜赤色尿が観察された症例をもとにして,どのような疾患が考えられ,また,どのような検査が必要であるかについて考える.

Extreme delta brush

本多 正幸 , 池田 昭夫

pp.236-244

症例の背景1)

 患者は19歳,右利きの女性.

重度で長期の甲状腺機能低下症

越智 可奈子 , 中野 靖浩 , 原田 洸 , 長谷川 功 , 大塚 文男

pp.246-253

はじめに—症例の背景

 甲状腺機能低下症は,体内において甲状腺ホルモンの作用が低下した病態であり,原因はさまざまであるが(表1)1),慢性甲状腺炎(橋本病)をはじめとした甲状腺機能低下症は頻度が比較的高く(0.24〜0.69%)2),日常診療でも遭遇する機会の多い疾患である.甲状腺機能低下症は慢性的な経過をたどることが多く,また,自覚症状も非特異的なものが多いため,本症を疑って検査を行わなければ診断に至らないことも多い.

 甲状腺機能低下症の症例は,適切な治療介入を行えば良好な経過をたどるものがほとんどではある.しかし,甲状腺機能低下症のなかにはまれではあるが重症化および全身状態の急激な悪化を認める病態がある.本稿で症例を提示して概説する.

アナフィラキシーと心室細動

後藤 慶大 , 笠間 周

pp.254-258

はじめに—症例の背景

 アナフィラキシーとは,アレルゲンなどの侵入によって複数臓器に全身性にアレルギー症状が惹起され,生命に危機を与えうる過敏反応をいう1).アナフィラキシーに血圧低下や意識障害を伴う場合をアナフィラキシーショックという.肥満細胞や好塩基球の免疫グロブリンE(immunoglobulin E:IgE)と抗原が原因となり,ロイコトリエンやヒスタミンを放出し,平滑筋の収縮および血漿漏出を伴う血管拡張を誘発する.アナフィラキシーの多くはIgEが関与して発生し,最も多くみられる誘因には食物,ハチやアリなどの昆虫の毒,薬剤などが挙げられる.薬剤によるアナフィラキシーには,IgEが関与しない免疫学的機序によるアナフィラキシーと,肥満細胞を直接活性化する機序によるアナフィラキシーが存在する.CTで用いられる造影剤は,IgEが関与する機序による場合と関与しない機序の場合の両者によってアナフィラキシーの誘因となりうる.アナフィラキシーでは気管支収縮・気管支喘息,嘔吐・下痢,蕁麻疹,血管性浮腫など多種多様な症状が引き起こされる.重度のアナフィラキシーでは感作抗原の曝露の数分後にショックや痙攣が起こって死亡することがある.感作抗原の曝露後4〜8時間で発生する遅発性のアナフィラキシーも存在する.蕁麻疹などの軽度の場合や,重度または致死的となる場合もあり,症状や経過は急性のアナフィラキシーと同様にさまざまである.

 アナフィラキシーに似ているものとして,アナフィラキシー様反応がある.アナフィラキシー様反応はアナフィラキシーと臨床的に判別が難しいが,アナフィラキシー様反応ではIgEが関与しておらず,先述した先行する抗原の感作が不要である.つまり,抗原に初めて曝露されたときにアナフィラキシー様反応が起きることがある.アナフィラキシー様反応は,肥満細胞や補体を活性化する免疫複合体を介して発生することが一般的である.アナフィラキシー様反応の最も一般的な誘因にヨード造影剤やアスピリンおよびその他の非ステロイド系抗炎症薬(non-steroidal antiinflammatory drugs:NSAIDs),オピオイド,モノクローナル抗体などが挙げられる.

アルコール依存と高拍出性心不全

秦 龍彦

pp.260-264

はじめに—症例の背景

 脚気は一昔前の疾患ではなく,現代においても食生活や背景疾患によって生じうる.症状は全身にわたり,疑わなければ診断に至りにくい.多職種化が進むなか,検査としての特性を押さえるのみならず,補助的な異常項目や臨床像を理解しておくことが検査に関わる者にも求められるであろう.

 本稿では,自験例をもとに,見逃されがちな脚気心の1例を提示する.

今月の!検査室への質問に答えます・3

咳喘息とはどのような疾患ですか? また,呼吸機能検査やその他の臨床検査でどのような注意が必要ですか?

松本 久子

pp.265-267

咳喘息はどのような疾患ですか?

●概念・定義

 咳喘息は1979年にCorraoら1)によって提唱された疾患概念で,気管支拡張薬により抑えられる慢性(8週間以上)咳嗽と定義されます.胸部画像で異常を認めないことが大前提です.呼吸機能はほぼ正常ですが,気道過敏性が亢進し,喘息の亜型に含まれます.典型的な喘息では,咳症状に加えて喘鳴(ゼーゼー,ヒューヒュー)や息苦しさを伴うのに対して,咳喘息では強く呼出させたとき(強制呼出時)の聴診でも喘鳴は聴取されず,咳症状だけを呈します2)

短報

Clostridioides difficile毒素遺伝子検査(NAAT)導入による利点・問題点の検討

古藤 柚子 , 河合 由佳 , 原口 摩耶 , 嘉瀬 文孝

pp.268-271

Summary

クロストリディオイデス ディフィシル感染症(CDI)の診断には,便検体から直接酵素免疫測定法(EIA)を行う検査が一般的に用いられるが,トキシン検査の感度は不良で,確認試験〔トキシン遺伝子検査(NAAT)または培養トキシン検査〕が必要とされている.このたび,NAATを院内導入した.本検討では,NAAT導入前後のブリストル便性状スケール(BS)スコアの変化とNAAT実施率と陽性率,CDI治療の有無を調査した.NAAT導入後の新たな課題として,CDIの過剰診断を防ぐ注意を呼びかけていく必要性が示唆された.

書評 フリーアクセス

石岡 千加史

pp.271

あとがき フリーアクセス

河合 昭人

pp.276

 第5回ワールド・ベースボール・クラシックが3月8日から開催されます.日本はPOOL Bにエントリーされ,ほかに韓国,オーストラリア,中国,チェコと“負けられない戦い”が始まります.上位2チームが準々決勝に進めるので,順当にいけば日本は準々決勝,準決勝に進めるでしょう.しかし,安心してはいけません.そこは勝負の世界,何が起こるかわかりません.選手本人たちはもちろんのこと,われわれ応援する側も気を緩めずに応援したいところです.そこで期待されるのは日本人メジャーリーガーです.大谷選手やダルビッシュ選手など大物が参戦を表明しています.世界を知る男たちが侍ジャパンに加わることでチーム内の競争が促進され,チーム全体がボトムアップすることを期待されます.昨年はサッカーのW杯中継でその知識の豊富さと予想の的中で“神予想”と称された日向坂46の影山優佳さんのように予想したいと思います.ずばり,決勝戦は日本対米国で,5対2で日本の勝利.予想が当たるも外れるもどちらでも構いませんが,日本の優勝を期待しています!!

 期待するといえば,WITHコロナで各種イベントが通常通りに開催されることを期待しています.もちろん,医療人としてエビデンスもなく何でもかんでも通常通りに開催してよいとは思っていません.しかし,感染拡大が収まっているようであれば,いろいろな日常を取り戻したいところです.3月は卒業式シーズンです.昨年までは盛大な卒業式ができたところは皆無ではないでしょうか? 今年は,下級生や保護者の参加,謝恩会など,これまでの労をねぎらい新しい第1歩を踏み出すための一区切りを今まで通り開催できることを期待しています.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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今月の特集2 話題の感染症2014

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今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

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今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

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今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
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57巻12号(2013年11月発行)

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今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
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57巻9号(2013年9月発行)

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今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

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今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

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今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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