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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査67巻4号

2023年04月発行

雑誌目次

増大号 チェックリストで見直す 検査と医療関連感染対策

はじめに−本書の活用の仕方 フリーアクセス

関谷 紀貴

pp.279

 臨床検査部門は,生きた方と亡くなられた方,さまざまな生体成分,ヒトと環境に存在する微生物を取り扱うため,医療関連施設において最も幅広くヒトおよびその周辺要素とかかわりがある部署の1つである.したがって,ヒトと微生物の接触機会のあり方も多様であるため,①医療関連感染対策に対する基本的な考え方をしっかり押さえること,②所属部署の特性に応じた適応と実践を理解すること,③自施設の利点と限界を踏まえた最善の感染対策を考えること,が重要である.標準予防策と経路別予防策を基本とした医療関連感染対策の原則が確立して一定の期間が経過しているが,新型コロナウイルス感染症の流行によってさまざまな課題が浮き彫りとなっている.あらためて医療関連感染対策に対する理解と実践を見直し,既知の感染症か否かを問わず安全に対応することが可能な体制作りが求められている.

 本書は上述した3つの観点を意識して,臨床検査部門の感染対策の見直しに有効活用していただくことを念頭に構成されている.

1章 医療関連感染対策の基本

微生物検査室における手指衛生と個人防護具の活用

坂本 史衣

pp.282-288

Check List

・標準予防策の定義を述べることができるか.

・5つのタイミングにおいて手指衛生を実践できるか.

・手袋を取り外したあとは,速やかに手指衛生を実施しているか.

・手袋の上から消毒や洗浄をしていないか.

・手指消毒薬ディスペンサーや手洗いシンクへのアクセスは良好か.

・手指消毒の際は,アルコール製剤を手指全体に15秒以上かけて擦り込んでいるか.

・手洗いの際は,手指全体をせっけんで15秒以上こすり洗いしているか.

・手洗いシンクにはペーパータオルが設置されているか.

・必要な個人防護具(PPE)が使用場所の近くに設置されているか.

・PPEを取り外す場所に感染性廃棄物容器が設置されているか.

・推奨される手順に従ってPPEの着脱を実践しているか.

2章 検査室職員の健康管理

体調管理の基本

細田 清美

pp.290-296

Check List

・院内感染対策講習会に参加し,基本的な感染対策および最新の知見を獲得して適正な対応が実践可能となっている.

・労働安全衛生法に基づく健康診断を受診している.

・職員の感染症を疑う症例のモニタリングと報告体制が整備されており,部内に周知されている.

・予防接種について必要性が周知されており,ワクチン接種の機会が提供されている.

・血液・体液などの曝露対策が整備されており,部内に周知されている.

・業務に関連した潜在的な感染リスクと伝播リスクについて理解している.

・伝染性のある疾病に罹患,または罹患者と接触した場合にとるべき対応が明示されている.

・メンタルヘルスの不調で就労困難とならないように,心と体の相談が可能となっている.

ワクチン接種

氏家 無限

pp.298-305

Check List

・医療従事者は感染の曝露を受けやすい職業であるため,予防が重要となる.

・医療従事者が感染症に罹患した場合,ハイリスク患者へ二次感染させるリスクが高い.

・医療従事者が感染症の流行時にも診療体制を維持することが期待される.

・予防接種の適応を検討するには,記録に基づく過去の接種歴を把握することが重要である.

・既往歴の評価については,適切な抗体検査での評価を参考にする.

・評価した接種歴や既往歴は必要情報として管理し,次の対策に活用する.

・予防対象となる疾患に対して規定回数のワクチン接種をキャッチアップする.

3章 検査室におけるバイオリスク管理

微生物検査室におけるバイオリスク管理の実際

西 功

pp.306-314

Check List

・マスク,手袋などの個人防護具(PPE)を適切に着用しているか.

・検体処理は安全キャビネットを使用しているか.

・管理区域入口にバイオハザードマークを表示しているか.

・業務中はエアロゾルの発生防止に注意しているか.

・適切な検体提出方法を臨床に伝えているか.

・患者情報を基に検査を行う体制を整えているか.

・検査終了後の廃棄物は適切に廃棄しているか.

・結核菌検査は安全キャビネット内で行っているか.

・災害時の対応はできているか.

・院内伝播の可能性がある病原微生物に対する予防は大丈夫か.

4章 検査室における滅菌と消毒の基本

滅菌法の考え方と,検査室業務における実際

佐藤 智明

pp.316-323

Check List

・滅菌方法ごとに滅菌条件,対象物が規定されている.規定と異なる滅菌を行った場合は,不十分な滅菌となる.

・滅菌する場合は,滅菌物が再使用可能医療機器(RMD)であることを確認し,単回使用機器(SUD)の滅菌・再使用は避ける.

・使用期限(滅菌の保証期間)を厳守して使用する.自施設で滅菌した場合は滅菌方法によって使用期限を定めて表示する.

・施設内の中央材料部門へ滅菌を依頼する場合,汚染物の拡散防止のために現場での一次洗浄は行わずに洗浄・滅菌を依頼する.

消毒薬の分類と対象,使用上の注意点

西 圭史

pp.324-331

Check List

・Spauldingの分類に準じて,使用した器具の処理ができる.

・使用する消毒薬の適切な使用方法を把握している.

・使用者の曝露予防に着用すべき防護具が整備されている.

・必要最低限の在庫で保管している.

・開封日(使用期限)を消毒薬に記載している.

5章 平時の検査業務における医療関連感染対策の実際

採血検査

山本 剛

pp.332-338

Check List

・個人防護具(PPE)の着用とその理由について理解を深める.

・体液曝露を減らすために必要な対策について学ぶ機会をつくる.

・針刺し切創事故時でも慌てないように体制を整える.

・常備する消毒薬の効能や効果を確認して適切な使用に努める.

・習慣ではなく,医学的根拠を基盤にした感染対策の実施を行う.

一般検査:尿,糞便,髄液,穿刺液

大沼 健一郎

pp.340-345

Check List

・一般検査従事中の病原体飛散のリスクを理解し,感染対策が適切に取られているか.

・尿に含まれる病原体を理解し,感染対策が適切に取られているか.

・糞便に含まれる病原体を理解し,感染対策が適切に取られているか.

・糞便にはアルコール耐性の病原微生物が存在することを理解して消毒薬などを準備する.

・髄液に含まれる病原体を理解し,感染対策が適切に取られているか.

・穿刺液(胸水,腹水,関節液)に含まれる病原体を理解し,感染対策が適切に取られているか.

血算・生化学・免疫血清学検査

奈須 聖子

pp.346-352

Check List

・検体からの感染防止に適切な個人防護具(PPE)の着用ができているか.

・検体の取り扱い・測定に際し,適切に自動機器を使用することにより感染リスクの軽減につながることを理解しているか.

・作業環境の感染防止対策を行っているか.

・検体の保管に関して感染対策を講じているか.

・血算・生化学・免疫血清学検査における測定前後の感染リスクが生じる作業を理解しているか.

・検査室以外で起こる検体測定時の感染リスクを理解しているか.

・検体検査担当者への感染対策の啓蒙・教育は確実にされているか.

微生物検査:迅速・培養検査

中山 麻美

pp.354-360

Check List

・適切なゾーニングがなされ,関係者以外の立ち入りを制限しているか.

・適切な防護具を使用し,適切なタイミングで手指衛生は実施されているか.

・迅速抗原検査や検体の培養検査は適切に管理された安全キャビネット内で実施されているか.

・検査室で決められた手順で検査を実施しているか.

・抗酸菌検査を実施する際はN95マスクを着用しているか.

・検体で汚染された場合の対応を理解しているか.

・廃棄物は適切に管理されて廃棄しているか.

・スタッフのバイオセーフティに関する教育訓練は実施されているか.

微生物検査:遺伝子検査

赤松 紀彦

pp.362-369

Check List

・一部のウイルス輸送培地にはウイルス不活化剤が添加されており,遺伝子検査を実施する際には注意が必要である.

・微生物を不活化する方法を理解している.

・安全キャビネットとクリーンベンチやワークブースの違いが説明できる.

・安全キャビネットのHEPAフィルターを定期的に交換している.

・検査室における感染対策マニュアルなどが整備され,定期的にレビューしている.

・感染対策における定期的(年に1回程度)な教育が実施されている.

・スタッフへの教育においては,理解度もレビューしている.

細胞診・病理組織学的検査

渡 智久

pp.370-376

Check List

・スタンダードプリコーションと感染経路別防止策を理解しているか.

・感染症などの非腫瘍性疾患の検体も取り扱っていることを十分に理解しているか.

・病理検査室は病原微生物を拡散しないために,感染区域と非感染区域を明確に区別し,スタッフ間で運用が徹底されているか.

・感染症を強く疑う患者については,検体提出時に主治医と病理検査室とが情報共有できる仕組みがあるか.

・未固定の検体を取り扱う場合は,安全キャビネット内で取り扱うことになっているか.

・気管支鏡で採取された検体の標本作製は,飛沫の吸引や周囲の環境を汚染しないような手技で実施できているか.

・術中迅速組織検査の標本作製手順,クリオスタット使用後の消毒などは適切な感染対策が取られているか.

・検体を取り扱うときや病理解剖時に着用しなければならない個人用防護具を理解しており,正しく着用できるか.

・病理解剖で感染リスクの高い操作を理解し,適切な対応ができているか.

・使用後の器具について,洗浄,滅菌方法,廃棄方法を正しく理解できているか.

・プリオン病とプリオン病以外の病原微生物について,消毒法の違いを理解し,正しく消毒ができているか.

・各工程についてマニュアルが整備され,無駄のない対策が取られているか.

超音波検査における感染予防策

楠木 まり

pp.378-384

Check List

・アクセスしやすい箇所に手指消毒剤は設置してあるか.

・必要な個人防護具(PPE)が検査室に配置されているか.

・問診で感染症を疑う症状や背景はないか.

・院内感染対策上重要な微生物が検出されていないか.

・超音波検査室における感染対策マニュアルは整備してあるか.

・感染管理部門と連携し,定期的に感染対策の教育,啓蒙,評価ができているか.

6章 経路別予防策が必要な微生物とその対策

接触感染予防策を必要とする微生物

池町 真実

pp.386-393

Check List

・薬剤耐性緑膿菌(MDRP)やカルバペネム耐性腸内細菌目細菌(CRE)などの薬剤耐性菌は1例でも検出されれば厳重な接触感染対策が必要となる.メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)や基質拡張型β-ラクタマーゼ産生腸内細菌目細菌(ESBL)は標準予防策が基本となる.

・Clostridioides difficile感染症(CDI)は抗菌薬の投与によって腸内細菌叢が乱れることで菌が定着し発症する.手指を介した水平伝播を起こしやすい.

・ノロウイルスは,吐物や汚染環境からの二次感染だけでなく,空気中を浮遊するウイルスからの糞口感染にも注意する.

・流行性角結膜炎(EKC)患者とのタオルや点眼薬,眼科器材などの共有は避け,患者専用とする.

・角化型疥癬の感染力は非常に強い.個室管理や防護具の着用,リネンの取り扱い,環境の吸引清掃が重要である.

飛沫予防策を必要とする微生物

西村 恵子

pp.394-398

Check List

・飛沫感染を理解しているか.

・飛沫感染する原因微生物を把握しているか.

・飛沫感染予防策を理解しているか.

・患者情報を取得できているか.

・検査後の消毒ができているか.

・ワクチン接種歴,抗体価について把握しているか.

・エアロゾルに対する感染対策はできているか.

空気予防策を必要とする微生物

中家 清隆

pp.400-410

Check List

・空気予防策が必要な病原体と,その感染対策上の特性を把握している.

・空気予防策が必要な病原体のバイオセーフティレベル(BSL)を把握している.

・空気予防策が必要な病原体を扱うために必要な環境設備などが整っている.

・空気予防策が必要な病原体を扱うために必要な感染対策を実施し,必要な個人用防護具(PPE)を着用して業務を実施している.

・空気予防策が必要な病原体を扱うために必要な職員健康管理〔ワクチン,抗体価,インターフェロンγ遊離試験(IGRA)〕が実施されている.

・検査室内で院内感染対策を考慮したマニュアルの整備がされている.

臨床検査業務における新型コロナウイルス感染症の対策

渡辺 直樹 , 大塚 喜人

pp.412-417

Check List

・臨床検査業務における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の対策は標準予防策,飛沫感染予防策,接触感染予防策であることを理解する.

・感染対策の基本は手指衛生と個人防護具の使用であることを理解する.

・手指衛生の実施場所に手洗い場や擦式アルコール手指消毒薬が設置されている.

・個人防護具が使用場所に設置されている.

・個人防護具の脱衣場所に,感染性廃棄物用の容器が設置されている.

・手指衛生や個人防護具の使用について学ぶための感染対策講習会が行われている.実技を含み,臨床検査業務に焦点を当てた講習会が望ましい.

・新型コロナウイルス感染症の検査を行う場所では安全キャビネットを使用している(安全キャビネットがある場合).

・新型コロナウイルス感染症の検査を行うエリアが指定されており,掲示やテープなどでスタッフがわかりやすい状態である(安全キャビネットがない場合).

7章 曝露事象に対する医療関連感染対策

血液体液曝露の曝露前予防と曝露後対応

大石 貴幸

pp.418-425

Check List

・血液体液曝露を予防するための対策を講じているか.

・血液体液曝露後の対応が整備されており,迅速に行動できるか.

・B型肝炎ワクチンを接種できる体制が整えられているか.

・HBs抗体を獲得していない医療従事者に対する免疫グロブリン接種体制が構築されているか.

・血液体液曝露後のフォロー検査体制は万全か.

・曝露源患者の検査が同意書なしでできるようにしているか.

・ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染対策としての曝露後予防薬は迅速に服用可能か.

結核曝露の曝露前予防と曝露後対策

小倉 直也 , 中村 文子

pp.426-432

Check List

・結核菌のバイオセーフティレベル(BSL),それに応じた設備基準を理解しているか.

・安全キャビネットの種類や構造を理解し,正しく使用しているか.

・遠心分離機を使用した際の感染リスクや目的を把握し,適切に使用できるか.

・個人防護具(PPE)の必要性を理解し,正しく着脱(特に作業後)できるか.

・フィットテストを行う目的を理解し,正しくN95マスクを着用できるか.

・エアロゾルの発生する恐れが高い検査や操作を理解し,適切な感染対策を実施することができるか.

・結核の業務感染は,病理検査に携わる医師および臨床検査技師で最も高率に発生していることを認識し,感染対策を行うことができるか.

・曝露後の対応フローを理解し,適切な検査を実施することができるか.

実験室感染事例のある注意すべき病原体と,その対応

宮﨑 成美 , 中村 明子 , 三鴨 廣繁

pp.434-441

Check List

・臨床検査内での曝露・感染事故の多い病原体を把握する.

・曝露・感染事故の多い海外輸入症例について理解する.

・曝露・感染事故を発生させやすい検査手技について理解する.

・安全キャビネットの適切な使用方法について理解する.

・検査室内曝露・感染事故発生時の対応について理解する.

・汚染除去と消毒について理解する.

8章 感染性医療廃棄物

感染性医療廃棄物の分類と取り扱いの実際

古谷 直子

pp.442-449

Check List

・感染性廃棄物管理の目的を確認する:感染性廃棄物を安全に処理することで,従業員・患者・地域住民・訪問者の感染リスクを最小限にすることや,廃棄物に関する法令を順守することができる.

・感染性廃棄物の有無を判断する:感染性廃棄物の判断フローを参考に感染性廃棄物の有無を確認する.

・感染性廃棄物は形状によって容器が異なる:鋭利なもの,液状または泥状のもの,固形状のものによって容器とハザードマークが異なる.

・廃棄容器の設置は業務内容を確認しながら決定する:感染性廃棄物は速やかに廃棄できるように廃棄容器の設置場所を検討する.

・感染性廃棄物は容器の8割まで入れて封をする:廃棄容器が溢れてしまうと廃棄物を容器に入れるときに中から廃棄物が飛び出してしまうため,容器容量の8割まで入れたら封をする.

・感染性廃棄物は安全に搬送する:廃棄容器を密閉し,廃棄物が流出しないように容器が転倒しないよう搬送する.

・感染性廃棄物の保管は決められた場所とする:感染性廃棄物による周囲環境の汚染が起こらないようにするため,決められ場所以外には保管しない.

9章 ICT関連業務の実際

微生物検査とサーベイランス

木下 愛

pp.450-455

Check List

・微生物検査室で行うサーベイランスには院内感染対策,抗菌薬適正使用支援に関するものがある.

・感染対策チーム,抗菌薬適正使用支援チームとコミュニケーションをとって,対象菌種や内容を決定する.

・サーベイランス結果は定期的にフィードバックを行い,自施設の動向を感染対策チームや抗菌薬適正使用支援チームと把握しておく.

アウトブレイク対応における微生物検査技師の役割

中村 竜也

pp.456-462

Check List

・アウトブレイクを察知できるシステムを構築している.

・対象となる微生物に対する検査を実施できる.

・対象となる微生物の特性を理解し,対策などを感染対策チーム(ICT)に提案できる.

・積極的監視培養におけるスクリーニング検査や環境調査などに対応できる.

・分子生物学的手法を中心とした疫学解析を実施できる.

10章 ISO 15189

医療関連感染対策と関連しうるISO 15189の要求事項

宮本 仁志

pp.464-469

Check List

・保守点検記録の保持と保管期間が記録管理手順書に定義されているか.

・記録管理手順書と記録管理リストの保管期間が一致しているか.

・免疫状態の記録が必要な場合にアクセスできる環境下で維持・管理されているか.

・感染性廃棄物ボックスのバイオハザードマークは適切に色分けされているか.

・安全器具が提供され,その機能が定期的に検証されているか.

・微生物検査室内で感染防御対策が順守され,エリア分けされているか.

・適切な個人防護具(PPE)が準備され,衛生的に維持されているか.

・機材の使用,安全,保守に関する手順書が作成されているか.

・修理担当者に提供する,機材の汚染除去に関するリストが作成されているか.

11章 感染症法と関連する管理規制

感染症法に基づく特定病原体等の管理規制

三澤 成毅

pp.471-482

Check List

・感染症法で特定病原体等を指定している目的を説明できる.

・特定病原体等の分類および各分類に属する病原体等の一覧を常備し,代表的な病原体等を説明できる.

・特定病原体等に対する規制の内容を説明できる.

・取り扱う微生物のリスクレベルおよび使用目的に応じた施設基準を説明できる.

・特定病原体等の所持に必要な手続きを説明できる.

・特定病原体等の運搬および滅菌に必要な手続きを説明できる.

・特定病原体等を含む臨床検体分離菌株および精度管理用菌株を検査室内で管理するための必要事項を説明できる.

・特定病原体等を含む臨床検体分離菌株および精度管理用菌株を安全に取り扱うための教育訓練を実施している.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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