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雑誌文献

臨床検査67巻5号

2023年05月発行

雑誌目次

今月の特集 脳脊髄液検査—その基礎と新しい展開

フリーアクセス

山田 俊幸

pp.489

 脳脊髄液は中枢神経系組織に囲まれたスペースを満たす液であることから,中枢神経系の代謝の状態が反映される貴重な試料といえます.しかし,測定される物質によっては生理的な意義や濃度が不明なものが少なくありません.また,穿刺液であるため,末梢血の混入などサンプリングの影響を受けることがあります.以上のことから,検査値の解釈には慎重を要します.また,その採取が限定されるため,検査頻度は高くはなく,なんとなくとっつきづらいイメージがあります.

 本特集では,総論として基本的なことから確認するため,脳脊髄液の成り立ち,その採取,一般的な検査の意義をまず解説いただきました.各論では,病態ごとに関連する検査異常を取り上げました.また,認知症や精神疾患のバイオマーカーなど予防医学的な視点も加えてあります.現時点での脳脊髄液の検査のバイブルとして,ぜひご活用ください.

脳脊髄液の成り立ちと意義

𠮷岡 宏真 , 奥田 武司 , 内山 卓也 , 髙橋 淳

pp.490-494

Point

●脳室とは,脳脊髄液(CSF)で満たされた脳内の空間のことである.左右一対の側脳室と正中に第三脳室・第四脳室が1つずつ存在し,合計計4つの脳室から成る.これらは相互に連絡があり,頭蓋内・脊髄腔内のくも膜下腔へと交通することで,CSFは脳室内,脳内,脊髄腔内を循環している.

●CSFは主に脳内から排出される間質液から生成され,一部は脈絡叢から生成される.脈絡叢から生成されるCSFは人間の恒常性(ホメオスタシス)の維持の重要な役割を担っている.

●CSFの産生と吸収機構の概念は100年間変わることがなかったが,2010年代に入って大きく変化し,新たな概念へと革新された.

●新たな概念とは,脈絡叢や脳細胞から産生される間質液がCSFとなり,脳室とくも膜下腔に排出されるCSF,くも膜顆粒を介して静脈洞から吸収される経路だけではなく,硬膜リンパ管からも吸収されるということである.

脳脊髄液採取の実際

三浦 義治

pp.495-498

Point

●脳脊髄液採取の基本は腰椎穿刺(正中アプローチ)である.

●穿刺は無菌的処置で,また採取脳脊髄液検体は無菌的に取り扱う.

●依然として重要な検査である.

脳脊髄検査の実際

宿谷 賢一 , 田中 雅美

pp.499-503

Point

●日常検査のなかで,髄液検査は直接診断に結び付く重要な検査である.

●髄液採取後の外観検査(色調・混濁)は必須である.

●髄液細胞算定検査は用手法で実施され,正確性と緊急性が求められる.

脳脊髄液成分の定量的評価

菊池 春人

pp.504-508

Point

●脳脊髄液(CSF)中の化学成分濃度は血漿中に比べてかなり低いものが多いため,血液混入時の結果を評価する際には注意する必要がある.

●CSFグルコースは髄膜炎の鑑別に重要である.

●CSF総蛋白濃度は種々の中枢神経内疾患で増加する.

●免疫グロブリンG(IgG)インデックスは中枢神経内でのIgG産生があると増加する.

脳脊髄液を用いた中枢神経系感染症の診断と最近の動向

大楠 清文

pp.509-516

Point

●脳脊髄液の微生物学的な検査は髄膜炎,脳炎,脳膿瘍などの中枢神経系感染症の診断と治療に必須である.

●マトリックス支援レーザー脱離イオン化飛行時間型質量分析計(MALDI-TOF MS)は脳脊髄液の培養や血液培養で発育した菌株(菌液)を迅速に同定できる.脳脊髄液から直接の菌種同定は今後の検討課題である.

●新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにおいてプラットフォームが整備されたPCR装置や全自動遺伝子検査システム(髄膜炎・脳炎パネル)を適宜,活用することによって,抗菌薬や抗ウイルス薬の適正使用,入院期間の短縮が期待できる.

脳脊髄液中の認知症マーカーの臨床応用

池内 健

pp.517-521

Point

●認知症で生じる脳内病理を反映するバイオマーカーの臨床応用が認知症診療において進んでいる.

●脳脊髄液バイオマーカーは認知症の臨床診断の精度を向上させ,臨床診断基準に組み入れられている.

●Alzheimer病に対する抗アミロイド抗体薬の上市が実現した際に求められるアミロイド確認検査として,脳脊髄液バイオマーカーの活用が期待される.

多発性硬化症と脳脊髄液検査

高橋 慶太 , 田中 章景

pp.522-527

Point

●多発性硬化症は免疫異常と軸索変性を主要な病態とする神経難病である.核磁気共鳴画像(MRI)検査と脳脊髄液検査が診断と病勢把握に重要である.

●伝統的な脳脊髄液バイオマーカーによる病勢の評価は重要であるが,疾患克服のために,病態と直接的に関連する新たなバイオマーカーの開発が期待されている.

●近年,多発性硬化症の軸索変性にかかわる病態関連分子が多数,報告されており,これまでにない新規のバイオマーカーとして臨床応用が注目されている.

ギラン・バレー症候群と脳液髄液検査

川邉 清一

pp.528-533

Point

●ギラン・バレー症候群(GBS)は自己免疫性に末梢神経が障害される疾患である.

●さまざまな感染症後に発症することが多い.

●髄鞘が障害される脱髄型と,軸索が障害される軸索型がある.

●髄液検査では蛋白細胞解離が特徴的ではあるが,みられないこともあるので,診断に必須ではない.

●髄液検査は他疾患の否定をする意味でも行う意義がある.

●新たなバイオマーカーとなる候補がいくつか研究されている.

神経ベーチェット病と脳脊髄液検査

西口 大和 , 川田 憲一 , 新堂 晃大

pp.534-538

Point

●神経ベーチェット病(NB)はベーチェット病の重症度基準(Ⅰ〜Ⅴ度)のうちⅣ〜Ⅴ度に相当しており,適切に髄液検査を含む精査を行って治療を開始することが望まれる.

●急性型神経ベーチェット病(ANB)では髄液細胞数が6.2/mm3以上の上昇と髄液インターロイキン6(IL-6)の増加が診断に有用である.速やかに副腎皮質ステロイドによる治療を開始することが重要である.

●慢性進行型神経ベーチェット病(CPNB)では髄液IL-6が17pg/mL以下に下がるようにメトトレキサートでの治療を行い,効果が不十分な場合にはインフリキシマブ導入を考慮すべきである.

脳腫瘍と脳脊髄液検査

秦 暢宏 , 藤岡 寛 , 札場 博貴 , 籾井 泰朋 , 藤木 稔

pp.540-543

Point

●脳腫瘍に対しては,細胞診による髄腔播種の診断や,胚細胞腫瘍や悪性リンパ腫の腫瘍マーカー検出を目的として脳脊髄液検査を行う.

●頭蓋内圧亢進をきたした脳腫瘍に対しては,腰椎穿刺を行うことで脳ヘルニアを助長する可能性があるため,髄液検査の適応は慎重に検討する必要がある.

●近年,高精度な遺伝子解析の方法が開発されたことで,悪性リンパ腫や神経膠腫に対して髄液に含まれる核酸を解析して診断を行う“リキッドバイオプシー”が可能となった.

脳血管障害と脳脊髄液検査

森田 浩史

pp.544-548

Point

●脳血管障害は大まかに虚血性脳卒中(脳梗塞)と出血性脳卒中(脳実質内出血,くも膜下出血)に分けられる.

●脳血管障害の診断のための第1選択の検査は単純CT検査である.

●脳血管障害における脳脊髄液検査の目的は限定的で,くも膜下出血の有無をみるときに用いることがある.

水頭症および脳脊髄液減少症と脳脊髄液検査

星 京香

pp.549-554

Point

●脳脊髄液中には糖鎖修飾が異なる血清型トランスフェリン(Tf)と脳型Tfが存在する.脳型Tfは脳脊髄液産生組織である脈絡叢から分泌され,脳脊髄液産生マーカーと考えられる.

●特発性正常圧水頭症(iNPH)は脳脊髄液吸収障害によって脳室内に脳脊髄液が過剰に貯留し,脳実質が圧迫されて認知症や歩行障害を呈する老人性の水頭症である.

●脳脊髄液減少症/特発性低髄液圧症候群(SIH)は髄液の漏出によって低髄液圧となり,脳の下方偏移に基づいて起立性頭痛やめまい,難聴,嘔気など,さまざまな症状を呈する.

●iNPHでは,髄液産生の低下に伴って脳型Tfが減少する.一方,SIHでは,髄液漏出による代償性の髄液産生の亢進に伴って脳型Tfが増加する.

精神科領域における脳脊髄液検査の可能性

服部 功太郎 , 榎田 嵩子

pp.555-558

Point

●精神疾患領域では脳脊髄液の採取時の不安や苦痛への,よりいっそうの配慮が求められる.楽な姿勢,極細針による皮内麻酔,無外傷性針の使用などによって不安や苦痛を軽減することが可能である.

●脳脊髄液検査は高齢うつ病とAlzheimer病との鑑別,あるいは統合失調症と抗NMDA受容体抗体脳炎との鑑別に有用である.

●うつ病や統合失調症などの精神疾患は症候群であり,そのなかに含まれる分子亜型を反映した脳脊髄液マーカーの開発が求められる.

今月の!検査室への質問に答えます・4

HIV感染症の診断・検査のポイントについて教えてください

柳沢 如樹

pp.559-561

感染症疫学の変化

 新型コロナウイルス感染症の流行は感染症疫学に大きな変化をもたらした.わが国では,空気感染する代表的な感染症である麻しんは2019年に744例が報告されたが,2020年は10例,2021年は6例と激減した.同様に飛沫感染する代表的な感染症である風しんは2019年に2,309例報告されたが,2020年は101例,2021年は12例と麻しんと同様に激減した.

 一方,性感染症である梅毒は2019〜2021年はそれぞれ6,641例,5,872例,7,875例と報告数に大きな変化は認めなかったが,その後は増加し,2022年は9月までの時点ですでに約1万例が報告されている.米国では2019年にクラミジア,淋菌,梅毒の報告数が合計250万人以上と6年連続で最多を更新したが,2020年においても淋菌は前年より10%増加し,梅毒は7%増加した.これらのデータから,コロナ禍においても,性感染症を診断する頻度はコロナ禍前と大きく変わらないといえよう1,2)

AI・ビッグデータ時代の臨床検査のための情報科学・【新連載】

連載のはじめに

佐藤 正一

pp.562-564

はじめに

 人工知能(artificial intelligence:AI)やビッグデータに対する関心は年々,高まっている.AIは囲碁や将棋などのゲームでは人間をはるかに凌駕しており,画像認識の領域でも人間を上回る性能をもちつつある.近年では,利用分野が拡大し,医療の広範な領域および臨床検査の分野での活用が期待される.情報科学にはハードウエアの側面と情報処理技術としての側面があるが,本連載企画では,数理的処理と統計処理などの情報処理技術を中心に各分野の先生方に解説していただく.

AI・ビッグデータ時代の臨床検査のための情報科学・1【新連載】

生化学自動分析装置による計算を理解するための数学

藤本 一満

pp.565-575

Point

●測定試薬の成分濃度や酵素量を計算できると試薬調製が可能となる.さらに,測定試薬の吸光度や測定限界を予測でき,測定の理解に役立つ.

●分光光度分析法による物質の濃度はLambert-Beerの法則のBeerの法則に準じている.生化学自動分析装置ではセル長が一定なので,吸光度は物質の濃度に比例する.

●基質濃度の測定法は終点分析(エンドポイント)法である.生化学自動分析装置では,1波長法および2波長法による1ポイント法と2ポイント法によるエンドポイント法がある.

●酵素活性および一部の基質濃度の測定法は初速度分析(レート)法である.生化学自動分析装置ではモル吸光係数を用いる方法と,標準液を用いる方法がある.

あとがき フリーアクセス

山田 俊幸

pp.580

 よく視聴するテレビ番組の1つに紀行番組があります.取り上げられる場所が,行ったことがある場合は懐かしい気持ちになりますし,行ったことがないところは(国内であれば)今度,行ってみようと気力が湧いてきます.海外はおそらくは行くことはないと思いますが好奇心をかき立ててくれます.ところで,時々あれ? これはいつかみたような? マスクなしはなぜ?と思うことがあります.テロップに,これはいついつに放送されたもの,あるいはテレビ欄の“再”マークで,ああ再放送かと合点がいきます.面白ければ,それでよいわけですが,あえて言わせてもらえば,以前の仕事の“使い回し”でもあります.

 毎年4月になりますと,教育人としてこの“使い回し”で反省を繰り返しています.それは講義や実習の資料を毎回,微修正程度で使い回していることです.もちろん,内容が大きく変わるのもおかしいわけですが,体裁などリニューアルしなければと思いつつ,この時期が過ぎてしまいます.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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57巻11号(2013年10月発行)

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57巻9号(2013年9月発行)

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57巻8号(2013年8月発行)

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57巻7号(2013年7月発行)

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今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

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今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

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今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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