文献詳細
文献概要
今月の特集 微生物検査と臨床推論
扉
著者: 関谷紀貴1
所属機関: 1がん・感染症センター都立駒込病院感染制御科・臨床検査科
ページ範囲:P.585 - P.585
文献購入ページに移動 抗菌薬適正使用支援活動が進むなか,微生物検査技師に期待される役割はますます大きくなっています.現場とのコミュニケーションを行うに当たり,臨床推論の考え方を学んでいることは大きなアドバンテージとなりますが,学習機会とその実践に対する支援がいまだ必要な状況といえます.
本特集は,臨床推論の基本と微生物検査における具体例を学び,現場医師とのディスカッションおよび効果的な助言に必要な視点の理解を目的として企画しました.
前半は臨床推論の概要と流れ,感染症診療における実践,微生物検査技師の果たすべき役割を端的に解説いただいています.また,主な検体を臨床推論に生かすポイントについて,経験豊富な先生方に紹介いただきました.最後に,臨床推論で重要な課題となる診断エラーについて,総論,症例に基づく各論,微生物検査の観点から,大変示唆に富む内容をお示しいただきました.
臨床推論の理解に基づく微生物検査とさらなる感染症診療の質向上に向けて,本特集を活用いただければ幸いです.
本特集は,臨床推論の基本と微生物検査における具体例を学び,現場医師とのディスカッションおよび効果的な助言に必要な視点の理解を目的として企画しました.
前半は臨床推論の概要と流れ,感染症診療における実践,微生物検査技師の果たすべき役割を端的に解説いただいています.また,主な検体を臨床推論に生かすポイントについて,経験豊富な先生方に紹介いただきました.最後に,臨床推論で重要な課題となる診断エラーについて,総論,症例に基づく各論,微生物検査の観点から,大変示唆に富む内容をお示しいただきました.
臨床推論の理解に基づく微生物検査とさらなる感染症診療の質向上に向けて,本特集を活用いただければ幸いです.
掲載誌情報