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文献詳細

雑誌文献

臨床検査67巻6号

2023年06月発行

文献概要

今月の特集 微生物検査と臨床推論

臨床検査技師が考える臨床推論

著者: 山本剛1

所属機関: 1大阪大学大学院医学系研究科変革的感染制御システム開発学寄附講座

ページ範囲:P.600 - P.610

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Point

●微生物検査は臨床推論に基づいて診断・治療をするのに必要な情報を収集するために提出される検査である.

●検出される微生物はどのようなものが想定されているかを想像しながら検査を進めていく必要がある.

参考文献

1)佐田竜一:「感染症トライアングルモデル」の使用マニュアル.トライアングルモデルで身につける感染症診療の考え「型」(佐田竜一編),羊土社,pp10-14,2016
2)伊東直哉:感染症診療の基本的アプローチ.感染症内科 ただいま診断中!(倉井華子監,伊東直哉著),中外医学社,pp1-36,2017
3)小松真成:CRPはなぜ使っちゃいけないの?.レジデントノート増刊 感染症専門医がいなくても学べる,身につく 感染症診療の基本(青木眞編),羊土社,pp130-133,2010
4)山中克郎:“攻める問診”とは?.外来を愉しむ攻める問診,文光堂,pp2-5,2010
5)岡晶子,柳秀高:比較的徐脈の定義は?鑑別診断を絞るのに役立つか?.感染症ブックレット1 病歴と身体所見から感染症を見極める(柳秀高,前崎繁文,大曲貴夫編),文光堂,pp101-102,2010
6)Cunha BA:The diagnostic significance of relative bradycardia in infectious disease. Clin Microbiol Infect 6:633-634,2000
7)伊東直哉:感染症診療におけるバイタルサインと身体診察 頸部(リンパ節,甲状腺).感染症内科 ただいま診療中!(倉井華子監,伊東直哉著),中外医学社,pp83-85,2017
8)伊東直哉:髄膜炎患者の診断アプローチ.感染症内科 ただいま診療中!(倉井華子監,伊東直哉著),中外医学社,pp210-262,2017
9)横田恭子,古川恵一:免疫不全者の呼吸器感染症〜Overview〜 重症化させないために〜治療上の注意点〜.免疫不全者の呼吸器感染症(大曲貴夫,上田晃弘,藤田崇宏編),南山堂,pp15-23,2011
10)大戸美穂,池町真実,池成拓也:自動血液培養装置VIRTIO導入によるTime to detection(TTD)短縮効果の検討.日臨微生物誌 33:267,2023

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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