文献詳細
文献概要
今月の特集 微生物検査と臨床推論
髄液培養と臨床推論
著者: 鈴木智一1
所属機関: 1国立がん研究センター中央病院臨床検査部
ページ範囲:P.632 - P.639
文献購入ページに移動Point
●培養だけでなく一般検査や生化学検査,症状などの知識の習得は臨床推論を進めるうえで大事である.
●さまざまな医療従事者が臨床推論を実践するうえでの臨床検査技師の役割として,普段から精度管理を徹底し,検査結果に対する精度保証を行っていくことは大切である.
●臨床検査技師が,さまざまな医療従事者とコミュニケーションをとり,臨床情報や検査結果から臨床推論を実践することは,培養から遺伝子検査までさまざまな検査方法の提案が可能となり質の高い医療につながる.
●培養だけでなく一般検査や生化学検査,症状などの知識の習得は臨床推論を進めるうえで大事である.
●さまざまな医療従事者が臨床推論を実践するうえでの臨床検査技師の役割として,普段から精度管理を徹底し,検査結果に対する精度保証を行っていくことは大切である.
●臨床検査技師が,さまざまな医療従事者とコミュニケーションをとり,臨床情報や検査結果から臨床推論を実践することは,培養から遺伝子検査までさまざまな検査方法の提案が可能となり質の高い医療につながる.
参考文献
1)日本神経学会:細菌性髄膜炎の診療ガイドライン(https://www.neurology-jp.org/guidelinem/zuimaku.html)(最終アクセス:2023年2月26日)
2)青木眞:中枢神経感染症.レジデントのための感染症診療マニュアル 第4版,医学書院,pp487-564,2020
3)浅野裕一朗,細矢光亮:髄膜炎.臨検 63:390-391,2019
4)小栗豊子:検査材料別検査法と検出菌—髄液.臨床微生物検査ハンドブック 第5版,三輪書店,pp76-82,2017
5)細川直登:感度と特異度からひもとく感染症診療のDecision Making,文光堂,pp38-124,2012
掲載誌情報