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臨床検査67巻8号

2023年08月発行

雑誌目次

今月の特集1 知っておきたい! 鎮静と生理機能検査

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河合 昭人

pp.807

 生理機能検査を実施する際,覚醒中では体動があったり泣いてしまったり,そもそも検査室に入れない患者もいます.そのような状況のなかで検査を行うために必要な手段が鎮静です.臨床検査技師が鎮静剤を投与することはなくても,鎮静の下で検査を行うことは少なくありません.しかし,臨床検査技師教育のなかで鎮静にかかわる講義がほとんど行われていないのが実情です.そのようななかで検査を進めることは医療安全上,非常に危険であり,臨床検査技師も鎮静についてもっと,知識を深めておく必要があります.

 本特集では鎮静の総論的な解説からその問題点,使用する薬剤やその作用にわたる各論まで広範囲に執筆をお願いしました.また,小児だけでなく成人に至るまで解説されています.本特集を精読され今後の生理機能検査における安全な鎮静下の検査ができる一助となれば幸いです.

検査の鎮静・鎮痛

宮坂 清之 , 長坂 安子

pp.808-814

Point

●鎮静は患者の苦痛を軽減する,人道的な観点からも必要な医療提供体制である.

●鎮静と麻酔(全身麻酔)は一連のものであり,生理的な睡眠と異なり呼吸や循環を抑制したり,停止させる危険性を常に伴う.

●鎮静そのものが侵襲的な医行為である.鎮静には独立した管理体制が必要であり,検査や処置の実施や補助と兼務することは安全ではない.

●自施設の鎮静管理の安全性に懸念がある場合,積極的に進言し麻酔科などの専門家と相談する.

●日本麻酔科学会「安全な鎮静のためのプラクティカルガイド」,「安全な麻酔のためのモニター指針」,「術前絶飲食ガイドライン」をはじめ,各種ガイドラインを参照し順守すること.

鎮静薬の種類と薬理作用

小原 崇一郎

pp.816-823

Point

●薬物投与から効果発現までの過程における“時間”と“効果”の関係は,薬物投与量と血中濃度の関係を考える薬物動態(PK)および薬物濃度と効果の関係を考える薬力学(PD)の両者を考えることにより導き出される.

●検査・処置のための鎮静・鎮痛(PSA)における薬物投与の原則は,①少量・分割投与,②単回投与の最大効果時間を待ってからの追加投与,である.

●ある検査や処置に対して特定の薬物が最もよいといったことはなく,必要とされる鎮静や鎮痛のレベル,患者の状態,PSA施行者の嗜好や技量などに応じて薬剤は選択される.

内視鏡診療と鎮静

後藤田 卓志

pp.824-830

Point

●わが国における消化器内視鏡は非麻酔科医による鎮静下での施行が増加している.

●鎮静薬の使用は患者の苦痛軽減と治療の成績向上に寄与するが,重大な偶発症を生じるリスクももっている.

●術前準備と,術中および術後の周術期管理に精通していることが鎮静薬を安全に使用する基本である.

●鎮静薬の使用が危険と判断した場合は,中止,延期あるいは別の方法を検討する柔軟な判断が重要である.

小児鎮静MRIにおける心得

青木 英和

pp.832-837

Point

●MRI検査は,適切な画像を撮像するためには安静を維持する必要があるため,騒音下で長時間安静を保つことが困難な小児患者の場合は,鎮静が必要となる.

●鎮静中は,パルスオキシメーターやカプノメーターによる呼吸状態のチェックだけでなく,検査室からの目視あるいは監視カメラによる胸郭の動きの直接の確認が重要である.

●鎮静は自然睡眠とは異なる状態であり,全ての鎮静薬に危険があることを認識したうえで,適切な監視・バックアップ体制が必要である.

●鎮静薬による鎮静のほか,固定具の使用や哺乳タイミングの調整,事前説明や模擬体験などのプレパレーションなど,薬に頼らない鎮静の試みが重要である.

小児の脳波検査と鎮静

是松 聖悟

pp.838-842

Point

●小児では検査に薬物鎮静が必要となることがあるが,脳波検査でもまれながら呼吸循環抑制の有害事象が生じている.

●薬物鎮静の際には,保護者の同意,適切な投与量の順守,鎮静中の観察,覚醒確認,診療録への記載が望ましい.

●2019年に日本小児神経学会,日本てんかん学会,日本臨床神経生理学会から「脳波等神経生理検査時の鎮静における医療安全に関する提言・指針」が公表されている.

小児循環器領域と鎮静

伊藤 怜司

pp.843-848

Point

●小児循環器領域では複雑な先天性心疾患や上気道閉塞をきたしやすい症例が多く,鎮静に伴う合併症を生じるリスクが高いと考えられるため注意深い鎮静管理が必要である.

●チアノーゼ性心疾患や房室ブロックなどの不整脈疾患が対象となるため,対象症例に応じたモニタリングの設定が必要である.

●肺血流減少性心疾患においてもカプノモニターは換気状態を把握するツールとして有用であり,数値のみではなく波形と値のトレンドを用いる.

●デクスメデトミジンに小児への非侵襲的処置および検査への鎮静薬として効能が追加され,自然睡眠に近い鎮静効果により呼吸抑制が少なく安全に検査を施行できる可能性がある.

今月の特集2 神経・筋疾患の超音波検査

フリーアクセス

河合 昭人

pp.849

 超音波検査は非観血的検査として腹部や心臓,血管など多くの臓器や器官で実施されています.超音波検査の歴史や原理から,神経・筋においては神経生理学的検査を重要視するあまり発展が遅れていました.しかしながら,昨今,神経の腫大や萎縮が認められることがわかってきたことで超音波検査が注目されるようになってきました.とはいえ依然として臨床検査技師が超音波検査に従事している施設は少ないのではないでしょうか? 本特集では初学者でもわかるよう平易な言葉で解説をするよう努めました.

 はじめに,末梢神経エコーと筋エコーの総論として,基本走査や正常値を掲載しました.各論として手根管症候群(CTS)などの各種疾患について,超音波検査の実際の所見について画像を豊富に使い解説しています.神経生理学的検査業務に従事している臨床検査技師にとっては複数のモダリティーを組み合わせて判断していくことで検査精度の向上が図れるものと思っています.

 読者の方々の知識のブラッシュアップにつながれば幸いです.

末梢神経における超音波検査の実際

塚本 浩

pp.850-857

Point

●神経エコーは簡便かつ非侵襲的に末梢神経の形態評価を行うことができる.

●神経エコーは主に断面積(CSA)の増減をもって異常所見を判断する.異常所見を認めた場合,真の“病因である異常”かどうかを考える.

●頸神経根エコーの高位同定はC6/7の椎体横突起前結節の有無をもって同定する方法が簡便で間違いが少ない.

●神経エコーの正常値を提示するが,より厳格な研究を行う場合には自施設で作成するのが望ましい.

筋における超音波検査の実際

高松 直子

pp.858-864

Point

●筋エコーは非侵襲的で一度に広範囲に観察が可能である.

●筋の厚みや輝度は重要な評価法である.

●筋疾患によって特徴的な筋エコー所見を認め,診断に有用である.

手根管症候群(CTS)の病態と超音波検査

藤田 浩二

pp.865-869

Point

●手根管症候群(CTS)は非常に頻度の高い絞扼性末梢神経障害である.詳しい機序は不明であるが,屈筋支帯が硬化して正中神経を圧迫することで発症する.

●確実な診断のためには神経伝導速度検査が必要であるが,検査機器,技術,時間などに問題点がある.

●現時点では,超音波検査は診断や治療効果判定の補助的な位置付けであるが,今後,その重要性は増すであろう.

慢性炎症性脱髄性多発根神経炎(CIDP)における超音波検査

北國 圭一

pp.870-877

Point

●超音波検査の慢性炎症性脱髄性多発根神経炎(CIDP)への臨床応用は著しい発展を遂げており,神経超音波は最新のEAN/PNS(European Academy of Neurology/Peripheral Nerve Society)の診療ガイドラインにも診断補助ツールとして取り入れられている.

●CIDPの神経超音波では末梢神経の遠位〜近位,さらに神経根も含む広範な領域に神経/神経束腫大が認められる.

●CIDPでみられる神経腫大は部位ごとにばらつきがあり,この特徴が他の脱髄性ニューロパチーとの鑑別診断に有用である.

●神経超音波・筋超音波における神経・筋の形態異常がCIDPの病態,治療反応性や予後の推定に役立つ可能性も報告されている.

筋萎縮性側索硬化症(ALS)の超音波検査

中森 正博

pp.878-882

Point

●筋萎縮性側索硬化症(ALS)の特徴的所見である筋の線維束性収縮検出に超音波検査は有用である.痛みを伴う針筋電図と比較して低侵襲であり,かつ高い検出率が期待される.

●ALSは末梢神経障害としばしば鑑別を要するが,腫大を生じやすい末梢神経障害とは対照的に,ALSでは末梢神経・神経根の萎縮がみられることから診断の一助となりうる.

●嚥下機能評価の1つとして舌の評価が,呼吸機能評価の1つとして横隔膜の評価がそれぞれ有用である.その際に超音波検査が活用される.

筋ジストロフィーの超音波検査

渡辺 大祐

pp.883-891

Point

●筋超音波検査は,筋ジストロフィーにおける骨格筋変性を感度よく,非侵襲的に検出することができる手法であり,特に小児患者におけるスクリーニングに有用である.

●筋ジストロフィー罹患筋においては筋内の一部または全体のすりガラス状エコー輝度上昇(ground glass appearance)を呈することがある.罹患筋の分布や萎縮は,筋ジストロフィーの病型によって差異がある.

●筋超音波検査は反復施行にも適していることからフォローアップツールとしても有望であるが,再現性の担保のために検査者の習熟と標準化された検査プロトコルが必要である.

今月の!検査室への質問に答えます・7

最大上刺激で刺激をしないといけない理由はなんですか?

大石 知瑞子 , 園生 雅弘

pp.894-897

はじめに

 末梢神経障害は,臨床情報,電気生理学的検査,病理学的検査,神経画像診断などの結果から総合的に診断をする.そのなかでも,電気生理学的検査,特に末梢神経伝導検査(nerve conduction study:NCS)は末梢神経障害を診断するのに不可欠な検査であるが,pitfallの多い検査でもあり,正しい検査をしないと誤診を招く恐れがある.刺激強度もpitfallの1つであり,正しい刺激強度で検査を行わなければならない理由について記載する.

医療紛争の事例から学ぶ・2

エルゴメーターでの事故事例

岡部 真勝 , 蒔田 覚

pp.898-901

はじめに

 臨床検査技師は,診療の補助として厚生労働省令で定める生理学的検査を業として行うことができる(臨床検査技師等に関する法律第20条の2第3号を参照).2021(令和3)年の法令改正によって,臨床検査技師が行える生理学的検査として,運動誘発電位検査,体性感覚誘発電位検査,持続皮下グルコース検査,直腸肛門機能検査などが追加された(臨床検査技師等に関する法律施行規則第1条の2参照).今後も法令改正により行える生理学的検査の種類は増えていくことが予想される.

 ところで,生理学的検査は“保健衛生上危害を生ずるおそれのある行為”であり,身体への負荷を伴い,まれに致死的な合併症を誘発するリスクのある検査も含まれる.臨床検査技師としては,実施する生理学的検査のリスクについて正確に理解したうえで,安全に実施する責任がある.本連載の第2回では,心電図検査として実施される運動負荷試験の1つであるエルゴメーターに関する裁判例〔(原審)平成21年10月7日名古屋地方裁判所判決1)/(控訴審)平成23年8月12日名古屋高等裁判所判決2)〕を紹介する〔請求額約1億円/原審:請求棄却・控訴審:一部認容(約6,600万円)〕.

資料

臨床検査技師が対患者コミュニケーションを向上させるためのコーチングスキル

小泉 綾沙 , 甲田 祐樹 , 市村 直也 , 東田 修二

pp.902-905

 臨床検査技師が診療場面で患者とコミュニケーションを円滑に行うことは極めて重要である.本稿では,患者とのコミュニケーションを円滑化するために活用できるコーチングスキルについて概説し,具体的なスキルを紹介する.今後,コミュニケーションスキルについて学ぶ一助となれば幸いである.

書評 フリーアクセス

飯島 尋子

pp.892

あとがき フリーアクセス

河合 昭人

pp.910

 今年の夏はスポーツが熱い!! 7月の第64回国際数学オリンピックを皮切りに,盛りだくさんとなっている.己の頭脳を使って各国代表と激突するところはまさにスポーツと考えている.私のなかで数学は,ただただ正答が得られればいいというものではない.“早く,きれいに,正確に”をモットーに解くものと考えている.なかでも“きれいに”がとても大事だ.数学は美学だ.ある計算式の回答を得るためにいろいろな解法を使ってやっと出てきた正答.正答なので何の問題もない.しかし,美しくない.もっとスマートに解けなかったのか? 1個の解法を使ってスマートに解けたときの幸福感なのか優越感.その正答はとても美しい.まさに美学である.この考え方は,マイノリティーであることを十分承知しているがそれでも構わない.こんなに熱く語っているが,私の昔の数学の成績はよかったわけではない…….もちろん美学だけではいけない.それでは,体を使うスポーツに時を戻そう…….

 7月はほかに,世界水泳選手権2023福岡大会,サッカー女子ワールドカップ,8月は世界陸上競技選手権大会,FIBAバスケットボール・ワールドカップ,9月はラグビーワールドカップ2023と目まぐるしい.世界水泳では池江璃花子選手に頑張ってもらいたい.白血病を乗り越えひたむきに努力している姿は皆に元気を与えていることでしょう.応援しています! サッカー女子ワールドカップでは,過去,優勝したときのことを昨日のように鮮明に覚えています.澤選手(当時)の活躍が思い出されますが,今年は,チーム一丸となって頑張ってほしいです! 世界陸上では毎年出演されていた,織田裕二さんのMCが印象に残っています.今年はTBSアナウンサーに引き継ぐそうですが,もしかしたら会場の片隅で観戦しているかもしれないので客席にも注目していきたいです.話がそれましたが,100mでは日本人選手にファイナリストになってもらい,ぜひ9秒台をたたきだしてもらいたいものです.バスケットボールは過去最強の呼び声もありますが,同じグループにはオーストラリア(同3位),ドイツ(同11位),フィンランド(同24位)が入り,容易に勝ち進むことはできません.まさに死のグループといえるでしょう.執筆段階では代表選手は決まっていませんが,若手の河村選手や富永選手に期待したいところです.ラグビーワールドカップでは,前回よりも勝ち進み準決勝,決勝と駒を進めてもらいたい.“笑わない男”の稲垣選手の笑顔で迎えるノーサイドを見てみたい.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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58巻5号(2014年5月発行)

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今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

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今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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