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臨床検査67巻9号

2023年09月発行

雑誌目次

今月の特集 COVID-19と臨床検査—得られた知見を今後の医療に活かす

フリーアクセス

横田 浩充

pp.915

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は,WHOで2020年3月11日にパンデミック宣言がなされ,猛威を振るってきました.2022年8月の第7波ではわが国の感染者数が世界最高となり,2023年1月には第8波が到来,5月8日には5類感染症に移行しましたが,今もって終息したわけではありません.この3年,長きにわたるCOVID-19との闘い,話題は尽きません.ウイルスが社会を大きく変えました.この背景において特集号としてCOVID-19を取り上げました.これまでに得られた知見は膨大で,臨床検査医学領域においても同様です.COVID-19検査法についてはすでに多くの能書,学会誌が発刊されていますが,主に検体採取法・検体種別による違い,各検査法の意義・感度特異度・精度管理法などにフォーカスされています.

 本号の特集では「COVID-19と臨床検査」の視点で,これまでに得られた知見の総集編として今後の展望も含めてご執筆いただきました.今後のさらなる未知の感染症に備えるためにも本特集をご活用いただけますと幸いです.

COVID-19のウイルスゲノム解析

志村 貴子 , 宮 冬樹 , 小崎 健次郎

pp.916-926

Point

●コロナウイルスの1つである新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)はプラス鎖のRNAウイルスであり,5′側からメッセンジャーRNA(mRNA)としてそのまま翻訳されるのと並行して,3′側から不連続に転写されたマイナス鎖を鋳型として複数のmRNAを合成することで,多種のタンパク質を作り出す複雑な仕組みをもつ.

●ゲノム解析技術の発展により,SARS-CoV-2であれば検体採取から数時間以内に全ウイルスゲノム配列を決定できるようになった.そしてその配列データはデータベース化され,全世界で共有されている.

●ウイルスは自身のゲノムの変異により感染力や病原性を変化させながら生き残りを図っている.そのウイルスゲノムを解析することで,ウイルス株の伝播動態や変異株の発生などを即時的に把握し,院内感染対策や行政施策,創薬研究などに活用することができる.

COVID-19の臨床検査(抗原検査,各種遺伝子検査法)の留意点—主に検体採取法と検体種・遺伝子検査法の使い分け

松下 一之

pp.928-935

Point

●新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の抗原検査には,抗原定性検査,抗原定量検査がある.臨床検査では後者が使用される.各検査の特徴,その利用に関しては,「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の病原体検査の指針 第6版」にまとめられている.

●COVID-19の核酸増幅検査(NAT)(精度管理・標準化)については,日本遺伝子診療学会新型コロナウイルス感染症検査委員会編集の「はじめて新型コロナウイルス検査を行う方のために」,「病原体核酸増幅検査を行う際に知っておきたいこと」が参考になる.

●唾液中の抗原量は鼻咽頭拭い液中の抗原量と正の相関を示したが,その量比は検体によって異なっていた.検体採取は,感染症研究所などから発出されているマニュアルを参考に正しく取り扱うことが重要である.

●マルチ感染症遺伝子解析法は,迅速かつ多種類の微生物核酸の同定が可能であるため呼吸器感染症,血液培養,腸管感染,小児領域の原因不明の感染症など診断や治療における薬剤選択に必要な検査である.

RT-qPCR法と抗原定量法の比較

大出 恭代

pp.936-941

Point

●新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査の目的としては,診断目的と感染対策目的があり,それぞれ検査に求められる要件は異なる.RT-qPCR(リアルタイムPCR)法と抗原定量法の特性を考慮し選択する.

●検出限界閾値,ウイルス量の増減速度,検査実施タイミングの3つの要因が検査結果に影響を及ぼすことを理解する.

●新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異と病原性が刻々と変化していくなかで,検査に求められる要件を理解し,自施設に適した検査法を選択する.

抗体検査(IgG,IgM,IgA)から得られた知見

蔵野 信

pp.942-947

Point

●抗体検査のニーズ,抗体検査によって実現を目指すゴールは,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の医学的,社会的変化に応じて変遷してきた.

●医学的には,抗体検査によって,日本人では初感染でも免疫グロブリン(Ig)G,IgAの上昇がIgMに先行する例が多いという交差免疫の可能性が示唆された.また,重症度との関連があることがわかった.

●臨床において,抗体検査は,診断,重症度予測,ワクチンの効果判定,治療法の選択に役に立つ可能性がある.

●抗体検査は保険未収載ではあるが,COVID-19に対する免疫状況の検査として,一定の地位を確立した.現在では,各測定試薬の標準化が課題の1つである.

SARS-CoV-2に対する中和抗体測定法の開発とその意義

竹下 勝

pp.948-953

Point

●慶應義塾大学医学部リウマチ膠原病内科と医学生物学研究所社は共同研究を行い,新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)中和抗体測定キットを国内で開発した.

●ウイルス中和試験に比べて,競合型酵素免疫測定法(ELISA)ならびに化学発光酵素免疫測定法(CLEIA)による中和抗体の測定は作業工程やかかる時間が少なく,精度管理を行いやすく,安全である.そのため,多検体の測定に向いている.

●ウイルスの変異による免疫逃避のため,株によって中和抗体価が変化してしまう点や,臨床的に感染防御に必要な基準値の設定が困難な点は今後の課題である.

変異株スクリーニング検査法

東田 修二

pp.954-958

Point

●新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異株の大まかな同定は,次世代シークエンサ(NGS)を用いなくてもPCRの解離曲線分析によって可能である.

●東京では武漢株,欧州株,R.1株,アルファ株,デルタ株,オミクロン株(BA.1,BA.2,BA.5,およびその派生株)と,次々に変異株が入れ替わった.

●変異株の型情報に基づく患者管理や薬の選択は診療に有用であったが,検査コストの問題がある.

COVID-19ワクチン接種と抗体価

井川 ジーン

pp.959-963

Point

●新型コロナウイルスはSタンパク質,Nタンパク質,Mタンパク質,Eタンパク質の4つの構造タンパク質とゲノムRNAから構成される.

●Sタンパク質に対する抗体であるS抗体は中和活性を有する中和抗体として働く.

●メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンはS抗体を産生するように設計されており,S抗体の産生量(S抗体価)がワクチン接種効果の指標となりうると考えられている.

●ワクチン接種後のS抗体価に影響を与える可能性のある因子として,年齢,性別,新型コロナウイルス感染の既往,副反応の程度などがある.

COVID-19と凝固線溶検査

山田 真也 , 朝倉 英策

pp.964-971

Point

●通常,感染症に合併する播種性血管内凝固(DIC)は“線溶抑制型”である.

●重症新型コロナウイルス感染症(COVID-19)では“線溶亢進型”DICを合併することがある.

●重症COVID-19における線溶亢進型DICは突然の経過で発症する.

●凝固線溶検査を的確に行うことで,DIC病型の突然の変化に気付くことが可能である.

COVID-19における白血球の形態学的変化

下平 貴大 , 吉澤 定子 , 盛田 俊介

pp.972-976

Point

●形質細胞に類似した異型リンパ球は比較的軽症の患者や病状が回復に向かう患者において認められる.

●末梢血への幼若顆粒球の出現や偽Pelger核異常は重症の患者において認められる.

●空胞を豊富に有する単球は比較的軽症の患者において認められ,一方で大型の単球は重症の患者において認められる.

●末梢血塗抹標本を用いた形態学的検査は病態のモニタリングに適しており,臨床検査技師は形態学的変化に関する知識のアップデートや検査の標準化に努めることで,より的確な病態把握に貢献することができると考えられる.

COVID-19と液性因子の動態

杉山 真也

pp.977-983

Point

●新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で重症化を示した患者で,血中サイトカイン濃度の経過を追ったところ,感染初期,重症化前,重症化時のそれぞれに特徴的な動態を示すサイトカインを同定した.

●近い将来に重症化する患者では,CCL17が新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染の初期(重症化前)から低下しており,重症化の予測マーカーとして有用性が認められた.

●インターフェロン(IFN)-λ3,インターロイキン6(IL-6),CXCL9,CXCL10は重症化の数日前に上昇したことから,これらも重症化の予測マーカーとして有用性が認められた.

●IFN-α,IFN-γなどは重症化の進展とともに上昇しており,重症化の程度と関連すると考えられた.

SARS-CoV-2に対する核酸増幅検査に要求される環境および精度管理

石井 良和

pp.984-991

Point

●病原体核酸検査の導入時には,検査に使用する試薬・機器の検証と妥当性の確認を自施設で実施することが重要である.

●内部精度管理および外部精度管理は日常の検査手順で行い,改善すべき個所を見いだし,是正しなければならない.

●要員の技能および知識を習得するための教育・研修は重要であり,継続しなければならない.

今月の!検査室への質問に答えます・8

POCUSとは何ですか?

山田 聡

pp.992-995

はじめに

 最近盛んに話題に上るようになった“POCUS”とは,ポイントオブケア超音波検査(point-of-care ultrasonography,またはpoint-of-care ultrasound:POCUS)のことです1)

 検査室で行われている系統的超音波検査とは別に,昔から,ベッドサイドで主治医が“ちょいあて”する超音波検査が行われてきました.最近,装置の小型化が進み,小さい装置でもずいぶん画質のよいエコー画像が撮れるようになりました.そのために,POCUSは以前よりも行いやすくなってきて,施行する診療科がどんどん増え,一般外来や救急外来,病棟や集中治療室,診療所だけでなく,在宅医療や災害医療の現場にまで利用が広がってきています.また,POCUSを活用する職種も拡大していて,看護師も盛んにPOCUSを勉強しています.訪問看護師が心不全診断を補助するために在宅でPOCUSを行う時代です.日頃エコーに携わっている臨床検査技師や放射線技師の読者の皆さまもおちおちしてはいられません.どこで,誰が,どのようにエコーを使って診断・治療をしているかを知っておかなければならないと思います.

医療紛争の事例から学ぶ・3

検体の取り違え

松本 龍馬 , 蒔田 覚

pp.996-998

はじめに

 検体検査自体は患者の身体への侵襲を伴う医行為ではないが,検体検査の結果を踏まえて治療方針が決定されることから,検体検査は治療方針が正しく決定されるための重要な前提条件である.また,検体を取り違えないことは検体検査を業とする臨床検査技師の初歩的,基本的な注意義務である.そのため,検査の過程において検体の取り違えがあった場合には,過失(注意義務違反)が認められる可能性が高い.なお,現在では,臨床検査技師の業務範囲として,本来的業務である検査業務に加え,採血や微生物学的検査目的の検体採取などが加わったことから,臨床検査技師は,検査部門の専門職として検体採取,検体検査,判定,報告という一連の過程について責任を負うことになる.

 もっとも,過失が認められたとしても,悪しき結果がない場合,あるいは過失と悪しき結果の発生との間に因果関係が存在しない場合には,法律上の損害賠償責任は発生しない.そこで,法的責任の構造について解説すべく,連載第3回では,検体の取り違え事案において,悪しき結果の内容や因果関係の有無が争われた裁判例〔山形地裁令和2年2月4日判決1)(請求額約1,500万円:認容額220万円[うち弁護士費用20万円])〕を紹介する.

書評 フリーアクセス

宮地 紘樹

pp.999

あとがき フリーアクセス

山田 俊幸

pp.1004

 緊急地震速報を聞いたり,実際に揺れを感じたりしたとき,まずこの辺りは大丈夫か,地域が特定されたら親戚縁者は大丈夫かと確認して気持ちの一区切りとしてきましたが,2年前に日本臨床検査振興協議会(臨床検査関連学会・団体で構成)の大規模災害対策委員会の仕事を仰せつかるようになってから,個人的心配の後,医療被害を気にするようになりました.当該委員会は,災害でダメージを受けた医療機関,避難所や仮設診療所に主に検査機器・試薬の支援を行うもので,東日本大震災や熊本地震を教訓に組織されたものです.この場をお借りして恐縮ですが,オール臨床検査の旗印を掲げたそのような活動があることを認識いただけたら幸いです.これまで本委員会が本格的に活動するほどの事態は発生しておりませんが,人的被害を伴う災害は頻発しており,いつどこで何が起こるかわからない昨今です.世界に目を向けると自然災害だけでなく悲惨な人的災害も頻発しており,胸が痛みます.

 個人的な話になって恐縮ですが,2019年10月,台風21号による線状降水帯の発生で私の居住地区は洪水被害を受けました.わが家は床下浸水し,自家用車とエアコンの室外機が損害を受けました.今後に備え,基礎の通風口に必要時に装着可能な止水板を設置することとエアコンの室外機を高く設置するか議論になりました.これらにはある程度のコストがかかります.私としては,こんなひどい水害は近い将来にはおそらくないだろう,市も河川の堤防の強化工事を始めたし,と否定的な気持ちもあったのですが結局は備えることにしました.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

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今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

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57巻12号(2013年11月発行)

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今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

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57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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