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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査68巻12号

2024年12月発行

雑誌目次

今月の特集1 感染症とArtificial Intelligenceの可能性

フリーアクセス

関谷 紀貴

pp.1445

 近年,医療分野におけるAI利用は活況を帯びています.画像診断,ロボット手術支援,診療録の解析,レセプト作成などの医療事務,ゲノム解析など,膨大なデータに対するパターン認識や正確性の向上を通して,医療の質改善や効率化につながることが期待されています.また,感染症領域においても微生物検査を含む日常診療から感染症危機管理まで,幅広い用途における可能性が模索されています.

 今回の特集は,感染症領域におけるAI活用をより身近なものとして捉え,現実のワークフローにおける活用に向けた基礎知識の整理を目的としています.

 初めに,医療とAIの現在について,人口減少・少子高齢化の観点を交えつつ全体像をご解説いただいています.次に,診療支援AIの現状・課題・展望についてポイントを整理していただき,その後,感染症領域への応用という観点から微生物検査,感染症臨床,薬物濃度モニタリング,感染症流行予測について具体例を交えつつご紹介いただきました.AI活用による感染症診療の質向上に向けた一歩として,本特集をご活用いただければ幸いです.

医療とArtificial Intelligenceの現在—人口減少と少子高齢化の日本での応用を見据えて

高橋 慧 , 坂口 雄亮 , 河野 伸次 , 浜本 隆二

pp.1446-1452

Point

●現在の人工知能(AI)研究は深層学習を含む機械学習(ML)技術が中核となっており,技術革新のスピードは速い.Transformerの登場に伴い生成AIが大きく注目されている.

●今後わが国では少子高齢化が進み,2025年には後期高齢者が700万人に達することが予想されている.AIを医療分野に有効に活用することが求められている.

●AIを適切に医療現場に導入していくことが,今後わが国においてますます求められていくことが予想される.患者にとって違和感がなく患者のbenefitを最大化させることが重要である.

Artificial Intelligenceによる診療支援

川本 章太 , 矢作 尚久

pp.1453-1459

Point

●理想的な診療支援人工知能(AI)は患者に寄り添い,単一タスクではなく継続的に複合的なタスクを実行する.

●診療支援AI構築には,医師の診断フレームに基づくデータ収集基盤を社会システムとして実装する必要がある.

●診療支援AIの実現により,予防医療の推進と個別化された継続的ケアが可能となり,バリューベースドケアへの移行が促進される.

微生物検査領域におけるArtificial Intelligence

平田 耕一

pp.1460-1464

Point

●画像認識における画像分類と物体検出について説明し,Gram染色画像に関連する適用事例として,菌の分類と検出,白血球貪食の分類と検出,Geckler分類の推定について紹介する.

●画像分類器DenseNetとMbileNetはかなり高い評価値で菌を分類できるが,菌の検出に適した物体検出器YOLOv8lやYOLOv8xでも菌によっては検出に失敗する場合もある.

●画像分類器VGG16とVGG19はある程度高い評価値で貪食像,擬貪食像,非貪食像を分類できるが,検出に適した物体検出器YOLOv5sでも貪食像と擬貪食像を区別した検出はあまりうまくいかない.

●画像分類器ConvNeXtはアノテーション不要でGecklerクラスを最も高い評価値で推定でき,白血球と扁平上皮細胞のアノテーションにより物体検出器YOLOv5mは品質クラスを最も高い評価値で推定できる.

感染症臨床におけるArtificial Intelligence活用の可能性

林 俊誠

pp.1466-1471

Point

●医療分野における人工知能(AI)の進展は急速であり,感染症臨床分野でも多くの研究が発表されている.

●GPTなどの言語モデルは医療分野でも高い精度を示し,診断や治療の補助に活用され始めている.

●感染症の診断補助やコンサルタントとしてのAI活用が進む一方で,適用には慎重さが求められる.

●AIの発展に伴い,感染症臨床におけるAIの活用は広がるが,信頼性と倫理的課題の解決が必要である.

治療薬物モニタリングとArtificial Intelligence

辻 泰弘 , 高橋 早紀 , 関 弘翔

pp.1472-1477

Point

●治療薬物モニタリング(TDM)の目的は,薬物の治療効果を最大化し,副作用を最小限に抑えることである.

●TDMでは血中薬物濃度を薬物治療の指標として投与計画を立案する.

●人工知能(AI)の研究は1950年代から進んでおり,第3次AIブームを経て医療分野にも応用され,診断や治療の効率化が期待されている.

●血中薬物濃度予測や治療の個別化にAIの技術を用いる研究が進んでおり,治療効果の予測に有用であることが明らかになりつつある.

感染症流行予測とArtificial Intelligence

平田 晃正 , 小寺 紗千子

pp.1478-1482

Point

●人工知能(AI)のなかでも深層学習と呼ばれる手法を用いて,新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染症(COVID-19)による新規陽性者数や死者数を予測する手法を概説する.

●新規陽性者数予測に用いた入力パラメータは,主要駅における人流,変異株の感染力,免疫保有率,SNSに代表される感情的な要素であり,それらの重要度は時間の推移とともに変化する.

●変異株やワクチンによる集団レベルでの免疫保有率,感染力などが分かれば,1〜2カ月程度の中期予測ができる可能性がある.

今月の特集2 日常診療に潜む再興感染症

フリーアクセス

関谷 紀貴

pp.1483

 新型コロナウイルス感染症の流行により,新興・再興感染症対策の見直しが注目を集めています.特に,かつて世界的もしくは特定の国で健康問題となり,劇的な減少を経て再び問題となった再興感染症は,日常診療で出会う機会も十分想定されます.

 今回の特集は,近年問題となった再興感染症の基本的な特徴を理解し,標準的な診断検査を含めた診療マネジメントの質向上に役立てることを目的としています.

 性行為感染症では,国内では2010年以降増加し減少が得られていない梅毒,2022年以降世界的な増加を認め二度のPHEICが宣言されたエムポックスについてご解説いただきました.また,過去の大きな流行から罹患率が減少した一方で今後の再増加に注意を要する結核と麻疹,国内流行があったものの現在は輸入感染症としての側面が中心のデング熱と狂犬病について,ポイントを分かりやすく整理していただいています.本特集が,代表的な再興感染症への理解を深める一助となれば幸いです.

梅毒の地図—俯瞰と仰望のエッセンス

平井 由児

pp.1484-1491

Point

●梅毒はTreponema pallidum(TP)による細菌感染症である.

●早期梅毒(感染≦1年)では局所病変の1期,全身へ播種の2期梅毒に分けられる.

●“梅毒への感染”を示す特異的TP抗体検査(TPLAが代表的)と,“梅毒の活動性”を示す非TP抗体検査(RPR)がある.擬陽性・偽陰性があり,病歴・身体所見とも併せた解釈が必要である.

●梅毒の“治癒”は,RPRが診断時の≦1/2(自動化法)であり,陰性化ではない.

結核

吉山 崇

pp.1492-1497

Point

●結核症は産業革命,都市化とともに増加し,産業革命,都市化が落ち着くと減少傾向となるが,それが反転し増加するときにはその背景となる要因がある.

●結核菌が体に入って免疫反応を起こした状態を感染というが,感染者のうち発病して症状を有する,あるいは画像所見に異常をきたす,あるいは菌を排出する者は10%程度である.

●結核の感染の検査はインターフェロンγ遊離試験(IGRA),肺結核発病の検査は画像検査と細菌検査が主であり,臨床検査は診断に大きく関係するが,同時に,細菌検査室,病理検査室は院内感染の場ともなりうる.

麻疹

三﨑 貴子

pp.1498-1502

Point

●麻疹は麻疹ウイルスを原因とする急性熱性発疹性の感染症で,強い免疫機能抑制状態を生じて重症化する可能性も高く,二大死因は肺炎と脳炎である.

●麻疹含有ワクチンの導入により麻疹患者数は著しく減少したが,集団発生を防ぐためには2回のワクチン接種率95%以上を達成・維持する必要がある.

●麻疹の診断のためには,適切な時期に麻疹特異的免疫グロブリンM(IgM)抗体検査を行うとともに,咽頭拭い液,血液(EDTA血)および尿検体を採取してPCR検査を行うことが重要である.

エムポックス

石金 正裕

pp.1503-1507

Point

●エムポックスは,エムポックスウイルスによる急性発疹性疾患で,わが国では感染症法の4類感染症に位置付けられている.

●主な感染経路は,性的接触時の皮膚・粘膜接触である.

●典型的な症状は,前駆症状(発熱,頭痛,リンパ節腫脹)後の皮疹であるが,前駆症状を認めないこともある.

●確定診断のためには,行政検査による皮膚検体などを用いたPCR検査が必要となる.

●治療の基本は,対症療法による支持療法と疼痛コントロールである.

デング熱

古宮 伸洋

pp.1508-1513

Point

●デング熱は特定の蚊によって媒介され,発熱と皮疹を主な症状とするウイルス感染症である.

●東南アジアなどの熱帯地域の都市部で普通にみられ,わが国で報告される輸入感染症,熱帯感染症としては最多の疾患である.

●日本国内でも夏には流行する可能性があり,渡航歴がなくとも発熱+皮疹を主訴とする患者の鑑別疾患の1つに挙げる必要がある.

●特徴的な臨床経過(発熱期,クリティカル期,回復期)を理解することが診断,治療のために重要である.

●治療は対症療法が中心であり,重症化の予兆を見逃さないことが予後改善に重要である.

狂犬病

倉井 華子

pp.1514-1518

Point

●狂犬病は発症すれば有効な治療法はなく,100%死亡する疾患である.

●曝露後ワクチンのみでは発症を防ぎきれない場合もあり,リスクの高い地域/行動をする際には渡航前のワクチン接種が望ましい.

事例から学ぶ 検査室の経営管理に必要な知識・7

検査室で知っておくべき病院の数値

本間 裕一

pp.1519-1523

はじめに

 病院ではさまざまな数値を扱います.身近なところでは検査データや保険点数などですが,今回は病院経営に関わる数値についてお話しいたします.病院の経営会議に出席すると,必ずといっていいほど,新規入院患者数や病床稼働率,入院診療単価,外来診療単価,手術件数,平均在院日数などの数値(表1)が報告されますが,その数値は病院の経営を反映する数値であり,病院経営陣はこの数値を経営判断の一部としています.これらの数値をホテルの経営に例えると,新規入院患者数は新規にホテルに宿泊するお客さま,病床稼働率はホテルの客室利用率,入院診療単価は宿泊者の1人当たりの平均単価,外来診療単価はホテルのレストランや日中利用のお客さまの平均単価,手術件数はホテルでのパーティーや学会・結婚式,平均在院日数は平均宿泊日数といった感じで,常にホテルが満員で,新規のお客さまが増え,結婚式やパーティーがたくさん入り,連泊者が少なければ,長期の滞在の割引率も低く抑えられ,収入が最大限になるといったところでしょう.簡単に説明するとこんな感じですが,医療の世界はなんでも難しい用語を使い,なんとなく分かりづらくしている感があります.そこで,今回は基本的な数値について簡単に説明します.これらの数値は,検査室の経営にも影響を与えるので,皆さまも関心をもってこれらの数値に着目していただければと思います.

今月の!検査室への質問に答えます・20

努力肺活量検査で,努力呼気をさせた後,最大限の力で一気に吸気をさせて最大吸気位まで吸気させるのはなぜですか?

田村 東子

pp.1524-1527

はじめに

 努力肺活量(forced vital capacity:FVC)検査は,健診などでもよく行われる測定で,その測定方法は,安静呼吸が安定したのち,安静呼気位から最大吸気位まで吸気を行わせ,一気に努力呼気をさせて最大呼気位まで呼出させます(図1).努力呼気終了で測定を終了してもよいのですが,2021年発行の「呼吸機能検査ハンドブック」1)では,努力呼気終了後,最大限の力で一気に努力吸気をさせて,努力吸気肺活量(forced inspiratory vital capacity:FIVC)を測定することを推奨しています.FVCは最大吸気からの努力呼気が必要ですが,これまでの基準では最大吸気かどうか確認することが困難でした.FIVCを測定し,FVCと比較することで,測定開始時の吸気が十分かどうか判断することができます.

 本稿では,FVCの妥当性を判断するうえでFIVCを正しく測定することが重要であることを分かりやすく概説します.

リレーエッセイ 私のこだわり・7

疑問の解決にこだわる—研究テーマ創出の取り組み

岡田 光貴

pp.1528

はじめに

 私は現在,大学教員として学生の教育と研究活動に従事しています.教員に重要なことの1つとして,“研究テーマを複数有している”ことが挙げられます.本学では例年,各教員の研究室に,大学4年生が6〜8名,大学院生が数名在籍することになります.このような事情から,教員は多くの研究テーマを創出する必要があります.そのためには,ふと頭に浮かんだ疑問を大切にし,解決する方法にこだわるのがよいです.以下に例を挙げますが,これから研究に取り組みたい方々の参考になれば幸いです.

学会印象記

日本医療検査科学会第56回大会

pp.1529

 2024年10月4〜6日に,パシフィコ横浜で日本医療検査科学会(旧 日本臨床検査自動化学会)第56回大会が開催されました.大会長は橋口照人先生(鹿児島大学病院検査部長).初日の挨拶では,「産・官・学連携は大変重要で,それらから生まれた検査機器は先達の知の努力が生んだ天才.これら先達の努力を理解できる大会としたい」と話されました.プログラムでは“フレイル”に伴う疾病構造の変化を見据えた高齢者医療に関する講演や,医療DXについての企画が随所に組まれ,シンポジウムや日常臨床に役立つ各種技術セミナーなど,大会長の「これからの医療に“+α”のものを提供したい」というお考えが形となった3日間でした.

 展示ホールでは「臨床検査機器・試薬・システム展示会 JACLaS EXPO 2024」が同時開催され,過去最高の140社余が出展し,最先端の機器に並び,多くの参加者で賑わっていました.

書評 フリーアクセス

坂本 秀生

pp.1530

書評 フリーアクセス

中山 健夫

pp.1531

書評 フリーアクセス

山崎 直也

pp.1532

あとがき フリーアクセス

山田 俊幸

pp.1536

 師走とは,僧侶がこの時期多忙になり走り回ることに由来します.年末と年度末は,身体的にも精神的にもストレスがかかり,心血管疾患の発作が起こりやすい時期とされています.どうぞ,気持ちだけでもゆったりと構えてお過ごしください.

 “走る”に関連していつも感じていることがあります.車の運転で,信号のない横断歩道で歩行者が待っている場合は停車するのが交通規則です.車を止めて歩行者を観察すると,私の印象では10人に5人は速足で横断し,2人は走りだします.お礼の会釈までする人もいます.ありがたいと思う気持ちに加え,急がせて済まない,走って転倒などしたら困るな,などと複雑な気持ちになります.海外経験は長くはありませんが,これは日本人に特徴的なことと感じます.過度に美化するのは不適切ですが,心遣いの表れと思います.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

今月の特集1 The SLE
今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

今月の特集1 体腔液の臨床検査
今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

今月の特集1 社会に貢献する臨床検査
今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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