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雑誌文献

臨床検査68巻3号

2024年03月発行

雑誌目次

今月の特集 こどもと臨床検査

フリーアクセス

山田 俊幸

pp.225

 臨床検査の学習ならびに実践は成人を対象にしている場合がほとんどで,急に小児ではどうかという場面になると,とまどってしまうことはないでしょうか.薬を処方するとき,体重から処方量を計算するように,小児では年齢や体格に応じた特別対応が必要です.今回,とことん小児の臨床検査にこだわった特集を企画しました.総論では,採血など小児が被検者になる場合の検査側の心構え,検体検査や生理検査のデータの評価に当たっての留意点,特に重要となる小児急性期医療の注意点,小児特有の倫理面の配慮を学習できます.各論では,感染症,循環器疾患,呼吸器疾患,血液・腫瘍性疾患,腎臓・免疫疾患,消化器系疾患,アレルギー性疾患,神経系疾患といった疾患ごとの小児医療の特徴と臨床検査の重要性を学習できます.これで小児への対応も大丈夫,となれたら幸いです.

—総論—こどもの臨床検査で留意すること

安戸 裕貴 , 大西 宏明

pp.226-230

Point

●小児医療においては,成長過程の児に対する精神面や身体面の影響を考慮し,成長段階に応じた本人・家族とのかかわりなど,こどもの特性に配慮した対応が求められる.

●こどもにとって検査は,恐怖を伴い,苦痛が生じることから,こどもの臨床検査は,必要最小限の範囲で施行するべきであることを心掛ける.

●検査を施行するときは,こどもの苦痛や恐怖を可能な限り取り除き,保護者の気持ちにも配慮して良好な関係を築くことにより,こどもがその後の検査も継続的に受けやすくなるようにする.

こどもの検体検査評価で留意すること—大人との基準値の違い

山田 佳之

pp.231-237

Point

●小児の年齢に合わせた基準値の設定は難しく臨床参考範囲(CRR)を用いている.

●血液検査(血算・血液像)では3系統ともに出生直後から新生児期・乳児期早期にかけての変化が大きい.

●血液生化学検査で新生児期・乳児期早期に,肝逸脱酵素,乳酸脱水素酵素(LD),胆道系酵素,クレアチンキナーゼ(CK)は高値を示し,総タンパク,アルブミン,アミラーゼ(AMY),糖質,脂質,非タンパク窒素化合物は低値を示す.

●電解質は年齢による変動が少ない.

こどもの生理検査評価で留意すること—超音波検査を中心に

鯉渕 晴美

pp.238-245

Point

●鎮静薬の使用は最小限とする.使用する際は患児の全身状態に留意し,使用時の注意事項について保護者から質問があった場合は適切に回答できるようにする.

●小児では成人とは異なる超音波像を呈する臓器があることを理解する.

●検査部位によって適切なプローブを選択する.

●誤診すると患児に多大な悪影響を及ぼしうる疾患の超音波像を理解する.

こどもの急性期医療の特徴

竹澤 芳樹

pp.246-250

Point

●小児科領域では集中治療を要するような緊急度・重症度の高い疾患は多くない.

●年齢によって体格・精神運動発達の程度が大きく異なり,基礎疾患や急性期医療の適応病態も多岐にわたる.

●検査に対する協力が得られにくく,検査に伴う状態変化のリスクやデバイスの事故抜去のリスクが高く,検査の難易度が高い.

●患者本人と養育者に対する丁寧な説明や環境整備が重要であり,その際は必要に応じて多職種で症例ごとに対応したうえで検査を行うことが望ましい.

小児医療の倫理的特殊性

掛江 直子

pp.252-257

Point

●小児医療では,こどもの倫理的特殊性に配慮し,こどもの自律性の尊重と代諾による保護のバランスをつねに考えなければならない.

●こどもの意思を尊重し,自律性を育むためには,こどもの理解力に合わせて丁寧な説明を行い,こども本人からアセントを取得することが重要である.

●小児医療における代諾とは,こどもに必要な行為について本人から有効な同意を得ることができない場合に,こどもに代わって同意を与え,こどもを保護する行為である.

●こどもに対する遺伝学的検査は,原則として本人が判断できるまで待つべきであるが,臨床的利益が見込まれる場合は倫理的な視点も含め慎重に検討する.

こどもの感染症の特徴と臨床検査の重要性

幾瀨 樹 , 船木 孝則

pp.258-265

Point

●臨床検査は感染症診療の原則である“感染臓器”,“起因微生物”,“抗微生物薬”の特定に必要なものであることを意識することが重要である.

●小児感染症は多岐にわたることから臨床検査にもさまざまな種類があり,微生物の検出のみにとどまらない.

●臨床検査の結果によっては,院内だけでなく院外での感染対策に影響することがある.

こどもの循環器系疾患の特徴と臨床検査の重要性

廣野 恵一

pp.266-271

Point

●こどもの循環器系疾患は,先天性心疾患,心筋心膜疾患,不整脈,川崎病,肺高血圧など多岐にわたる.

●学校心臓検診では,医療や経過観察を必要とする症例を発見し,適切に治療や経過観察を受けるよう指導し,突然死を防止することを目的としている.

●学校心臓検診の際には,突然死を起こしうる疾患として,心筋症,冠動脈異常,QT延長症候群,カテコラミン誘発多形性心室頻拍(CPVT)などに特に注意し,症例の発見を心掛けることが重要である.

こどもの呼吸器系疾患の特徴と臨床検査の重要性

西 恵美里 , 冨田 健太朗

pp.272-279

Point

●小児の呼吸器系疾患を考える場合,成人と異なる解剖学的・生理学的特徴を理解する必要がある.

●小児では血液ガス分析を行う際,動脈血ガス分析ではなく足底からの採血(いわゆるヒールカット)による毛細ガス分析や静脈血ガス分析が行われることがあるが,それらの解釈には多少の注意を要する.

●肺機能検査は気道抵抗や肺活量などを客観的に評価することができ,小児においても有用である.おおむね5〜6歳以上の小児では肺機能検査が実施可能といわれている.

こどもの血液・腫瘍性疾患の特徴と臨床検査の重要性

川村 眞智子

pp.280-286

Point

●小児がんの固形腫瘍は胎生期の細胞ががん化したものが多く,成人のがんとは種類も,腫瘍マーカーも異なる.

●小児特有の原因遺伝子を含めた“固形腫瘍のがん遺伝子パネル検査”と新たに“造血器腫瘍遺伝子パネル検査”が間もなく開始される.

●小児がんは治療法の進歩により,約80%が治癒するようになった一方で,晩期合併症のスクリーニング検査が必要になった.

こどもの腎臓・免疫疾患の特徴と臨床検査の重要性

池住 洋平

pp.287-293

Point

●こどもの腎疾患として頻度の高いネフローゼ症候群や糸球体腎炎はその発症機序や病態に何らかの免疫系の異常が関与する.

●学校検尿制度が導入されているわが国では,こどもの慢性糸球体腎炎は早期に発見され,慢性糸球体腎炎を原因として末期腎不全に至る患者は減少した.

●腎機能評価に用いられるクレアチニン(Cr)など各種検査のこどもの基準値は成人とは異なることに留意する必要がある.

こどもの消化器系疾患の特徴と臨床検査の重要性

熊谷 秀規

pp.294-298

Point

●炎症性腸疾患(IBD)の適切な診断と治療,病勢の把握に臨床検査は不可欠であり,炎症系バイオマーカーや遺伝学的検査が行われる.

●Helicobacter pylori感染症の診断や除菌治療に当たっては,こどもならではの注意点がある.

●消化管内視鏡検査はこどもにとってハードルの高い検査であるため,侵襲性の小さい各種の臨床検査を駆使しつつ診療する.

こどものアレルギー系疾患の特徴と臨床検査の重要性

渡邉 知佳 , 熊谷 秀規

pp.299-304

Point

●食物アレルギー,気管支喘息,アトピー性皮膚炎,アレルギー性鼻炎などのアレルギー疾患は,有病率が高く,長期にわたり小児の健康に影響を与える.

●食物アレルギーの診断や食物経口負荷試験(OFC)の実施に当たって,特異的免疫グロブリンE(IgE)抗体価が参考になる.さらにアレルゲンコンポーネント特異的IgE抗体を測定することで,診断の精度が高まる.

●小児気管支喘息では,呼吸機能が予後予測因子となる.呼吸機能検査の意義,小児の特性や注意点を理解して行うことで,よりよい治療や予後につながる.

こどもの神経系疾患の特徴と臨床検査の重要性

須貝 研司

pp.305-311

Point

●こどもの神経系疾患は,脳,脊髄,末梢神経,神経筋接合部,筋の障害のいずれかにかかわる機能異常であり,ほとんどの疾患で,診断,治療方針の決定,治療結果の評価と経過の追跡のために神経生理検査が必須である.

●日常業務で遭遇することが少ない疾患も多いが,必要な検査と測定項目,その意味を理解しておく必要がある.

●こどもの神経生理検査は,本人が検査の内容や必要性を理解できていないことが多いので,家族に十分説明し,家族から本人に十分説明してもらう必要がある.

●動くと検査ができない,あるいは痛みを伴う検査は困難で,鎮静が必要となることが少なくないなど,種々の注意と工夫を要する.

●年齢により正常値が変化するので,検査結果をおとなの基準で判断できない.

今月の!検査室への質問に答えます・13

直接抗グロブリン試験陽性の自己免疫性溶血性貧血患者を中心に輸血前検査について教えてください

岸野 光司

pp.312-315

はじめに

 自己免疫性溶血性貧血(autoimmune hemolytic anemia:AIHA)1)は,自己の赤血球膜抗原に対する自己抗体が産生されることにより,赤血球が溶血(破壊)されて生じる貧血である.自己抗体の産生につながる病因の詳細はいまだ不明な部分が多い.また,自己抗体が赤血球と反応する至適温度により,温式AIHA(体温37℃付近の場合)と冷式AIHA(低温の4℃で最大活性を示す場合)に大別される.さらに冷式AIHAの病型には,寒冷凝集素症(cold agglutinin disease:CAD)と発作性寒冷ヘモグロビン尿症(paroxysmal cold hemoglobinuria:PCH)の2病型がある.AIHAの90%以上は温式AIHAである1)

 AIHAの診断基準1)には,直接抗グロブリン試験(direct antiglobulin test:DAT)が陽性になることが重要な検査所見の1つとなっている.DATは,生体内ですでに赤血球膜に結合している免疫グロブリン(immunoglobulin:Ig)Gまたは補体成分を検出する方法である.DAT陽性者の輸血検査では,血漿(血清)中の抗赤血球自己抗体や赤血球に結合している自己抗体により,血液型検査,不規則抗体検査,交差適合試験に影響を及ぼすことがある.

 本稿では,DAT陽性のAIHA患者の輸血前検査について,検査試薬も含めて解説していきたい.

医療紛争の事例から学ぶ・8

わいせつ行為と誤解された事例

松本 龍馬 , 蒔田 覚

pp.316-319

はじめに

 臨床検査技師は,胸部や陰部などのセンシティブな部位に対する検査を行うことがある.このような場面では,患者の尊厳・羞恥心に対する配慮が必要となる.

 連載第8回では,医師から腹部超音波検査の依頼を受けた男性臨床検査技師が,女性患者に対し,超音波検査(会陰走査)を実施したところ,当該検査は,女性患者に正当な検査と誤信させて行われたわいせつ行為であるとして,準強制わいせつ罪(現在は,刑法改正により強制わいせつと準強制わいせつとを合わせて「不同意わいせつ」に改められている)に問われた裁判例(京都地方裁判所平成18年12月18日判決1))を紹介する.

 患者の尊厳・羞恥心を害しうる検査時に,医療者としてどのような配慮が求められているかを理解し,日常業務に役立てていただきたい.

あとがき フリーアクセス

涌井 昌俊

pp.324

 卒業シーズンである今月号の特集のキーワード,「こども」からの着想で,こどもも含めて次世代を担う若者について,煙たがられない範囲でエールも込めて日々感じていることを書かせていただきます.何歳までが若者であるのかという定義が必要かもしれませんが,まだ自分が若いと思っている人たちは,ここでは全員若者とさせていただきます(笑).ちなみに,プレ還暦の誕生日を目前にこれを執筆している私には自分を若者と呼ぶ勇気はありません.

 “時は金なり”という言葉がありますが,“無駄”と“失敗”は若者の特権,そして宝だと思います.“時は金なり”と相反するように聞こえるかもしれませんが,無駄や失敗にかけた時間がその後の人生や生活を形成する礎の一部を成すのではと考える次第です.初老の歳を迎えてしまうと,これから無駄や失敗を宝だといって開き直ることも武勇伝にすることも自他ともに許容できませんが,若い人たちには無駄や失敗を恐れずに,可能性を決めつけないでもろもろに挑んでもらいたいと思う場面が日常に多々あります.しかし,ここ15年ほどの医学生や若手医師の様子をみる限り,無駄や失敗を回避することが最優先という感じが見受けられます.振り返るとわが国の“失われた30年”のなかで生まれ育った世代であり,親御さんたちはバブル崩壊後の社会変化と対峙して苦労を強いられた世代です.生産性と効率性を何よりも重視し,それらから外れる活動は淘汰されることが王道とされた30年だったように感じられます.戦時の“ぜいたくは敵だ,欲しがりません,勝つまでは”という標語をもじれば,“無駄や失敗は敵だ,寄り道しません,王道にたどり着くまでは”といったところでしょうか? これが今の若い世代の背景にあるのではと勝手ながら考察する次第です.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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57巻12号(2013年11月発行)

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今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

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57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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