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増大号 AKI・CKDの診断・治療に臨床検査を活かせ 2章 腎疾患診療の進め方
血液(全般)検査の進め方
著者: 木村秀樹1
所属機関: 1福井大学医学部附属病院検査部・腎臓内科
ページ範囲:P.378 - P.381
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健康診断でクレアチニン(creatinine:Cr)値の上昇,尿タンパク,尿潜血が指摘された場合,多くは一般の内科を受診し,すぐに腎臓内科専門外来を受診することは少ない.また,浮腫の原疾患も,腎疾患と鑑別すべき疾患は少なくない.ここでは,精査のファーストステップとして血液検査を軸に腎機能異常や浮腫の原疾患を大まかに鑑別してみたい.
健康診断でクレアチニン(creatinine:Cr)値の上昇,尿タンパク,尿潜血が指摘された場合,多くは一般の内科を受診し,すぐに腎臓内科専門外来を受診することは少ない.また,浮腫の原疾患も,腎疾患と鑑別すべき疾患は少なくない.ここでは,精査のファーストステップとして血液検査を軸に腎機能異常や浮腫の原疾患を大まかに鑑別してみたい.
参考文献
1)日本腎臓学会(編):CKD診療ガイド2012,東京医学社,2012
2)日本腎病理協会,日本腎臓学会(編):腎生検病理アトラス 改訂版,東京医学社,2017
3)日本臨床検査医学会ガイドライン作成委員会(編):臨床検査のガイドラインJSLM2021 検査値アプローチ/症候/疾患,宇宙堂八木書店,2021
4)日本腎臓学会(編):エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2023,東京医学社,2023
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