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臨床検査68巻8号

2024年08月発行

雑誌目次

今月の特集 超音波検査士に必要な医用超音波の基礎

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河合 昭人

pp.911

 超音波検査士を取得するには,基礎と臨床からなる試験に合格しなければなりません.臨床の試験対策は,成書や各ガイドラインなどを参考にした勉強と,日常の臨床経験を積み重ねながら習得できると考えています.しかし,基礎については,不得意と感じている検査技師が多いことと思います.物理や工学系の数式はなかなか難解な部分が多く,この難解な公式などを理解するのにも一苦労ではないでしょうか? 超音波検査士取得のための基礎編を解説していただくことで,1人でも多くの受験者の理解が進むようにしたいと思います.

 本特集では,超音波検査士研修ガイドラインに沿って進めています.全ての項目を網羅することは誌面の都合上できませんが可能な限り収載しました.また解説の最後に重要用語・公式集と模擬問題を提示しました.ここで基礎固めができればと考えています.

 読者の方々の知識のブラッシュアップにつながれば幸いです.

音響の原理①—信号,伝搬,反射,透過

土屋 健伸

pp.912-916

Point

●音響の原理として波動現象を理解することは重要である.

●波動は周期的な変化としてよく正弦波で表現され,時間的変化の周波数,周期と空間的な変化である波長が重要なパラメータである.

●生体内を伝搬する超音波は,減衰,屈折,反射と透過とさまざまな物理現象を生じながら伝搬していく.

音響の原理②—散乱と音場

山口 匡

pp.917-926

Point

●散乱とは,超音波の波長に対して小さい反射体に音波が入射した際に,反射体を中心にして反射波が広がる現象であり,反射も散乱の一種である.

●後方散乱とは,送信に用いる探触子の方向へ帰る散乱波であり,受信されるエコー信号の強度と送信信号の強度の比である後方散乱係数は,散乱体の形状,サイズ,濃度,組織種などから決定される物理量である.

●Fresnel領域(近距離音場)では超音波ビームは平面波として進行できるが,それを超えたFraunhofer領域(遠距離音場)では球面状に拡散してしまう.

●グレーティングローブはアレイプローブでのみ発生し,超音波の波長に対して振動子間距離を小さくすることで発生を抑制することができる.

●1次元アレイプローブでは,主にパルス幅によって距離分解能が,波長と開口の関係で方位分解能が,音響レンズによってスライス分解能が決定される.

生体の音響特性

工藤 信樹

pp.927-931

Point

●生体組織の音響特性は,組織を構成する物質自体の特性と,物質が形成する構造の両方に依存する.骨化していない軟部組織(soft tissue)の音速は1,500m/s台が多く,骨の音速は軟部組織の数倍である.

●軟部組織の固有音響インピーダンスは,約1.6×106kg/s/m2台が多く,骨は約7.8×106kg/s/m2である.超音波診断装置は,軟部組織の境界で起きるたかだか数%程度の反射を可視化する.

●生体組織中を伝搬する超音波は,吸収・散乱・拡散の3つの機序により減衰する.周波数が高く指向性の鋭い超音波を用いる超音波診断では,散乱の影響が支配的である.

●超音波診断装置では,生体組織の音響特性により減衰・散乱・反射・屈折・干渉した超音波を画像化する.それゆえ,これらの現象を十分に理解することは診断画像を正しく理解するうえで重要である.

パルスエコー法(超音波パルス法)

椎名 毅

pp.932-943

Point

●超音波診断装置の原理であるパルスエコー法では,超音波パルスを体内に送信し,組織境界で反射したパルス波の伝搬時間から組織の境界の位置を,信号の強度から組織の不連続の程度の情報を得て実時間で断層像を構築する.

●距離分解能の高い超音波像を得るにはパルス幅の短い広帯域なパルス波が適している.一方で,高周波ほど減衰が大きくなるため,深部の計測には低周波のパルスが適している.

●超音波の音速は有限のため,画像の表示範囲と速度はトレードオフの関係にある.そのため,心臓などの早い動きの計測においては,深さや表示幅などを制限する必要がある.

●超音波像のアーチファクトは生体組織の音速などの不均一性により生じるため,完全になくすことはできないが,発生の有無を識別し軽減させることは可能であり,さらにアーチファクトを診断情報として利用する場合もある.

ドプラ法

大村 眞朗

pp.944-952

Point

●ドプラ効果とは波の発生源に対して観測点が移動することで,観測される波長(周波数)が変化する現象であり,超音波ドプラ法では血流の分布や速度を計測できる.

●ドプラ法では反射波の周波数変化(ドプラ偏移周波数)を測定しており,ドプラ偏移周波数,送信波の周波数,ドプラ入射角,音速の関係式から血流速度が算出される.

●ドプラ入射角による角度補正,ドプラスペクトルの見え方,折り返し現象が生じない設定条件を念頭に置き,血流速度の定量値を正確に測定することが重要である.

超音波診断装置

長谷川 英之

pp.953-962

Point

●超音波診断装置は,体内の断層像や血流の情報をリアルタイムに表示できる,臨床検査において広く用いられる装置であり,基本構成は超音波プローブ,制御部,送受信部,スキャンコンバータ,表示部からなる.

●超音波画像を構築するためには,所望の位置に超音波を送信するとともにその位置からの超音波エコー信号を計測する必要があり,配列型探触子を用いたビームフォーミング処理が行われる.

●超音波画像では振幅が大きく異なるエコー信号を同時に表示する必要があり,また,伝搬に伴い超音波が減衰するため深部からのエコー信号は減弱する.そのようなエコー信号を視認性よく表示するために対数増幅やSTC(sensitivity time control)などの調整が行われる.

プローブ(探触子)

竹内 真一 , 椎葉 倫久

pp.963-973

Point

●プローブの基本構造は,圧電振動子,背板,音響整合層などから成っている.振動の仕方は,これらの固有音響インピーダンス(音響特性インピーダンス)の大小関係に依存する.

●チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)とポリフッ化ビニリデン(PVDF)は,代表的な圧電材料である.これらの特徴とこれらを利用した探触子の動作特性についての理解が重要である.

●機械走査方式および電子走査方式の種類と原理および,走査方式によって得られる超音波診断画像についての理解を深めることが重要である.

●特殊超音波プローブとして,体腔内プローブ,穿刺用プローブ,術中プローブがある.

音響的安全性

秋山 いわき

pp.974-980

Point

●超音波診断装置が他の画像診断装置に比べて安全であると考えられている根拠は,分子レベルのエネルギーの大きな差と考えられている.

●超音波強度が高ければ照射時間は短くても生体作用が顕著となり,強度が低くても照射時間が長いと生体作用を無視できない.超音波では照射時間が長くても生体作用を無視できる強度の閾値が存在する.

●超音波の生体作用は超音波照射された生体組織がその音響エネルギーを吸収して熱エネルギーに変換する熱的作用と,それ以外の非熱的作用に分類される.非熱的作用のなかでもキャビテーション発生が最も顕著な生体作用である.

●熱的作用を示す指標がサーマルインデックス(TI),キャビテーションによる非熱的作用を示す指標がメカニカルインデックス(MI)である.これらの指標はリアルタイムにモニターへ表示される.

電気的およびその他の安全性と保守管理

内藤 みわ

pp.981-988

Point

●電撃の種類として,皮膚を通して流れるマクロショックと心臓に直接流れるミクロショックがあり,心室細動はマクロショックで100mA,ミクロショックで0.1mAで起こる.

●電撃の保護の程度によって,B形装着部,BF形装着部,CF形装着部に分類される.

●クラスⅠ機器の超音波診断装置はアースを取るため,必ず3Pコンセントに接続する.

●超音波プローブの消毒・滅菌は,必ずその超音波プローブの取扱説明書に記載の方法で行う.

重要用語・公式集

pp.989-997

数字・欧文

・2次元アレイプローブ

 超音波ビームを放射する面状で圧電振動子を2次元(碁盤の目)状に分割したプローブであり,超音波ビームを2次元に電子走査可能である.2次元の超音波ビーム走査方向と超音波伝搬方向(深さ方向)で3次元の体内情報を取得し,モニタ上に立体的に診断画像を再構築することができる.

模擬問題

pp.998-1002

問題1

生体の音響特性について,正しい記述はどれか.

a.生体組織の密度が大きいほど音速は早い.

b.多くの生体組織の減衰係数は同温度の水の音速より小さい.

c.生体の音速は組織ごとによって違うが,超音波診断装置では一定としている.

d.超音波は水中では減衰しないが,生体では減衰する.

e.超音波は生体組織内では屈折せずに直進する.

解答・解説

pp.1003-1007

問題1

解答:c

解説

 a:音速が遅くなる.b:減衰係数は大きい.d:水中でも減衰する.e:屈折する.

事例から学ぶ 検査室の経営管理に必要な知識・4

検査実績課金方式(課金方式)における収支報告書の作成—課金方式の内訳と計算の仕方など簡単な計算方法についての解説

本間 裕一

pp.1009-1013

はじめに

 前号(68巻7号)で,収支報告書作成の意義と必要なデータ収集および作成についてお話しましたが,今回は,検査室の運営形態における検査実績課金方式(以下,課金方式)について簡単な仕組みと,計算方法について解説します.そもそも課金方式とは簡単にいうと,検査1項目にかかるその他の費用を全て盛り込んで,精算する方式です.詳しく説明すると,検査実績と連動したコスト契約で,企業連合方式ともいわれています.FMS(facility management system)と同様に人以外の機器,試薬を外部に任せる院内受託方式ですが,それ以外にも機器の保守管理など,検査にかかわる全ての費用(人件費以外)を受託業者がもち,これらに対する対価を検査項目当たりの単価で契約し,その有効実績数〔病院情報システム(hospital information system:HIS)より算出された件数〕に応じて毎月の請求額を算出する方式です(図1).課金方式のメリット・デメリットについては以下の通りとなります.

メリット

・初期投資0円(全部業者が負担してくれます)

・支払いが明瞭(検査オーダーによる項目積み上げ方式による支払いにより,事務的煩雑さの軽減)

・機器・試薬の選定度が高い

・検体管理加算ⅢまたはⅣの取得可能

デメリット

・検体数の増減による収益の影響を受けやすい(検体数の増加は,収益減)

・試薬,消耗品,機器などの価格が不明瞭

・コスト意識の低下

・契約期間の縛り

今月の!検査室への質問に答えます・17

新生児聴覚スクリーニングは,なぜ新生児期に検査を実施する必要があるのですか?

任 智美

pp.1014-1016

はじめに

 新生児聴覚スクリーニング(newborn hearing screening:NHS)とは,聴覚障害の早期発見・早期療育を図るために,新生児に対して実施する検査です.先天性難聴の頻度は約1/1,000と多く,遺伝的要因が約60%に関与しています.言語獲得には臨界期があるため,先天性難聴児において最も重要な課題は言語習得であり,それには早期発見と早期介入が不可欠なのです.2000年にJCIH(Joint Committee on Infant Hearing)より,“全ての新生児に聴力スクリーニングを,生後3カ月までに聴力学的評価と医学的評価,難聴が確認された乳幼児は,生後6カ月までに,乳幼児の難聴や聴覚障害に精通した医療や教育の専門家による介入を受ける「1-3-6ルール」に従うこと”が提言されました1).世界保健機関(World Health Organization:WHO)が,新生児期・小児期・成人期・老年期といったライフサイクル別の難聴への取り組みを強化したことに呼応して,わが国でも,難聴者が誰ひとり取り残されず,生き生きとこころ豊かに暮らすことのできる社会の実現に向けて難聴対策推進議員連盟が提言した“Japan Hearing Vision”をまとめ,これに沿って,2020年より政府の取り組みが進んでいます.この“Japan Hearing Vision”では,政策の柱の1つとして“全ての新生児に対して新生児聴覚検査の実施と全額公費負担を実現することにより,全ての新生児が新生児聴覚検査を受けられる体制を構築すること”,また中等度以上の難聴では言語獲得に影響があることから,“新生児期,小児期の難聴児支援として難聴を早期に発見し,医療・療育・教育を適切な時期に提供することで言語能力を獲得できること”を掲げています2)

リレーエッセイ 私のこだわり・4

自己研鑽と人“財”育成

徳永 尚樹

pp.1017

学会を自己研鑽の場に

 医学は日進月歩であり,患者さんによりよい医療を提供するために,医療従事者は常に知識や情報をアップデートしていく必要があります.勉強会に参加したり,論文を読んだりと学ぶ手段はいろいろとありますが,一番手っ取り早いのが学術集会(以下,学会)に参加することです.学会はその分野で最新の情報が集約する“情報の宝庫”ですので,私はいつも自分の専門分野だけでなく,さまざまな分野の演題を拝聴し,できるだけ多くのトピックスをもち帰るよう心掛けています.

 私が積極的に学会に参加する理由は情報収集のほかに2つあります.1つはモチベーションの維持です.普段お世話になっている先生方や技師仲間と“直接会って”話すことで“私も頑張らないと”と自分を鼓舞させてくれます.近年のコロナウイルス感染症の影響で,Web開催形式が増え,現地で面と向かって話す機会が減ってきたように思います.学会は現地開催形式に戻りつつありますが,勉強会などはWeb・オンデマンド配信が主流になりつつあります.これはとても残念なことです.人と人のつながりはとても大切です.私がまだ勉強会などで積極的に質問することもできなかった若手の頃は,よく講師の方に講演のあとそそくさと質問に行ったものです.しかし,それが今の人のつながりを生み,今の私があります.これは紛れもなく今まで出会った医師の先生方や諸先輩方,仲間たちのおかげです.もう1つの理由は心を豊かにするためです.私は少しでも学会開催地の文化を楽しむように心掛けています.観光地や名産品などその土地の文化に触れることで非日常を楽しみ,新たな発見には心が踊らされます.心を豊かにすることで心に余裕ができ,余裕ができれば仕事の効率が上がるというよい循環になるのです.

書評 フリーアクセス

大西 宏明

pp.1018

あとがき フリーアクセス

涌井 昌俊

pp.1022

 バブル世代に属する私は,学生時代をともにした70年代後半〜80年代の音楽には今も励まされ癒やされ,自分の血肉となっている感があります.なかでも電子楽器とコンピューターを駆使したイエロー・マジック・オーケストラ(以下,YMO)の登場は衝撃的かつ圧倒的で,音楽を趣味としている訳ではなかった中学生の私も引き付けられました.当時,“テクノロジーが彼らを覚醒させた”という評論がありましたが,今から思えばむしろ逆です.フォーク,ロック,クラッシックのそれぞれにルーツをもつ細野晴臣,高橋幸宏,坂本龍一の三氏によってすでに洗練されてきた音の世界にテクノロジーが解き放されたということだと思います.昨年は高橋さんと坂本さんが続けて旅立たれ寂しい限りですが,彼らの作品やパフォーマンスはいつまでも音楽文化の血肉となって生き続けるでしょう.

 プロデューサーとしてYMOを世に送り出したのは,自身も作曲家として“翼をください”をはじめ数々の名曲を生み出した村井邦彦さんです.昨年出版された著書「モンパルナス1934」はお薦めの1冊です.文化人のサロンとして知られるイタリアンの老舗“キャンティ”の創業者・川添浩史は,1934年に21歳の若さでパリに渡り,モンパルナス地区を拠点に国際感覚を身に付け,帰国後は日本の文化を世界に発信することに心血を注ぎました.その一環として,第一線の文化人と駆け出しの文化人,そして文化の未来を担う無名の若者たちの交流の場として開店したのがキャンティです.同店で川添から薫陶を直接受けた村井さんが多くの資料と証言に基づいて,川添の人間形成にかかわった数多くの芸術家との交流をはじめ,さまざまな史実を小説化した作品です.帯書で細野さんは“この出会いなくして,YMOの成功はなかった.キャンティは日本のカルチャーの核心だった”とコメントしています.ありがちな感傷的な懐古に陥ることなく,読者の分析的視点にも応えられるような過去の事物の収集・保存,つまりアーカイブとして成立させるために,単なるノンフィクションの回顧録の形式を取らずに,あえて創作を施して小説の体裁を取った点が興味深いです.最近出版された自伝やメディアでの発言からも,日本の音楽の“アーカイブ”にかける村井さんの静かな情熱が感じられます.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

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今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

今月の特集1 体腔液の臨床検査
今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

今月の特集1 社会に貢献する臨床検査
今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
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59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
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59巻10号(2015年10月発行)

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今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
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今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
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59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

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今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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