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雑誌文献

臨床検査68巻9号

2024年09月発行

雑誌目次

今月の特集 知っておきたい睡眠時無呼吸症候群

フリーアクセス

涌井 昌俊

pp.1027

 生活習慣病や心血管疾患とのかかわりもあって睡眠時無呼吸症候群に対する関心と認識は高まっています.一方,不定愁訴の原因疾患として潜在し見逃されている可能性があります.漠然と睡眠薬が処方されてしまい改善が得られないまま経過し,ようやく睡眠時無呼吸症候群の診断にたどり着いた心療内科の患者さんもいらっしゃるようです.例えば,いびきや無呼吸を本人が認識しづらい一人暮らしの非肥満患者さんの場合,医師が意識的に疑わない限り診断されずに埋もれてしまうことは容易に想像できます.私たちがこれまで抱いてきたイメージ以上に,睡眠時無呼吸症候群は“common disease”であると考えるべきかと思われます.

 本特集では「知っておきたい睡眠時無呼吸症候群」というテーマの下で,第一線のエキスパートの方々に解説いただきました.診断・治療を支える検査に関する知識の整理と理解の深化の一助となれば幸いです.

睡眠時無呼吸症候群の現状と展望

穂苅 諭 , 大嶋 康義 , 菊地 利明

pp.1028-1033

Point

●睡眠時無呼吸症候群(SAS)は,わが国においても高い有病率が示されており,他の疾患に併発することも多く,医療施設や診療科を問わず携わる機会が多い疾患である.

●SASの診断検査は,睡眠ポリグラフ検査(PSG)がゴールドスタンダードであり,その実施および解析において臨床検査技師の果たす役割は非常に大きい.

●SASの治療は,従来行われてきた減量,持続気道陽圧(CPAP)療法,口腔内装置に加えて,病態に応じた個別化治療や新規デバイスを用いた治療が臨床応用されつつある.

●近年の動向として,診断における検査施設外睡眠検査(OCST)やCPAP療法における遠隔モニタリング管理など,医療機関外のデータを利用した診療が拡大している.

睡眠時無呼吸症候群の病態生理

中山 秀章

pp.1034-1039

Point

●閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)は,睡眠関連呼吸障害の1つで,睡眠中に上気道の閉塞,狭小化によって無呼吸,低呼吸を生じる.

●肥満や小顎などの解剖学的因子,呼吸の不安定性,上気道開大筋の反応性(UAR),覚醒のしやすさの4つの病態生理因子が関与する.

●現在は,持続陽圧呼吸療法(CPAP)が,第一選択であるが,各患者の病態生理的特性を評価し,介入することで,OSA患者の個別化医療へつながる可能性がある.

●一晩あるいは経過観察中や治療により,OSAと中枢性睡眠時無呼吸症候群には病型の移行もあることから,両者には,病態生理的にオーバーラップする要素が存在する.

睡眠関連呼吸障害(SRBD)の疫学

佐藤 誠

pp.1040-1045

Point

●睡眠関連呼吸障害(SRBD)は,19の病態に分類されるが,日常臨床で遭遇するSRBD患者の大多数は閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)である.

●34〜80歳の地域住民9,850人が参加したわが国の大規模疫学研究(ながはまスタディ)では,SRBDの有病率は,男性の81.0%,閉経後女性の60.2%,閉経前女性の25.1%と高率で,重症度が上がるに従って高血圧,糖尿病ともに関連度が増加することが明らかになった.

●SRBDは,肥満や日中傾眠などの臨床症状(疑い所見)の有無にかかわらず,検査診断によって判定されるべきである.

睡眠時無呼吸症候群の検査と診断

濵田 恵理子 , 山内 基雄

pp.1046-1052

Point

●睡眠ポリグラフ検査(PSG)は閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)診断のためのゴールドスタンダードである.

●質問紙のみでのスクリーニングはできない.

●簡易モニターはスクリーニングの位置付けである.

●睡眠障害国際分類 第3版(ICSD-3)-TRでは診断基準に変更点がある.

閉塞性睡眠時無呼吸の治療

西島 嗣生 , 峯田 武典 , 山口 貴之

pp.1053-1059

Point

●無呼吸低呼吸が1時間に20回以上ある閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)の第一選択治療は持続的陽圧呼吸(CPAP)である.

●口腔内装置(OA)の治療適応は軽症〜中等症の閉塞性無呼吸に使用されるが,CPAP治療より劣る.

●上下顎骨同時前方移動術(MMA)の適応は中等症〜重症のCPAP療法に不耐のOSAにおける第二段階の手術であり,口蓋垂軟口蓋咽頭形成術(UPPP)を含む第一段階手術の効果が十分に得られない例に推奨されている.

●減量・代謝改善手術(MS)は,6カ月以上の内科的治療によっても十分な効果が得られない体容積指数(BMI)が35以上の肥満症の患者であって,糖尿病,高血圧症,脂質異常症またはOSAのうち1つ以上を合併している方に適応となる.

●植込み型舌下神経刺激療法は,CPAP療法に不耐のOSAにおける新規治療である.

CPAP療法

渡部 良雄

pp.1060-1068

Point

●持続陽圧呼吸療法(CPAP)は,わが国では中等症以上の閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)に対するCPAPが保険適用となっている.この40年以上の歴史で,その有効性や治療効果についてはさまざまな報告があり,機能の追加や機器の進歩がみられる.

●CPAPの治療継続率は5〜8割程度,さらに良好な治療効果が得られるアドヒアランス良好な患者は4割程度と低く,いまだ課題は多い状況にある.

●CPAPアドヒアランスの向上・維持には,担当医のみならず多職種によるアプローチが必要であり,特に睡眠検査やCPAP設定・レポートに関与しては検査技師の貢献は重要である.

睡眠時無呼吸症候群と生活習慣病

小賀 徹

pp.1070-1075

Point

●睡眠時無呼吸症候群は,高率に生活習慣病に合併しており,予後に影響しうることに注意する.

●閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)のもたらす間欠的低酸素と睡眠分断化が,交感神経活性化,酸化ストレス亢進,炎症を引き起こし,血圧,耐糖能,脂質代謝などに影響を与える機序が推定されている.

●生活習慣病に中等症以上の睡眠時無呼吸症候群を合併する場合,持続気道陽圧(CPAP)治療を導入するが,必ずしも生活習慣病まで改善するとは限らない.

●生活習慣病診療においては,睡眠時無呼吸症候群の合併・治療を考慮するが,CPAP治療のアドヒアランス,生活習慣や睡眠衛生も含めた包括的な管理が重要である.

睡眠時無呼吸症候群と循環器疾患

伊東 由圭 , 葛西 隆敏

pp.1076-1083

Point

●睡眠時無呼吸症候群(SAS)には閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)と中枢性睡眠時無呼吸(CSA)の2種類があり,循環器疾患,特に心不全はCSAを高率に合併する.

●SASを治療することで,循環器疾患への一次予防,二次予防につながる可能性がある.

●循環器領域ではSASの積極的なスクリーニングや治療導入後の有効性の評価が重要であり,臨床検査に求められるところが大きい.

睡眠時無呼吸症候群と交通事故

松尾 遼太朗 , 和田 裕雄 , 谷川 武

pp.1084-1089

Point

●睡眠時無呼吸症候群(SAS)は交通事故の原因となる.

●SASでは眠気を自覚しないことがあり,客観的な指標によるスクリーニング検査が必要である.

●客観的指標として精神運動覚醒度検査(PVT)が有用である可能性がある.

●SASを原因とする交通事故を予防するためには社会への普及啓発が必要である.

睡眠時無呼吸症候群の遠隔医療

陳 和夫 , 村瀬 公彦

pp.1090-1095

Point

●中等・重症睡眠時無呼吸症候群の標準的治療である持続陽圧(CPAP)治療器のほとんどにおいて,わが国では,使用日数,時間などの資料がクラウド化され,遠隔モニタリングが可能な状態である.

●CPAPに由来する遠隔医療には電話(call based),ウェブ(web based),CPAP機器に付属されたもの(device to CPAP)がある.

●わが国における無作為化比較試験の結果から,適時,電話指導を組み入れた3カ月間間隔受診患者のCPAP機器を4時間以上使用した日数の割合は,毎月受診患者に非劣勢であった.

●令和6(2024)年度診療報酬改定において,わが国で実証研究が行われていないCPAP管理のオンライン診療が認められたが,実臨床のエビデンスに基づいた有用性の検定が必要である.

事例から学ぶ 検査室の経営管理に必要な知識・5

医療機器の購入や職員の経営意識向上について—医療機器購入の考え方やマーケティングの4P 4Cの考えを用いた機器購入

本間 裕一

pp.1096-1100

はじめに

 現在,検査室内には,遠心機や冷蔵庫といったものから,大型の自動分析機まで,さまざまな医療機器が各施設で使用されています.また,医療機器は購入後,5〜10年,機器によっては10年以上使用されることが多いと思われます.これらの医療機器について,各施設では,同一メーカーでの更新を行っていく場合や,病院の状況に合わせ,価格や仕様に合った医療機器の購入など,さまざまな考えの下に医療機器を購入していると思われます.今回,医療機器の購入について,今までの経験と医業経営コンサルタントとしての視点でお話をしたいと思います.

今月の!検査室への質問に答えます・18

AmpC産生菌といわれましたが,治療薬選択に何か工夫が必要ですか?

西原 悠二 , 笠原 敬

pp.1101-1105

はじめに

 AmpCβ-ラクタマーゼ(以下,AmpC)はAmbler分類のclass Cに属するβ-ラクタマーゼであり,ペニシリン,セファロスポリン(第1〜3世代のセファロスポリンを分解しますが,第4世代セファロスポリンは分解されにくいです),モノバクタムを分解します1).またclass Aに属するβ-ラクタマーゼの阻害作用をもつクラブラン酸,スルバクタム,タゾバクタムでは阻害されにくいという特徴をもちます1).AmpC高産生株は,通常は第3世代セファロスポリンに耐性となり,またセファマイシン耐性もAmpC高産生の指標となります2).臨床現場においては,AmpCの確認試験を行うべきか,薬剤感受性結果をそのまま報告すべきか,第3世代セファロスポリンが感性のときに,感受性を信じて治療に使用してよいかなど多くの悩みが存在し,いまだ明確な答えが出ていない領域です.

 今回は腸内細菌目細菌におけるAmpCについて理解を深めるため,ampC遺伝子の分類と“誘導”,“脱抑制”の仕組みについて解説し,治療上の注意点をまとめました.最初に要点を記載します.

リレーエッセイ 私のこだわり・5

見過ごされがちなスキル「プレゼン力」

荻原 真二

pp.1106-1107

 今回,“私のこだわり”というテーマで原稿依頼をいただきました.検査室で中堅として働く私が,特に若手から中堅の方々へ伝えたいことは“プレゼンテーション(以下,プレゼン)力”です.皆さんは“プレゼン”と聞くとどのようなイメージを思い浮かべますか.われわれの業界では学会のシンポジウム,講演などが思い浮かべられると思います.このようなプレゼンはベテランが話す機会が多く,若手では少ないため,プレゼン力はベテランになったときに必要と思われるかもしれません.しかし実際にはプレゼンは日常的にやっていることも多くあります.したがって,若手の皆さんもプレゼン力を高めたほうがよいと考えています.本稿では,私がプレゼン力を必要と感じた理由,そしてプレゼンの正しい知識について少しご紹介したいと思います.本稿を読み終えたときに,皆さんにプレゼン力の重要性を共感していただけたらうれしく思います.

 まず,私がプレゼン力を必要と感じた理由についてお伝えします.私が若手の頃は自分がやっている検査(主に微生物),もしくは他領域の検査データ,病態,疾患,治療について学んでいれば十分と考えていました.そのため,さまざまな学会に行って講演を聴いたり,論文を読みあさったりしていました.しかし中堅となり,会議内での発表や研修医のレクチャーなど人前で話す機会が増えてきて,自分の知識をそのまま伝えていけばよいだろうと安直に考えていました.ある日,Gram染色をみてみたい,教えてほしいという研修医から連絡がありました.私はGram染色の有用性を臨床にもっと知ってほしいと思っていたのでとてもうれしく,研修医に自分の知っている知識を可能な限り伝えるよう努力しました.その場はスムーズに終え,自分も満足な気持ちとなり,きてくれた研修医とはこれからも交流を深めたいと思っていました.しかし,その後その研修医は来ることはありませんでした.何がいけなかったんだろうと原因を探し行き着いた先が“プレゼン力”でした.

研究

ROC曲線を用いた急性期病棟入院時の日本人高齢者の深部静脈血栓症診断におけるD-dimerのカットオフ値に関する後ろ向きコホート研究

扇谷 知宏 , 竹村 知容 , 植田 寛生 , 井上 賀元 , 山本 民 , 福原 雄樹

pp.1108-1112

Abstract

 75歳以上の内科緊急入院患者を対象に,深部静脈血栓症(DVT)の有無とD-dimer測定値のデータを用いてROC曲線を作成した.D-dimerのカットオフ値を1.0μg/mLとすると,感度は100%,特異度は14.1%となった.ROC曲線に基づく最良のカットオフ値は4.3μg/mLで感度94.7%,特異度66.1%であった.日本人高齢者においてもD-dimerはDVTのスクリーニングに有効である.

書評 フリーアクセス

菊池 春人

pp.1114

書評 フリーアクセス

藥師神 公和

pp.1116

あとがき フリーアクセス

藤崎 純

pp.1120

 なかなか梅雨入り宣言がされない時期に筆を執っておりますが,今年は歴代最も遅い梅雨入り宣言になるかもしれないようです.ジメジメした梅雨の時期が苦手な私にとってはうれしいことではありますが,連日の真夏日を迎えている日々で,身体がまだ慣れていません.梅雨明け前,夏日までは我慢できますが,真夏日,猛暑日は梅雨明けしてからにしてくれ〜と思うのが本音です.

 近々,私が楽しみにしている大きなイベントが2つあります.まず1つ目は,新紙幣が2024年7月3日より発行されます.新千円札にはわが母校である北里大学の創立者である北里柴三郎(きたさと・しばさぶろう)氏の肖像が採用されています.破傷風血清療法の確立,ペスト菌の発見のほか,伝染病研究所,北里研究所を創立し後進の育成にも尽力したなど,一般的なことぐらいしか知りませんが,周りにはちょっと自慢したくなります.また,新紙幣は,セキュリティー面では最新の技術が導入されており,150年以上にわたり培った偽造防止技術の結晶,だそうです.この号が出版されるころには,お財布の中に果たして新札は入っているのだろうか? 楽しみです.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

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64巻11号(2020年11月発行)

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58巻3号(2014年3月発行)

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58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
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57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

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今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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