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臨床検査69巻1号

2025年01月発行

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今月の特集 検査のコツ教えます!

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河合 昭人

pp.5

 各検査には教科書では分かりづらい“コツ”があります.その検査を進めるうえで,こうすればうまくいく,ここを見れば判断できるなどの“コツ”について解説をしました.初学者が陥りやすい間違える箇所や疑問になりやすいところ,引っかかりやすいところなどをクローズアップしてみました.

 本特集では,採血と生理検査,尿沈渣,末梢血液像の判読に絞って各検査の“コツ”をまとめました.これらの検査は実際に検査をしてみないと,その難しさが伝わりません.特に心エコーは日進月歩で進化し,新しい指標も追加されています.それらについていくにも基本画像の画出が上手にできないと,計測や判読ができるようになりません.また,脳波検査では,慣れていないと時間ばかりが経過してしまいます.そんなときに“コツ”をつかむことで,規定時間内に検査を終了させることもできます.

 本特集が読者の方々の知識と技術のブラッシュアップにつながれば幸いです.

採血のコツ教えます

杤尾 人司 , 西田 稔 , 角田 敏明

pp.6-16

Point

●採血を成功させるには,正確な血管穿刺,成功する血管の検索,血管を太くさせる,安定した採取操作の4点に加え,適切な皮膚消毒を行うことが重要である.

①血管を正確に穿刺するためには翼状針を用い,“翼状針の斜め持ち”で逆血をモニターしながら針先をゆっくりと刺入し,逆血が見えたら刺入を停止する.

②成功する血管を探すために,肘窩の血管が細い場合は前腕背面を走行する尺側皮静脈分枝の状態を観察し,太く隆起した血管であればバトンリレースタイル法で採血する.

③血管を太くさせるためには,信頼を得る振る舞いと採血に対する不安感を軽減させる接遇が重要である.採血姿勢として患者には背筋を伸ばして正対してもらい,穿刺前には“前腕内転法”で血管をより太くさせる.

④血管刺入後,採取管に血液が採取されなくなったときの原因は,駆血帯の締めすぎによる動脈縛り,血管壁が針先をふさいだ場合,陰圧不良の採血管を使用した場合の3点が考えられる.

⑤採血前の皮膚消毒は成功を判断できないが適切に行ううえで,注意すべき重要事項がある.アルコール禁患者にクロルヘキシジングルコン酸塩(CHG)を代替え消毒薬として使用する場合は,最低40秒間の消毒作用時間を取らなければならない.

心電図検査のコツ教えます

河合 昭人

pp.17-25

Point

●心電図検査は,心電計の準備から患者の案内,退出までが検査である.案内する際には,患者のプライバシーに配慮し名前で呼ばない工夫が必要である.

●臨床検査技師として心電図記録で重要なことは,付け間違いのない記録である.肢誘導では右手と左手が間違いやすいので注意が必要である.

●胸部誘導では,第2〜4肋間の探し方や,腋窩の前線,中線の正しい位置確認が重要である.また,付け間違いはV1とV2の付け間違いが多い.

呼吸機能検査のコツ教えます

山本 雅史

pp.26-32

Point

●スパイロメトリーの再現性の判断が「呼吸機能検査ハンドブック」より変更になったため,変更点の確認が重要である.

●スパイロメトリーの下準備としての患者の協力を得るため,コミュニケーション力は重要である.呼吸機能検査は褒める検査である.

●同じような失敗でもさまざまな患者がいるため,患者の呼吸のクセをつかむことがゴールへの最短コースである.

心エコー図検査のコツ教えます

渡邊 伸吾

pp.33-42

Point

●画像描出には体位,呼吸調整が非常に重要である.

●適切な断面設定のための探触子操作はゆっくりと軽微に動かす.

●少しの探触子操作の違いにより,評価に適さない画像に変化する場合がある.

●心エコー図検査の目的は心機能評価である.

脳波検査のコツ教えます

渡邉 恵利子 , 酒田 あゆみ

pp.43-50

Point

●電極抵抗を下げるコツは,髪の毛をしっかりとかき分け頭皮をむき出しにした状態を2本の指で保持し,もう片方の手の指先を立てて多少引っかくように擦ることである.

●電極装着のコツはペースト量と固定であり,ペーストの量は皿電極から1mmほどはみ出すくらいが適量で,はみ出たペーストを利用し乾綿やガーゼなどで皿電極の円周に沿って固め,皿電極とリード線の境目の部分までしっかり固定するとよい.

●アーチファクトに気付くコツは,第1に同時記録の心電図や眼電図に着目すること,第2に左右差に着目することである.

尿沈渣鏡検のコツ教えます

宿谷 賢一

pp.51-56

Point

●赤血球形態を習得するコツ:同時に認められる各種成分を鑑別して,それらの成分の出現意義を組み合わせることにより,赤血球の出現部位を推定でき,赤血球形態鑑別のヒントになる.

●尿細管上皮細胞を習得するコツ:水分摂取が不十分な状態により排尿された尿(濃縮尿)の検体には基本型の尿細管上皮細胞が出現していることが多いことから,健常人の検体を詳細に鏡検して尿細管上皮細胞を探すことで鏡検技術の習得につながる.

●円柱の鏡検のコツ:円柱内の有形成分を詳細に確認し,鏡検時には血清クレアチニン値を参照し,腎機能を確認して尿細管障害をイメージしながら鏡検することである.

末梢血液像で所見を判断するコツ教えます

後藤 文彦

pp.58-65

Point

●末梢血液像では,白血球分類だけではなく,異常細胞の検出や,白血球・赤血球・血小板の形態異常と同時に数的異常も捉えることができる.

●末梢血液像において“異常所見”を判断(評価)するには,まず“正常所見”をしっかり把握することから始まる.

●細胞形態の観察で“何か違う?”という気付きを異常所見と結び付けるには,正常細胞との比較で,“どこが”“どのように”違うのか,具体的に見いだすことがコツである.

●異常細胞の判定では,論理的思考および言語化を習慣付けることで観察力はもとより,洞察力を養うことができる.

微生物検査のコツ教えます

安藤 隆

pp.66-73

Point

●基本技術と無菌操作は微生物検査における全ての操作の基礎となる.

●Gram染色では塗抹・固定・染色・鏡検の各工程にコツがある.

●試験管確認培地は接種法と判定時のポイントを押さえる.

●スライド凝集試験で凝集を認めたからといって菌種を同定してはいけない.

●薬剤感受性検査では最小発育阻止濃度(MIC)の判読と結果の見方を習得する.

微生物検査における遺伝子検査のコツ教えます

永田 美香 , 横田 浩充

pp.74-82

Point

●遺伝子検査は,微生物検査において迅速かつ正確な診断や適切な治療の一助として必須の存在となっている.

●検査時には環境を整備し,エアロゾルの発生やクロスコンタミネーションに注意する.

●遺伝子検査にもピットフォールがあることに留意する.

●知識と技術を備えた検査者が増えることで多岐にわたる感染症への適切な診断・治療につながる.

精度管理(生化学)のコツ教えます

汐谷 陽子

pp.83-88

Point

●内部精度管理は,管理幅に入るキレイなグラフを作成することが目的ではなく,異常を早期発見するために行うものである.

●基本操作を正しく行うことが正確な内部精度管理の第一歩である.

●管理試料の結果が管理幅を逸脱した場合の確認する事項,作業手順,どこのタイミングで上司(先輩)に相談をするかを決めておく.

新規試薬導入方法のコツ教えます

山下 計太

pp.89-93

Point

●妥当性確認(バリデーション)と検証(ベリフィケーション)の違いや役割について,検査室で再認識する必要がある.

●体外診断用医薬品(IVD)は,診療検査で利用するに当たり,すでにバリデーションされた試薬である.

●IVD承認の試薬を用いる検査室は,ベリフィケーションが主な新規試薬導入の作業となる.

●検査室は,バイオマーカーの臨床的意義を超えた分析性能を求めないことが,実態を反映した円滑な試薬導入を可能にする.

病理検査のコツ教えます

青木 裕志 , 飯野 瑞貴

pp.94-99

Point

●固定法では,摘出された材料は直ちに固定液に浸漬し,固定を促進するために割入れや固定液の注入などを行う.

●薄切法では,ホルマリン固定パラフィン包埋(FFPE)ブロックを冷却せずに薄切することで,正確で再現性のよい切片が得られる.

●細胞診標本作製法では,尿などの液状検体は沈渣の層形成を観察し,細胞成分を含む層から回収することが細胞量の多い標本作製につながる.

●凍結切片作製法では,薄切の際,切片の状態を観察しながら,凍結ブロックの温度調整を行うことで良好な切片が得られる.

事例から学ぶ 検査室の経営管理に必要な知識・8【最終回】

医療需要の変化と今後の戦略—医療DX令和ビジョン2030年後の臨床検査技師

本間 裕一

pp.100-105

はじめに

 皆さまは,2025年問題,2040年問題といったことを見聞きしたことがあると思われます.この号が発売されるのはまさしく2025年問題の真っただ中と思われます.2025年問題とは,団塊の世代(戦後の第一次ベビーブーム時に生まれた世代)が後期高齢者(75歳以上)となり,国民の約5人に1人が後期高齢者となることで起こりうる問題の総称です.また,2040年問題とは,団塊の世代の子どもたちが65歳以上となり,現役世代が急減し,社会保障費の増大や人材の不足が起こる問題です.これからの社会的な背景を踏まえ,私たち臨床検査技師を取り巻く環境はどのように変化し,そしてどのような対応を迫られていくのでしょうか.今回は今までの経験と医業経営コンサルタントとしての視点を基に,これからの各施設での対応について私見を交え,お話します.今後の事業計画など,検査室の将来構想を考えるうえで参考になればと思います.

今月の!検査室への質問に答えます・21

血液培養でグラム陰性球菌が陽性になったと言われました.何を想定して,どのように検査を進めるのか教えてください

中山 麻美

pp.106-109

はじめに

 グラム陰性球菌が血液培養で陽性となる頻度は非常にまれです.施設の特性にもよりますが,筆者も遭遇するのは1年に1回あるかないか,という頻度です.

 しかしながら,想定する菌種によっては,急激な経過をたどる場合や医療従事者側の感染対策上の対応も必要となることから,われわれ微生物検査を担当する検査技師には迅速かつ正確な菌種同定が求められます.また,近年では,質量分析装置の導入が進んでいますが,質量分析では誤同定することが知られている菌種もあり,検査のピットフォールも存在します.

 一方で,グラム陰性桿菌のAcinetobacter sp.は,グラム陰性球菌様に観察されることがあります.また,Gram染色の過脱色や菌の性質により,グラム陽性球菌が陰性化して観察されることもあります.

 いずれにしても,菌種の推定には,患者背景を把握することや菌の特性を知っておくことが非常に重要であり,臨床側と微生物検査室のコミュニケーションが必要不可欠です.

 本稿では,血液培養から分離されるグラム陰性球菌のなかで,分離頻度の高い菌種を中心に臨床からの問い合わせを想定して概説します.

リレーエッセイ 私のこだわり・8

感情を超えてデータに耳を傾ける

中川 央充

pp.110

臨床検査は誰のため?

 臨床検査の顧客は誰でしょう.多くの方が“当然患者さんです”と答えると思います.しかし私は“医師”であると考えています.

 臨床検査室はclinical laboratoryと訳され,文字通り病院のラボです.ラボはサイエンスを行う場所であるため,患者さんや医師が望む値ではなく,科学に誠実な値を出す必要があります.さまざまな思惑から逃れ,全てから独立して科学と向き合う仕事が検査であり,EBM(evidence-based medicine)を行う医師にとって最大の貢献になると信じています.

書評 フリーアクセス

松村 真司

pp.111

書評 フリーアクセス

國松 淳和

pp.112

あとがき フリーアクセス

涌井 昌俊

pp.116

 今月号の特集テーマは「検査のコツ教えます!」ですが,コツは漢字で書くと「骨」です.“体を支える堅いもの,ものの中心にあって全体を保持するもの”である骨の本来の概念から派生して,“要点,急所,要領,要点,ポイント,手はず,手順,手際”をコツは意味します.しばしばコツと並んで論じられるカンは漢字で「勘」と書き,“論理や推察などに頼らない感覚的な物事の捉え方”を意味します.コツは言語化・数値化できるため人による共有や継承に向いていますが,カンは言語化・数値化が難しく共有や継承が容易ではありません.

 そのようなカンを人に代わってAIに学習させることで普遍的に共有や継承を可能にするというアプローチが試みられています.しかし,AIでさえも簡単にカンを手に入れるとは限りません.人間なら重さや大きさをいちいち計測せずに,視覚と物を手にした際の質量感に基づいて瞬時に判断して片付けや整理ができますが,AIやロボットにとっては長年の間とても厄介な課題だったようです.ただし,ここ数年の技術的進歩のおかげで,AIが入手できる“カン”のハードルは着実に下げられています.加えて,AIは学習を通じて人が思いつかないような特徴量を抽出し,それを駆使して答えを導くことができるので,人知を超えた新たなコツやカンを生み出すことも予想されます.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

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今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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