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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査69巻3号

2025年03月発行

雑誌目次

今月の特集1 亜鉛と銅

フリーアクセス

山田 俊幸

pp.207

 微量金属の亜鉛と銅を特集します.一般的な臨床化学検査に比べるとその測定頻度は低いため,日常的にあまり意識されてない方も多いのではないでしょうか.本特集では,まず亜鉛と銅の生理学的,臨床的意義をオーバービューしていただきました.亜鉛と銅の生命活動における重要性が改めて認識されます.臨床的意義については,それらの欠乏症ならびに関連した疾患の臨床像,補充の重要性についてコンパクトに解説されています.次に,手術の術後管理をはじめとして,外科領域ではこの検査がどのように活用されているかという検査現場の目的意識となる解説をいただきました.また,精神科疾患との関わりも大変興味深い内容です.感染症での意義では,特に新型コロナ感染症において亜鉛の意義が話題になりました.最後に,測定の現状と銅欠乏症における独特な血液細胞の形態変化を確認していただけたらと思います.

亜鉛の生理的・臨床的意義—亜鉛の最新知見;亜鉛恒常性の維持

吉開 会美 , 原 貴史 , 深田 俊幸

pp.208-213

Point

●亜鉛は,生体内に必須の微量元素であり,適量の亜鉛摂取は生理機能と健康維持に不可欠である.

●亜鉛欠乏によって,成長障害・免疫異常・味覚障害・精力減衰・皮膚障害などの症状が引き起こされるため,生体内の亜鉛恒常性は適切に維持される必要がある.

●亜鉛中毒は,遺伝性ではなく後天的原因による.慢性的な亜鉛中毒は,銅の代謝障害を引き起こし,鉄の分布に影響を与え,貧血,免疫機能の低下などを引き起こす.

銅の生理的・臨床的意義

佐藤 伸

pp.214-218

Point

●銅と結合した酵素あるいはタンパク質は,活性酸素種の消去,ミトコンドリア呼吸,神経伝達物質の新生,鉄の酸化と造血利用などにおいて重要な生理機能を果たす.

●銅の欠乏は,日常の食事においてはまれといわれ,臨床における摂取不足や吸収不良によることが多い.例えば,亜鉛の過剰投与や経腸栄養などで銅の欠乏が生じ,貧血を起こすことがある.

●肥満者や糖尿病者の血清中の銅濃度は,健常者に比べて高値である.乳がん,卵巣がん,肺がんなどのがん患者の血清中銅濃度は高く,また腫瘍組織中の銅濃度は正常組織よりも高い.

●Menkes病とWilson病は先天性銅代謝異常症である.前者では腸管細胞に銅が蓄積し,血中へ移行せず銅欠乏が生じる.後者では胆汁中への排泄が障害され,肝臓での銅蓄積が生じる.

外科領域における亜鉛などの微量金属の意義

海道 利実

pp.220-225

Point

●術前低栄養を有する患者は術後合併症が有意に多く,術後生存率や無再発生存率が有意に低いとの報告が数多くなされており,近年,低栄養指標の1つとして,亜鉛が注目されるようになってきた.

●亜鉛は,味覚の保持,免疫力向上,創傷治癒,糖代謝,抗炎症・抗酸化など多彩な機能を有し,いずれも外科手術後に重要である.

●しかし,外科術後には血中亜鉛濃度は低下するため,食欲低下や免疫力低下,創傷治癒不良,耐糖能異常,抗炎症作用などの低下をきたし,感染症や縫合不全など術後合併症の発症につながる.

●周術期のEiyou(栄養),Rehabilitation(リハビリテーション),Aen(亜鉛),Shujutsu(手術),すなわち新ERASが,術後早期回復のカギである.

●術前に亜鉛をルーティンに測定することで,低亜鉛血症患者を拾い上げ,周術期栄養療法の一環として亜鉛製剤を投与することで,術後成績の向上が図られるであろう.

栄養精神医学における亜鉛の重要性

奥平 智之

pp.226-231

Point

●精神疾患患者の亜鉛欠乏は,一般の有経女性の鉄欠乏のように高頻度で存在し,精神症状や身体症状に影響を及ぼす.

●亜鉛は,生体の酸化ストレスや炎症に対処しており,酸化や炎症が強まると,血清亜鉛も低下する傾向にある.

●亜鉛は,脳内の神経伝達物質,N-メチル-D-アスパラギン酸(NMDA)型グルタミン酸受容体,Gタンパク質共役受容体39(GPR39)受容体の調整に重要である.

●亜鉛は,睡眠,うつ状態など心身の不調に影響を及ぼし,“栄養精神医学(nutritional psychiatry)”において重要なテーマである.

感染症における亜鉛などの微量金属の意義

安井 裕之

pp.232-238

Point

●生体微量金属の1つである亜鉛は,感染症における免疫システムと臓器の機能回復に重要な役割を果たしている.

●感染症に罹患した後で,血清中の亜鉛濃度は著しく低下することが多い.

●感染症によって起こりうる低亜鉛血症や亜鉛欠乏を解消することは,免疫力を維持し,合併症のリスクを抑えるために重要である.

●初期の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)において,重症化患者の86%が潜在性亜鉛欠乏症,または亜鉛欠乏症を示し,低亜鉛血症の遷延がCOVID-19重症化のリスク因子となることが示唆された.

●感染症罹患後の早期から,亜鉛製剤を医師の診断のもとに処方することは病態学的に正当と想定されるが,その選択については合併症や低亜鉛血症の重症度を考慮する必要がある.

亜鉛・銅の臨床検査の現状

兼松 健也

pp.239-243

Point

●亜鉛および銅の測定法は原子吸光分析法から比色法に転換し,生化学自動分析装置での安定的かつ大量処理が可能となった.

●亜鉛検査の需要は高齢者人口の増加や亜鉛欠乏症の診療指針の改訂,酢酸亜鉛水和物製剤の保険適用の拡大を背景として,近年高まっている.

●亜鉛および銅の測定法は標準化や公的な外部精度管理が実施されていないため,今後の発展が望まれる.

銅欠乏における血液細胞形態

小山 真司

pp.244-246

Point

●銅欠乏は,胃切除術後の吸収障害,亜鉛製剤の多用などにより引き起こされ,貧血を呈することが知られている.

●銅欠乏は,骨髄検査所見において,血球3系統それぞれの細胞に空胞形成を認める.

●銅欠乏では,骨髄異形成症候群(MDS)でみられる異形成を呈することがあるため,患者背景や生化学検査を含め総合的に判断していくことが重要である.

今月の特集2 感染性心内膜炎

フリーアクセス

関谷 紀貴

pp.247

 感染性心内膜炎は,診断,治療ともに難渋することがあり,予後不良となることもある重要な感染症の1つです.長期間の抗微生物薬投与が必要であり,患者背景,自然弁・人工弁,起因菌の種類と薬剤感受性などにより治療方針が変わることに加え,外科的治療の必要性や予防戦略など,医師と臨床検査技師が共有しておくべき知識も多い疾患です.

 今回の特集は,感染性心内膜炎の特徴とマネジメントの基本を学び,感染性心内膜炎診療を行ううえで必要なディスカッションをより有意義なものとするための基礎知識を学ぶことを目的としています.

 初めに,心内膜炎の診断に関して,全体の流れに関する総論,心エコー所見,一般的な原因微生物,培養陰性例の検査室診断についてご解説いただいています.次に,抗微生物薬を中心とした内科的治療のポイント,最後に感染性心内膜炎の診断時から常に評価が必要となる外科的治療についてご紹介いただきました.感染性心内膜炎診療のさらなる質向上に向けて,本特集をご活用いただければ幸いです.

感染性心内膜炎の診断:総論

大谷 天人 , 池内 和彦

pp.248-252

Point

●古典的なリスク因子である弁膜症のみならず,心臓・血管内植込み型の電子機器の発達による,人工物関連の感染性心内膜炎(IE)が近年増加している.

●2023年に改訂されたISCVID(International Society for Cardiovascular Infectious Diseases)による提案および欧州心臓病学会(ESC)のガイドラインでは,超音波検査に加えてPET/CTも画像診断として組み込まれるようになった.

●IEの検査として重要な検査は心臓超音波検査と血液培養検査であり,血液培養検査においてはどのような菌種でIEを積極的に疑うかの知識も大事である.

感染性心内膜炎の心エコー所見

合田 亜希子

pp.253-259

Point

●感染性心内膜炎(IE)の好発部位を1つ1つ観察し,拡大機能を併用する.

●経胸壁心エコー(TTE)で異常がなくとも疑わしい症例では経食道心エコー(TEE)を行う.

●疣腫だけでなく,弁輪部膿瘍や穿孔の可能性も念頭に検査を行う.

●Bモード,拡大機能,Mモード,3Dプローブの場合はBi-Planeモードなど手法も変えて確認する.

感染性心内膜炎の原因微生物

鷲尾 洋平

pp.260-266

Point

●感染性心内膜炎(IE)は未治療では高率に死に至るため,IEを疑った際の検査として血液培養検査が実施される.

●IEでは長期の抗菌薬投与が行われるため,血液培養が陽性となった場合の正確な起因菌の同定が重要である.

●起因菌により薬剤感受性検査方法が異なるため,おのおのの実施手順を把握しておく必要がある.

培養陰性感染性心内膜炎の検査室診断

山根 拓 , 荻原 真二

pp.268-273

Point

●血液培養陰性感染性心内膜炎(BCNE)は工業先進国での感染性心内膜炎(IE)のおよそ10%で存在し,IEの診断に難渋する原因となっている.

●Duke-ISCVID診断基準では新たに培養以外に血清学的検査と遺伝子学的検査による微生物の存在を証明する方法が追記され,わが国では遺伝子学的検査を中心に活用されつつある.

●遺伝子学的検査は操作が簡便なPCRと高精度な次世代シークエンスがあり,微生物の同定や薬剤感受性の推定が可能である.

●菌種同定に使用する遺伝子学的検査は保険適用外であり,適応となる症例の見極めが重要である.

感染性心内膜炎の内科的治療

寺田 教彦

pp.274-279

Point

●感染性心内膜炎(IE)は,死亡率や合併症,予後の観点から早期診断・早期治療が必要な疾患である.

●IEの治療期間は4〜6週間以上と長期間を要するため,治療中に副作用が出現し,抗菌薬を変更することもしばしばある.

●IEの経験的治療では,黄色ブドウ球菌を含めたグラム陽性球菌に加えて,患者背景や病歴から想定される原因微生物を治療対象に抗菌薬を選択する.

●IEの標的治療では,ガイドラインやUpToDate®などの二次資料,論文を参考に,適切な抗菌薬と治療期間を順守する必要がある.

感染性心内膜炎の外科的治療

安藤 政彦

pp.280-285

Point

●感染性心内膜炎(IE)が早期手術を要する理由として,心不全の進行予防,治療抵抗性の感染状態からの脱却,疣腫のmigrationによる塞栓症予防,の3点がある.

●近年では,脳血管障害がある場合でも早期手術を要する病態に対しては早期の手術介入が推奨されているが,脳出血合併例では人工心肺使用による出血増悪のリスクがあり,慎重に判断するべきである.

●外科的治療のポイントは,感染巣の完全な郭清とその再建である.ホモグラフトは抗感染性が強い反面,長期耐久性に懸念がある.感染の活動度が低い症例では,人工弁付き人工血管を使用する例もある.

今月の!検査室への質問に答えます・23

筋電図検査の際,MMTというテスト結果を目にします.どのようなテストですか? また,どのように判定すればいいですか?

中山 恭秀

pp.286-289

徒手筋力検査(MMT)とは?

 MMTとは,manual muscle testingの頭文字をとった略であり,日本語では“徒手筋力検査(法)”と称されています.リハビリテーション医学では,関節の曲がる角度を測定する関節可動域測定と並んで運動機能の重要な要素である筋力を,重力への配慮と徒手抵抗量から客観的なグレードに分けて判定する筋力検査方法です.わが国ではDaleら1)が提唱したMMTが最も一般的ですが,近年日本理学療法学会連合が臨床現場での計測に配慮した「学会連合版MMT」を発表しています2).Daleらの方法も学会連合版も6段階からなる順序尺度を採用しています(表1)1,2)

リレーエッセイ 私のこだわり・10

顕微鏡と写真で拓く,もう1つの道—臨床検査のプロとして

鈴木 まりな

pp.290

 臨床検査技師として日々の業務に携わるなかで,自分の“こだわり”とはなんだろう,とふと考えることがあります.ただ技術を極めることなのか,それとも,もっと別の何かがあるのか.今日は,私の“こだわり”について紹介したいと思います.

あとがき フリーアクセス

関谷 紀貴

pp.294

 2025年も早いもので2カ月が過ぎました.厳しい夏,大雪の冬を乗り越え,少しずつ春の気配を感じる季節となりましたが,皆さまいかがお過ごしでしょうか? 執筆時点ではまだ年始ですが,穏やかな日々が続いていることを願っています.

 幼少期から,私は学校の授業やテレビの音楽番組,CM,ラジオから流れるさまざまな音楽を聴くのがとても好きでした.邦楽はヒットチャートに入るものはジャンルを問わず,ビートルズ以降の洋楽やクラシックなど,幅広く興味をもっていました.当時,印象的な曲に出会うと必死で記憶して,根気強く題名を調べ,コツコツと貯めたお小遣いやお年玉を握りしめてレコード/CDショップに駆け込んだものです.また,心の深いところに直接語り掛けてくるようなシンガーと路上ライブで偶然出会う経験も印象に残っています.例えば横浜でのゆず,川崎での中村中,新宿でのNovelbrightなどの歌声は,今でも鮮明に覚えています.最近はサブスクサービスを活用しながら,懐かしのアーティストから新しい才能の楽曲まで,手軽に楽しむことができる幸せをかみしめる日々です.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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64巻11号(2020年11月発行)

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今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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