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臨床検査69巻6号

2025年06月発行

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今月の特集 エキスパートから学ぶ—臨床から求められる超音波検査

フリーアクセス

藤崎 純

pp.613

 昨今,超音波検査の需要が高まり,それに伴い従事者には広範な知識や診断能力が求められています.超音波検査は臨床からの依頼に基づいて実施されますが,その目的を正しく理解することが重要です.臨床の要望に応じるためには,検査の目的を把握し,疑われる疾患を考慮しながら適切な手順で検査を進めることが求められます.

 本特集では,エキスパートの先生方にご協力いただき,広範な領域における代表的な検査オーダーに対して,主訴や患者背景,ラボデータの異常を踏まえ,どの疾患を疑い,どの部分に注視して検査を進めるべきかを解説いただきました.検査時に頭の中で描くストーリーやアプローチの仕方,想定される疾患,評価すべき観察ポイントについても詳述しています.

 臨床検査技師や医師にとって,実践的かつ有用なリソースとなることを目指しています.

腹部エコー:肝障害

工藤 岳秀

pp.614-623

Point

●肝障害とは,肝臓の機能が障害されて炎症を起こし,肝細胞が壊されているため血液検査で異常値を示している場合をいう.

●一時的な障害で起こる急性肝障害と,肝障害が持続する慢性肝障害を理解する.

●肝障害の原因は多岐にわたる.患者を検査室に呼び入れるときから,1人で歩けるのか,車いすあるいはストレッチャー移動なのか,会話は可能か,黄疸の有無など,情報収集を始めるべきである.

●判断基準となる肝臓の観察ポイントを①肝臓形態の評価,②肝実質の評価,③肝内胆管の評価,④肝内脈管の評価,⑤その他の随伴所見として解説する.

腹部エコー:腹痛

大石 武彦

pp.624-631

Point

●腹痛患者の原因疾患を超音波検査で効率的に評価するためには,依頼目的や事前に得られる臨床情報,そして検査時に病状聴取から得られる情報を有効に活用するアプローチが重要である.

●腹痛の部位,痛みの種類(体性痛,内臓痛,関連痛),発症様式や随伴症状,ラボデータなどから,腹痛の原因疾患をある程度想定し検査を実施することが求められる.

●超音波検査の特長を生かし,得られた情報を基に腹痛の診断に有益な情報を臨床に提供することが重要と考える.

腹部エコー:黄疸

岩下 和広

pp.632-638

Point

●黄疸は血中のビリルビン濃度が上昇し,皮膚や眼球結膜,粘膜が黄染した状態である.

●黄疸症例における腹部超音波検査の役割は,肝臓が原因となる肝性黄疸と,胆道の閉塞により生じる肝後性黄疸(閉塞性黄疸)の除外と原因検索である.

●「腹部超音波検診判定マニュアル改訂版(2021年)」では胆道拡張を,肝内胆管4mm以上,肝外胆管8mm以上,胆囊36mm以上,胆囊切除後は肝内胆管6mm以上,肝外胆管11mm以上としている.

●閉塞性黄疸の原因疾患は胆管結石や炎症性疾患などの良性疾患や,胆管癌や膵臓癌といった悪性疾患まで多岐にわたる.

腹部エコー:血尿

河本 敦夫

pp.639-644

Point

●血尿診断ガイドライン2023における超音波検査の立ち位置について理解する.

●肉眼的血尿をきたす疾患として,尿路結石,尿路悪性腫瘍,血管性疾患がある.

●チェックポイントによる系統的な検査手順について理解する.

腹部エコー:血管雑音

笹木 優賢

pp.646-651

Point

●若年者で聴取される腹部血管雑音は問題ない場合が多い.

●病的に聴取される血管雑音は雑音が聴取される部位で疑われる疾患が異なる.その際に症状も確認することで,さらに疑われる疾患を絞ることができる.

心エコー:胸痛・息切れ

岩倉 克臣

pp.652-658

Point

●胸痛の原因としては虚血性心疾患が最も重要であるが,大動脈解離,肺血栓塞栓症,たこつぼ心筋症,急性心筋炎,急性心膜炎,大動脈弁狭窄症なども重要である.

●急性冠症候群(ACS)では心エコーよりも再疎通療法を優先する.安定狭心症では安静時の心エコーでは局所壁運動異常を認めないことが多く,負荷心エコーが有用である.

●大動脈解離ではflapを認めることもあるが,大動脈弁閉鎖不全症や心囊液貯留,虚血の合併など合併症の評価に心エコーが有用である.肺血栓塞栓症では急性の右室負荷所見が特徴的な所見である.

●息切れでは心不全(HF)以外に虚血性心疾患や肺高血圧症なども原因となる.心エコーはHFの原因精査や病態の評価を主な役割とする.

心エコー:心電図異常

合田 亜希子

pp.660-665

Point

●心電図の異常所見が書かれている場合も実際の心電図波形を確認する.

●異常所見の内容から推察される疾患や病態を念頭に検査を行う.

●レポートには推察される疾患や病態についての陰性所見も記載する.

心エコー:心雑音

田中 秀和

pp.666-671

Point

●代表的な心雑音は収縮期雑音,拡張期雑音,連続性雑音である.

●収縮期雑音が聴取されれば心臓弁膜症やシャント疾患の存在が疑われるが,明らかな心血管形態の異常がない症例でも収縮期雑音がしばしば聴取される.

●僧帽弁閉鎖不全症と大動脈弁閉鎖不全症では,心エコー図検査による成因の分類も重要である.

心エコー:高血圧

田端 千里

pp.672-678

Point

●高血圧は本態性高血圧と二次性高血圧の2つに分類される.

●左室肥大とは左室壁厚の増大ではなく,左室心筋重量(LV mass)の増大である.

●高血圧による左室肥大は予後を悪化させることがあるが,その評価に左室心筋重量係数(LVMI)だけでなく,相対的壁厚(RWT)も組み合わせた左室形態を評価することが重要である.

●高血圧は左室駆出率(LVEF)が保たれた(LVEF≧50%)心不全(HFpEF)の最大病因であり拡張不全が主たる病態であるが,進行すると予後不良となるため,高血圧症例では拡張機能評価を行うことは重要である.

●HFpEFにおいてGLSは収縮機能障害をLVEFよりも早期に捉えることができる鋭敏な指標であり,予後予測に有用である.

頸動脈エコー:脳梗塞

福住 典子

pp.680-685

Point

●脳梗塞の原因検索として頸動脈エコーでプラークや狭窄の有無を検索することは重要である.

●プラーク評価では性状評価が重要で,特に“注意すべき(要注意)プラーク”の判断が大切である.

●狭窄の評価において,狭窄の程度は血流速度を中心に判断する.直接的な狭窄評価が難しい場合でも,血流パターンによる推測が可能である.

●その他,頸動脈解離やcarotid webなどの血管病変も脳梗塞の原因となりうる.

頸動脈エコー:めまい・失神・意識障害

森 真奈美

pp.686-691

Point

●めまいの精査では頸動脈エコーでは特に椎骨脳底動脈領域の脳血管障害を念頭に検査を進める.

●失神・意識障害の場合は,広範囲な梗塞をきたしうる頸動脈病変の有無の観察が重要であるが,椎骨脳底動脈領域の病変がないかも観察する必要がある.

●椎骨動脈(VA)血流波形から中枢側や末梢側の病変を疑い,さらにアプローチを加えることで直接所見を捉え診断に迫ることができる.

下肢エコー:腫脹・浮腫

岩前 拓志 , 佐藤 洋

pp.692-696

Point

●下肢の腫脹・浮腫の原因は多彩で,超音波検査のみで全ての症例の原因を特定できるわけではない.皮膚所見や病歴,血液検査データなども参考に総合的に判断する必要がある.

●下肢の腫脹や浮腫が直接生命を脅かすことは少ないが,患者QOLを低下させる.腫脹・浮腫の原因を特定することにより,合併症を予防する.

●超音波検査は,下肢だけでなく心臓や腹部,血管疾患以外の領域の疾患も知識として習得すると,有用な検査法となる.

下肢エコー:色調異常・潰瘍

山本 哲也

pp.698-703

Point

●検査を効率よく正確に行うためには,検査前の視触診や患者背景,他検査の結果などの情報が重要であり,これらが職人技を要するエコー検査テクニックの1つともいえる.

●動脈性病変では痛い! 冷たい! 痺れる!,静脈性病変では痒い! 怠い! ツル!などの症状を訴えることが多い.最初に動脈性と静脈性病変,急性と慢性病変を区別する.

●潰瘍や色調変化は,動脈性病変ではつま先や足背,または踵に生じる.一方,静脈性病変では,大伏在静脈系は内果上方,小伏在静脈系は外果上方に発生することが多い.

下肢エコー:下肢痛

石田 啓介

pp.704-712

Point

●下肢に痛みを生じる病態は多岐にわたり,また有症状者の訴えも多彩である.

●超音波検査の役割も多様(疾患の除外診断,治療を前提とした検査など)であり,依頼医の検査目的を的確に読み取る必要がある.

●有所見者に関しては,経過観察・治療・再発確認(症状の再燃)など長期にわたり関わり続ける.病期・病態によって必要な評価項目や観察手順の確認が重要である.

体表エコー:前頸部痛・腫脹

前田 佳彦

pp.714-719

Point

●頸部領域の痛みや腫脹は,感染,腫瘍,脈管系疾患,神経障害など病態はさまざまであり,整形外科,脳神経外科,内分泌内科など他領域の疾患を含んでいるため,診断に苦慮することも多い.

●頸部痛,腫脹のコントロールの基本は原疾患の治療であり,触診,視診の延長として病態把握に優れる超音波を活用することは,疾患の鑑別を速やかに行ううえでポイントになる.

●前頸部痛の原因には,細菌やウイルス感染症による頸部リンパ節の腫脹,扁桃炎,伝染性単核球症,風疹,麻疹,おたふくかぜ,亜急性甲状腺炎,筋肉や神経由来などによる痛みがある.

●前頸部腫脹とは,主に前頸部に腫れがみられる症状の総称である.代表的な疾患には,頸部リンパ節腫脹や唾液腺腫瘍,頸部囊胞,甲状腺腫瘍などが挙げられる.

今月の!検査室への質問に答えます・25

ワルファリン増量にかかわらずPTの延長が認められないのはなぜか教えてください

藏藤 由樹子 , 谷田部 陽子

pp.720-723

はじめに

 ワルファリンは,血栓塞栓症の治療および予防に用いられる抗凝固作用をもつ薬剤です.感受性は個体差が大きく,同一個体でも時系列間差が生じることがあるため,定期的に凝固検査を実施しプロトロンビン時間(prothrombin time:PT)をモニタリングすることが重要です.しかしながら,ワルファリン服用および増量にもかかわらずPTが延長しないケースがあります.

 本稿では,ワルファリンの作用機序と代謝に着目し,その原因について考えていきたいと思います.

あとがき フリーアクセス

栁原 克紀

pp.728

 昨年12月より編集委員を務めることになりました.これからどうぞよろしくお願いいたします.

 臨床検査の進歩は著しいものがありますが,その代表格が超音波検査です.私が医学生であった30年前は,肺や関節は超音波検査に適さない部位とされていましたが,現在では広く活用されており,隔世の感があります.診療するうえで超音波検査は欠かせないものになっています.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

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57巻4号(2013年4月発行)

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今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

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今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

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今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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