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酸好性および塩基好性染色については,つぎに説明するように,いろいろの問題があって,その真の意味を理解するのは専門の病理組織学者であっても容易ではない。これは染色の理論および各被染色物質の化学的特性の認識が必ずしもいまだ完全でないことにもよっている。
一般に,たとえばギームザ染色の場合では,青色にそまるものは塩基好性染色であり,紅色にそまるのは塩好性染色といわれる。つまり,核や塩基好性白血球の顆粒は塩基好性染色をうけ,酸好性白血球の顆粒は酸好性染色をうけるといえる。
一般に,たとえばギームザ染色の場合では,青色にそまるものは塩基好性染色であり,紅色にそまるのは塩好性染色といわれる。つまり,核や塩基好性白血球の顆粒は塩基好性染色をうけ,酸好性白血球の顆粒は酸好性染色をうけるといえる。
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