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文献詳細

雑誌文献

臨床検査7巻11号

1963年11月発行

文献概要

用語解説

◇酸好性色素と塩基好性色素

著者: 太田邦夫1

所属機関: 1東大

ページ範囲:P.837 - P.837

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 酸好性および塩基好性染色については,つぎに説明するように,いろいろの問題があって,その真の意味を理解するのは専門の病理組織学者であっても容易ではない。これは染色の理論および各被染色物質の化学的特性の認識が必ずしもいまだ完全でないことにもよっている。
 一般に,たとえばギームザ染色の場合では,青色にそまるものは塩基好性染色であり,紅色にそまるのは塩好性染色といわれる。つまり,核や塩基好性白血球の顆粒は塩基好性染色をうけ,酸好性白血球の顆粒は酸好性染色をうけるといえる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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