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研究
尿タンパク質,糖質試験紙法の検討
著者: 大竹順子1 篠崎和子1
所属機関: 1順天堂大学医学部付属医院中央検査室
ページ範囲:P.73 - P.75
文献購入ページに移動はじめに
尿定性試験紙法は特に場所も設備も要せず,誰にも簡単にでき,半定量的な判定もできるところから一般検査の能率化には欠かせないものとなりつつある。しかしその使用方法については検査方法が簡単であるだけに,しばしば注意されている使用上の問題があり,従来の検査法と同様にその成績を評価することはできないように思われる。私たちは試験紙法を現在日常検査の多数の検体に使用しており,二,三の試験紙について成績の信頼性,保存上の問題などを従来の方法と比較検討したのでその結果を報告する。
尿定性試験紙法は特に場所も設備も要せず,誰にも簡単にでき,半定量的な判定もできるところから一般検査の能率化には欠かせないものとなりつつある。しかしその使用方法については検査方法が簡単であるだけに,しばしば注意されている使用上の問題があり,従来の検査法と同様にその成績を評価することはできないように思われる。私たちは試験紙法を現在日常検査の多数の検体に使用しており,二,三の試験紙について成績の信頼性,保存上の問題などを従来の方法と比較検討したのでその結果を報告する。
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