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文献詳細

雑誌文献

臨床検査8巻11号

1964年11月発行

文献概要

講座 検査技術者のための臨床病理学講座6

血液凝固検査を必要とする病気(その1)

著者: 河合忠12

所属機関: 1中央鉄道病院臨床検査科 2順天堂大学医学部臨床病理学教室

ページ範囲:P.924 - P.927

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 血液凝固検査は血漿プロトロンビン時間が肝機能検査としても用いられる他,通常出血傾向を示す患者にその原因をさがすために用いられる。以下,本文は出血傾向を示す諸疾患における検査の進め方の概略を述べ,代表的な病気の臨床像を記し,多少とりつきにくいと思われている血液凝固検査に興味をもっていただくことを目的とした。しかし,これらの病気は頻度としてはまれな部類に属し,常にすべての検査ができるように技術員の訓練も含めて検査室を整えることは容易なことではない。しかし一通り知識として心得ておくことはあってもよいと思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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