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研究
C反応蛋白の直接法と毛細管法の比較検討
著者: 塩田敏雄1 片岡佐智子1
所属機関: 1高知社会保険病院中央検査室
ページ範囲:P.1024 - P.1026
文献購入ページに移動はじめに
最近各種炎症疾患や組織崩壊疾患検索の目的でC反応蛋白検査が増加している。われわれが調査した本県30病院の結果でも月間1,000件の検査が実施されており,検査室での重要な検査の一つであることはいうまでもない。周知のごとく毛細管法によるCRP検査の術式は比較的簡単であるが最終判定には24時間を要するがハイランド社製CRテストを使用すれば2〜3分後に判定できる便利さがある。今回われわれは両法を比較検討する機会を得,また本県におけるC反応蛋白検査の実施状況をまとめたので,あわせて知見を述べたい。検査法については各社使用説明書によった。
最近各種炎症疾患や組織崩壊疾患検索の目的でC反応蛋白検査が増加している。われわれが調査した本県30病院の結果でも月間1,000件の検査が実施されており,検査室での重要な検査の一つであることはいうまでもない。周知のごとく毛細管法によるCRP検査の術式は比較的簡単であるが最終判定には24時間を要するがハイランド社製CRテストを使用すれば2〜3分後に判定できる便利さがある。今回われわれは両法を比較検討する機会を得,また本県におけるC反応蛋白検査の実施状況をまとめたので,あわせて知見を述べたい。検査法については各社使用説明書によった。
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