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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査8巻6号

1964年06月発行

雑誌目次

グラフ

新潟大学病院中央臨床検査部

屋形 稔

pp.429-432

 昭和37年4月,病院外来棟に平行して走る東病棟が新築され,これを直角に結ぶ中央検査棟3階建ても新築または改装をみて中央臨床検査部が正式に発足した。それ以前約3年間は準備時代で各科研究室に寄生していたが,ここで助教授1,助手2の席も文部省公認となり,現在では技術員33名,事務員2名で構成されるまでに成長した。しかし大半の検査室が兼任教官の監督下に在り,専任教官の増員が焦眉の問題であり,技術員数も西病棟の新築を控えて伸びてゆく検査件数にはとても追いつかなくなって来た。

 検査室は図の如く26室より成り,室内総面積280坪である。現在のところ,臨床化学,臨床血液,臨床生理(脳波,筋電図,心電図,基礎代謝,呼吸機能),臨床細菌,臨床血清,病理組織,一般検査の7部門から成っており,月間取扱総件数は約25,000件である。

乳酸脱水素酵素のIsozymogramの作り方

斉藤 正行 , 鈴木 惠美子 , 山火 有子

pp.433-436

アイソザイムの用現はこれまでの比較的非特異的な酵素活性測定を,Chemical Biopsyといわれるほどまでにその流れの源泉の探究という質的な面へと押し進めた。臨床検査室においても今後取り組まねばならぬ課題の一つとなろう

技術解説

トロンボテスト

勝見 乙平

pp.437-441

はじめに—抗凝血薬療法について

 抗凝血薬療法とは,血栓症あるいは心筋梗塞症等におけるがごとく血管が閉塞したために,その生理機構に支障を来している患者の血液凝固能を薬物によって人工的に低下せしめて血管閉塞の増悪を防止し,一方その生体の線維素溶解能によって閉塞した血管の再開を期待し,以って原病を治癒に導びかんとする方法である。短期間の抗凝血薬療法はすでに十数年前から施行されており,現在ではその方法も相当に確立されて来ているが,長期間にわたる抗凝血薬療法は1957年ごろから試みられ始めた方法で,そのコントロールの方法および治療域(出血症状を生ずることもなく安全に,しかも長期間にわたって原病の再発を免がれるためにはどの程度まで患者の血液凝固能を低下せしめればよいかという範囲)に関してはなお多くの問題が残っている。現在,抗凝血薬療法施行に際して患者の凝固能を把握するために用いられている方法は全血凝固時間(Lee-white法,特にヘパリン使用時に適応),プロトロンビン時間(Quick法),プロトロンビン—プロコンバーチン試験(Owren法),トロンボプラスチン—スクリーニング試験(Hicks-Pitney法およびその変法),トロンボテスト(Owren法)等であるが,今回はそれらのうち,トロンボテストについて述べたい。

血清中乳酸脱水素酵素(LDH)の測定とその意義(2)

春日 誠次

pp.442-447

血清LDH活性度の上昇

 血清LDH活性度は悪性腫瘍患者で上昇するというHillの報告以来,GOT・GPTとともに数多くの研究がなされ,悪性腫瘍ことに癌のみでなく,白血病,肝炎,心筋梗塞等の心疾患,悪性貧血,溶血性貧血等で上昇することが知られている。

 しかし,これらの疾病の診断でLDH測定が他の診断的方法にくらべて特に優先する,すなわちこのLDH測定のみで診断が確定するというようなものではなくて,経過,とくに治療効果の観察あるいは鑑別診断としての意味が見出されている。たとえば癌では,その陽性率はその時期,あるいは癌の種類によってまちまちで,LDH正常であっても癌ではないとの保証は得られない。しかし,ある時期に上昇がみられた例でのその経過に伴っての消長には,臨床的に意味があるとしている考えが多い。また,白血病についても同様である。ただ白血病については,骨髄性のものとリンパ性のものとの間にはその陽性率が異なるという2)。血清LDH活性度の測定を確定したWróbl-ewski & LaDue3)はその論文中で急性心筋梗塞の例の経過を追って観察し,発作後数時間ないし10時間程度で上昇し始め,1〜3日で最も高くなり,このときには正常の10倍にも及ぶものがあり,ついで5〜6日で正常にもどることを報告している。また予後についても,その心筋壊死の程度についても関連性があるものとされている。

糞便中原虫・血液原虫の検査法

シュートンサック マーク

pp.448-454

はじめに

 血液原虫と糞便内原虫の検査法について何か書くようにと指名されたので,どういう因縁でそういうことになったのかと考えて見たのです。そして思い当ったのは,私が10年以上の長い間,米軍病院の検査室で技術顧問と細菌と寄生虫検査を受持っていた間に原虫類の検出と鑑別を容易にするため種々工夫改良を試み,そのため非常に安心して正確な検査が遂行できるようになったのでした。そこで,いつかその方法等を発表せねばと思っていたのですが,発表不精になったものか,今までその発表を怠っていたことは申訳けないとは思っていたわけです。今回ちょうど良い機会なので本誌上にこれを発表して同じ問題に取り組んで行かれる方々のいささかの御参考になればよいと思い,一般成書には記載のないこれら検査方法,注意点等を誌面の許す範囲でなるべく詳述しようと筆を執る次第です。

セルローズアセテート膜による血清タンパク質電気泳動法の検討

小沼 正哉 , 真砂 佳子

pp.455-460

はじめに

 血清タンパク質の変動は種々の疾患に関連があることは周知であるが,各種血清タンパク質の定量分析を実施することは容易でなかった。1900年ごろHardyがタンパク質の泳動現象に着目。1937年Tiselius1)がその泳動現象を自由溶液中でとらえ,血清タンパクの分析法に飛躍的な改良を加えた装置を発表し注目をあびた。しかし操作に難があり,研究室外の一般臨床機関で採用することは困難であった。

 その後濾紙上を泳動せるタンパク質に色素を結合させ分離定量を行なう濾紙電気泳動法が行なわれるようになった。これはTiseliusの電気泳動法に比し検体が少量でよく,操作が比較的簡単などの特徴があるが,泳動に比較的長時間を必要とし,集団的処理が困難なことから,健康管理などのごとき多人数の集団を対象に実施することはほとんど考慮されていなかった。しかしてKohn2)3)により開発されたセルローズアセテート膜を支持体とする電気泳動法は,春日ら4),小川5)6),島尾7)により検討報告されたごとく,従来の濾紙による電気泳動法と比べ,検体や色素の吸着が少なく,分離が明確であり,かつ泳動時間が短く,必要面積が少なくて済むということで,多検体の処理がきわめて容易となった。ために今後はセルローズアセテート膜が濾紙にかわって広く採用されることとなろう。そこで健康管理などの集団的利用に先立ち,この方法の種々なる問題点を検討してみたので報告する。

私の工夫

アルデヒド試薬作成法

田代 安司 , 中田 昇平

pp.447

 尿ウロビリノーゲン判定用のエールリッヒアルデヒド試薬を作る際,パラジメチルアミノベンズアルデヒド末(略P—アルデヒド末)が乳鉢中で塩酸に溶けにくく,酸がとんだり溶解時間がかかったりするので,われわれは次のごとく簡易に作成している。

 100ml試薬ビン中にP—アルデヒド末2gとクロロホルム2mlを加え(2:2の割に溶けやすい),振って溶かし濃塩酸50mlを入れ駒込ピペットで20回ぐらい出入させるとP—アルデヒドが塩酸中に出る。50mlの蒸留水を加え混和して使用する。

市販のイオン交換樹脂による純水装置の改良

丹羽 陽典

pp.460

 私どもの水道水は立地条件上,非常に水が悪く,あるときはクロール臭く,また雪どけ,雨上り,強風後にはいつも水が濁り,ピペット等を洗浄しても,泥が入り込むしまつ。このようなわけで,試薬瓶,その他の器具類を,再度イオン交換樹脂を通した純水で洗い濯ぐといったクリーニングをするには,大量の純水が必要になりますが,現在市販されている「イオン交換樹脂,ピューリック」では,図1のように1個から数十リットル〜100lの純水が得られます。しかし,これを使用して10lの純水を得るには数時間かかり,また,少人数の検査室では時間の浪費です。そこで私は,手間を取らず,簡単に短時間で純水を採取することができるように工夫し,現在使用しております。以下その方法を御紹介します。

講座 検査技術者のための臨床病理学・1

検尿とその臨床(その1)

林 康之

pp.461-464

まえおき

 本文の目的は,臨床検査室で日常行なわれている諸検査がどのように実際の臨床面で応用され七いるかということを平易に解説し,病名とか病像についてある程度の知識を得ていただくことである。

 検査業務はもともと医師の業務から分れたもので,医師は患者を通じて検査に興味を持ち進んで検査を行なうことができる。技術員の場合患者を見ないけれども,病気についてある程度の知識があれば,検査そのものに興味を持つことができ,また能率的な検査もでき,医師との連絡にも非常にプラスするところがあろう。

新しい検査法

血漿セルロプラズミンの簡易検査法—Wilson病の早期診断への応用

河合 忠 , 田村 節子 , 石川 聡子

pp.465-467

はじめに

 Wilson病は1912年に初めてWilson1)によって報告され,1913年Rumpel2)はWilson病の患者の組織中に銅が増加していることを報告した。以後長い間原因不明のまま,まれな疾患とされて来た。しかるに,Scheinbergand Gitlin3)によってセルロプラズミン(Ceruloplasmin)の欠乏が指摘されてより急速にその病因が解明された。すなわち,劣性遺伝により家族的に見られる血漿タンパク質の一つであるセルロプラズミンの欠乏によって銅代謝の異常を来たし,組織特に肝臓,脳などに銅沈着を起こす4)。このようにセルロプラズミンの測定の役割は重要となり,Wilson病の頻度は従来に比して著しく増加している5)

 セルロプラズミンの測定法は大きく分類して次の3つである4)

座談会

検査室と事務器

樫田 良精 , 松村 義寛 , 松橋 直 , 高橋 昭三 , 野中 貞亮 , 中根 英司 , 関 昌

pp.476-485

 樫田 今日は検査室と事務器械というテーマで,いろいろお話してただきたいと思います。現在検査室では,毎日たくさんの検査をできるだけ能率的に,しかも正確に処理しなければなりませんが,また検査にともなう伝票類をうまく運ぶとか,あるいは検査のデータをうまく整理して統計をとるとかいうような仕事もあります。病院の中に一つの新しい機構として生まれた中央検査室ができるだけ能率的な仕事をしているのに比べて,病院全般の事務機構は割合に旧態依然たるところが多いようです。一般の会社などでは,技術革新に伴う事務の能率化ということが,相当に促進されていると思いますが,今の日本の医療施設というものは,大部分が国民皆保険制度にともなう煩雑な書類行政におしまくられて,事務能率化が阻止されていると思います。いちいち何のために治療したのか,何のためにそういう検査をしたという理由のついた申請書をそういう書類審査する機関に毎日出さなければ経理ができないという仕組みになっておりますので,事務機構そのものは,非常に近代化しにくい状態になって来ている。その結果病院の一部はどんどん近代化されているのにもかかわらず,事務的なものはあまり進歩していないのです。せめて検査室の中だけでも技術面ではどんどん進歩しておりますので,それに関連した事務器とか,あるいは事務的システムを,いろいろお話しいただいて,最小限取り入れられるものは取り入れるようにしていきたいというのが,この座談会の主なねらいでございます。

 大へん理解しにくいような前置きになりましたが,病院の中で利用できそうな事務器,これは非常に広い意味にも,また狭い意味にも解釈されると思いますけれども最初に野中さんに,事務器というものはどういうものかというような概説を簡単にしていただいて,その中で病院,あるいは医療関係で,少しでも利用できるものはどの程度かという話をしていただきたいと思います。

英会話

Laboratory English—No.1

河合 忠 , 河合 式子

pp.486-487

 今月から英会話のページを設けました。別にオリンピックの年だからというわけではありません。そろそろわが国の技師学校からも定期的に米国へ留学生を派遣するコースが開かれるようにも聞いております。Miss Yamadaは留学生です。これから彼女とともにJ.M.病院臨床検査部の日常活動のさなかへ入って行きましょう。会話の内容はおいおい技術的なことに立ち入っていくはずです。J.M.病院とは河合先生御夫妻の留学されたフロリダ州マイアミのJackson Memorial Hospitalと御承知おき下さい。

綜説

α-ジケトン型試薬による尿素およびその誘導体の定量法

菅沼 義夫 , 南原 利夫

pp.488-492

1.はじめに

 尿素およびその誘導体がタンパク質の代謝と密接な関係にある含窒素化合物であることはいうまでもない。これらは臨床上きわめて重要な要素として,現在まで幾多の測定法が発表されてきたが,一般に比色定量法は簡易迅速で,数多い検体の処理を必要とする臨床検査に適していると考えられる。なかでもα-ジケトン型試薬を用いる比色定量法は普遍的な方法としてさまざまな改良法が報告されてきた。臨床分析化学も近年一段と重要性を増し,わが国での研究もようやく活発化しているおりから,ここにα-ジケトン型試薬による尿素およびその誘導体の定量法の概要をまとめて各位の参考に供したい。

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

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60巻10号(2016年10月発行)

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今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

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今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

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今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

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今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

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今月の特集2 smartに実践する検体採取

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今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

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今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

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今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

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今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

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59巻7号(2015年7月発行)

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今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

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今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

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今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

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今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
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今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

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今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

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今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

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今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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