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研究
コレステロール定量用濃硫酸使用による血清総コレステロールの定量
著者: 樋口かをる1 下沢三千代1 那須倫子1 中村正登1 永井諄爾1
所属機関: 1九州大学医学部付属病院中央検査部
ページ範囲:P.568 - P.570
文献購入ページに移動また古くはKiliani4)微量の塩化第二鉄と濃硫酸とによってコレステロールが赤紫色に発色することを観察していたが,1957年Zak5)とHenly6)とはそれぞれこの呈色反応を血清コレステロールの定量に応用し,その呈色が安定であるため,わが国ではいわゆるZak-Henly法あるいはその変法として,現在臨床検査に広く採用されている7)。
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