icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査9巻11号

1965年11月発行

文献概要

カラーグラフ

細胞診における悪性細胞の基本形

著者: 高橋正宜1 浦部幹雄1 小林仁子1 稲田次郎1

所属機関: 1中央鉄道病院臨床検査科

ページ範囲:P.950 - P.951

文献購入ページに移動
 悪性の標本を手にするとき注意すると,悪性細胞の形状の種々あることに気づかれる。同一スライド中の悪性細胞の形態はほぼ均一であるが,多様性を伴うこともある。パパニコロの診断区分に留らず,ばらばらになった時計の部品を組み立てるように個々の悪性細胞を集約する試みがCytogram作製の本質である。その結果,組織型への接近をはかることができる。そのためには個々の異型細胞,悪性細胞すべての形態の把握が必要であるが,今回は悪性細胞の基本形のみ図示する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?