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文献詳細

雑誌文献

臨床検査9巻12号

1965年12月発行

特集 日常検査法の基礎知識と実技

基礎技術

pHの意義,簡単な測定法

著者: 丹羽正治1

所属機関: 1国立小児病院検査科

ページ範囲:P.1066 - P.1070

文献概要

I.水素イオン濃度とpH
1.水素イオン濃度
 水溶液の酸性,アルカリ性の程度は,その中に含まれている水素イオンHや水酸イオンOHの量によってきまり,Hイオンが多いほど酸性が強く,またOHイオンが多いほどアルカリ性が強いことはよく知られている。
たとえば,0.1NHCl (3.65g/l溶液)では,ほとんど電離しているためHCl⇄H+Cl

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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