文献詳細
特集 日常検査法の基礎知識と実技
基礎技術
文献概要
I.水素イオン濃度とpH
1.水素イオン濃度
水溶液の酸性,アルカリ性の程度は,その中に含まれている水素イオンH+や水酸イオンOH—の量によってきまり,H+イオンが多いほど酸性が強く,またOH—イオンが多いほどアルカリ性が強いことはよく知られている。
たとえば,0.1NHCl (3.65g/l溶液)では,ほとんど電離しているためHCl⇄H++Cl—
1.水素イオン濃度
水溶液の酸性,アルカリ性の程度は,その中に含まれている水素イオンH+や水酸イオンOH—の量によってきまり,H+イオンが多いほど酸性が強く,またOH—イオンが多いほどアルカリ性が強いことはよく知られている。
たとえば,0.1NHCl (3.65g/l溶液)では,ほとんど電離しているためHCl⇄H++Cl—
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