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文献詳細

雑誌文献

臨床検査9巻12号

1965年12月発行

文献概要

特集 日常検査法の基礎知識と実技 基礎技術

感染材料のあつかい方,保存

著者: 井上恵美子1

所属機関: 1シオノギ臨床検査室

ページ範囲:P.1086 - P.1090

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はじめに
 医師は病気を一刻も早く診断して正しい治療,予防をはじめ,またその治療が適切であるかどうかをできるだけ正確に判断しようとして最大の努力をはらっている。臨床検査は正しい診断と治療経過にはなくてはならないもので正しい検査成績を出すにはなんといっても速やかに検体が検査室に届けられることが大切である。しかし検査室以前の問題,すなわちはたして適切な材料が採取され提出されたかが最も大切なことになってくる。医師,運搬者,検査員(容器,培地を含めて)が一体になってこそ正しい検査成績が得られるわけである。以下感染症の材料のあつかい方,保存についてのべる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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