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文献詳細

雑誌文献

臨床検査9巻12号

1965年12月発行

文献概要

特集 日常検査法の基礎知識と実技 病理学

染色

著者: 馬杉洋三1

所属機関: 1日本医科大学病理学教室

ページ範囲:P.1159 - P.1163

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緒言
 臨床検査一般の業務の場合と同じく組織切片染色の上達法も幾百の理論を知るよりもまず慣れることである。一般的にいって染色とは各種色素に対する組織あるいは細胞構成成分の物理化学的親和性の差を利用して組織切片を異なった色で染めわけ顕微鏡的観察に便ならしめたものである。その際の検鏡の目的に応じて各種の染色法およびその変法が考察されておりその理論および実際はどのような染色の成書にもくわしく述べられている。それゆえここではそのうち最少限に代表的なもののみを取りあげその概略と実施上の要点注意を記すつもりてある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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