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文献詳細

雑誌文献

臨床検査9巻12号

1965年12月発行

文献概要

特集 日常検査法の基礎知識と実技 血液学

血液凝固に関する検査法

著者: 藤巻道男1

所属機関: 1東京医科大学臨床病理学教室

ページ範囲:P.1196 - P.1204

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I.総論
 血液凝固に関する検査は,出血性素因の診断と,その治療効果を知るために必要である。血液の凝固検査を行なう場合に,1)凝血機序の知識2)検査法の意義および,3)正確な測定手技によって施行されなければならない。得られた検査成績により複雑な凝血過程のどこの部分に障害があるかを知ることができる。
 血液凝固論は,古くMorawitz (1904)が古典的学説を提唱して以来,多数の因子が証明され今日にいたっている。検査にたずさわる方々に理解されやすいように説明する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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