文献詳細
文献概要
特集 日常検査法の基礎知識と実技 血清学
補体のあつかい方
著者: 堀越晃1
所属機関: 1東京大学病院中央検査部
ページ範囲:P.1223 - P.1225
文献購入ページに移動はじめに
補体は主に補体結合反応や溶菌反応などに用いられているが,その性質はきわめて複雑であり,あつかい方を充分に心得ていなければ,よい検査結果は得られない。
補体結合反応では,補体単位のとり方が検査結果に最も影響するので正しい補体価の測定をすることが大切である。ここでは梅毒補体結合反応である緒方法を中心に,補体についての実際的な取扱い方をのべてみよう。
補体は主に補体結合反応や溶菌反応などに用いられているが,その性質はきわめて複雑であり,あつかい方を充分に心得ていなければ,よい検査結果は得られない。
補体結合反応では,補体単位のとり方が検査結果に最も影響するので正しい補体価の測定をすることが大切である。ここでは梅毒補体結合反応である緒方法を中心に,補体についての実際的な取扱い方をのべてみよう。
掲載誌情報