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特集 日常検査法の基礎知識と実技 臨床化学
臨床化学検査法概論
著者: 松村義寛1
所属機関: 1東京女子医科大学生化学教室
ページ範囲:P.1267 - P.1270
文献購入ページに移動はじめに
個々の患者についての病状を正しく把握し妥当な診断を下し,的確な治療をほどこすのが担当医師の責務である。病状を正しく把握するためには医師の経験,学識が重要であることはいうまでもないことであるが,さらに病状の客観的認識,客観的表現も要求せられるものである。
患者の状態を客観的に認識する手段を臨床検査とよび,その方法が臨床検査法であって検査方法が立脚する科学の分野にしたがって検査方法も分化し分類せられている。
個々の患者についての病状を正しく把握し妥当な診断を下し,的確な治療をほどこすのが担当医師の責務である。病状を正しく把握するためには医師の経験,学識が重要であることはいうまでもないことであるが,さらに病状の客観的認識,客観的表現も要求せられるものである。
患者の状態を客観的に認識する手段を臨床検査とよび,その方法が臨床検査法であって検査方法が立脚する科学の分野にしたがって検査方法も分化し分類せられている。
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