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文献詳細

雑誌文献

臨床検査9巻12号

1965年12月発行

文献概要

特集 日常検査法の基礎知識と実技 臨床化学

容量分析法

著者: 高木康史1

所属機関: 1京都大学病院中央検査部

ページ範囲:P.1289 - P.1293

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I.定義と用語
 容量分析法とは定量せんとする成分と定量的に反応する濃度既知の試薬溶液の体積を測り,この体積から求める成分の含量を算出する方法をいう。重量をはかることが主な操作であるとき重量分析法というのに対比して体積(容量ともいう)を測ることが主な操作であるとき容量分析法といい,体積分析法とはいわないならわしである。
たとえば次の化学方程式において,AgNO3+HCl=AgCl+HNO3

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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