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文献詳細

雑誌文献

臨床検査9巻12号

1965年12月発行

文献概要

特集 日常検査法の基礎知識と実技 臨床化学

酵素定量法

著者: 青島雄吾1

所属機関: 1国立東京第一病院生化学

ページ範囲:P.1309 - P.1316

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はじめに
 生体は酵素のかたまりであり,生命現象の特徴の一つはその特異的な酵素系の働きにあるともいえよう。
 患者の病状を的確につかむということは,その患者体内の酵素系の機能変化を的確につかむということである。患者が今,病気であるということは,患者の中で異った代謝が行なわれているということであり,お互いに姿,かたちが異っていても,行なわれている代謝が正常範囲なら病気ではない。髪の色が赤いとか,皮膚が黒いとか,背が低いだけでは病気とはいえない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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