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研究
トロンボテスト測定法の検討
著者: 菅沼清1 板野肇子1
所属機関: 1関東逓信病院臨床検査科
ページ範囲:P.159 - P.160
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抗凝固剤療法の調整法として新しく登場してきたトロンボテストは,四つの凝固因子,即ち,第Ⅱ,第Ⅶ,第Ⅸ,第Ⅹ因子の活性を同時に測定するものであるが,最近は肝機能検査の一部としても応用されつつある。われわれは従来の試験管内測定法に比し試薬,検体を減量し手技,判定の容易な,ビニール膜上で行なう微量法を採用しかなり良い成績をおさめたので報告する。
抗凝固剤療法の調整法として新しく登場してきたトロンボテストは,四つの凝固因子,即ち,第Ⅱ,第Ⅶ,第Ⅸ,第Ⅹ因子の活性を同時に測定するものであるが,最近は肝機能検査の一部としても応用されつつある。われわれは従来の試験管内測定法に比し試薬,検体を減量し手技,判定の容易な,ビニール膜上で行なう微量法を採用しかなり良い成績をおさめたので報告する。
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